2015年」カテゴリーアーカイブ

2015年の例会記録です。

飯田橋トーストマスターズクラブ第194回例会(12/19)

1219日土曜日、第194回例会が開催されました。

今夜はクリスマス例会。
いつもの会場もクリスマスの飾り付けとクリスマスソングで華やかなムードです。

 今夜のトーストマスターは、A野さん。
サンタの赤い帽子をかぶり、ここ一番の盛り上がり(^^)v 

例会冒頭で発表される今夜の言葉の担当はK島さん。今回は、「今年」又は「来年」をスピーチの中で使おうという年末にふさわしい選択でした。 

準備スピーチは2本(いつも4本です。)

まず1人目は、2回目のスピーチとなるC道さん。
タイトルは「ある日本史の体験」。藤原の姓を巡るあれこれについて、今回の目標である序論、本論、結論から成るスピーチの構成の基本に沿った内容でした。

2人目は、ベテランのS木さん。
上級マニュアル「情報を伝えるスピーチ」から、タイトルは「足は語る」。リフレクソロジー業界(足裏マッサージ)に通じた現状報告スピーチに加え、質疑もあり、とても分かりやすい内容でした。

 出されるお題に対して即興でスピーチを行うテーブルトピックのセッション。
今夜はクリスマス・スペシャルで、担当は、N江さん。テーマは、「私があなたのサンタです」。私からあなたへ、あなたからあの人へと事前に贈り先を決めて、その人にふさわしいプレゼントを選び、贈られた人が、なぜ、そのプレゼントが選ばれたかについて、PREP法でまとめるという難易度の高いテーブルトピックスピーチでした。意外なプレゼント、意外な理由が披露され、会場はどっと沸いていました。 

最後は、トーストマスターズならでは論評のセッションです。
トーストマスターズには、先生がいません。お互いにスピーチの良かった点、こうすれば、もっと良くなるよという点について、フィードバックしていきます。フィードバックするのも難しいのですが、自分のスピーチ力を高めることができる貴重な経験にもなります。

まだトーストマスターズに参加したことのない方。
まずは、見に来てください。
遊びにきてください。
東京で一番元気で、一番楽しい、
飯田橋トーストマスターズクラブはあなたをお待ちしています。

飯田橋トーストマスターズクラブ第193回例会(12/5)

ついに今年も師走に入り残すところあと少し。

12月5日土曜日、第193回例会が開催されました。

今夜のトーストマスターは、総合司会はじめての担当、E田さん。
黒板にスピーカーや論評者の名前を事前に書き入れ、例会をスムースに
進行させるための心配りが素晴らしいです。

例会冒頭で発表される今夜の言葉。今回は、最上の、という意味を持つ「この上なく」でした。日常ではあまり使うことのない言葉をピックアップして例会中に使用、話し言葉の語彙を増やそうというのが「今夜の言葉」のテーマです。

続いて、最初のセッション、準備スピーチ。アイスブレーカー(入会してはじめての方が挑戦するプロジェクト)2本を含めた、合計5本と、盛りだくさんの内容です。

まず1人目は、W田さん。

タイトルは「一勝一敗一分」。

これまでのご自身の人生の節目を一勝一敗一分と表現、勝ち越しを目指して、新たな分野であるコミュニケーションにチャレンジしようとしているW田さん。オリジナリティあふれるストーリーづくりと歯切れのよい語り口が印象的でした。

2人目は、K田さん。

タイトルは「前を向いて生きていく」。

リーマン・ショック時に受けた強烈な体験談を起点に、話はコミュニケーションを通じて、ご自身が描く将来を力強く語るK田さん。冒頭では関西人ならではの?!ユーモアあふれるオープニングで、聴衆をひきつけることに成功していました。

3人目は、K子さん。

タイトルは「瀬上に乗る巨人の肩に立つ・・・」。

ミステリアスなタイトルから、話は人類の発展には無くてはならない貴重な役割を果たした動物「◯◯◯」の話へ。あまり語られることのない人類の歴史の一面をうまく描かれ、最後まで興味深く聴くことができました。

4人目は、Y口さん。

タイトルは「血沸き肉踊る遊び」。

遊ぶ人、という意味の「ホモ・ルーデンス」。遊びこそが私たちが生きていくなかでもっとも重要な要素であるという社会学者の言葉を引用しながら、人生のなかでの「遊び」の重要性、そしてご自身がいま夢中になっているサバイバルゲームという遊びについて、夢中に語る姿に惹きつけられました。

5人目は、Y林さん。

タイトルは「添加物を避けて健康第一」。

プロジェクトにあわせて、豊富な資料をもとにご自身が気をつけている食生活についての話を図説を用いてわかりやすく説明するW林さん。

結論として、1)添加物の少ない商品を選ぶ、2)ネットを活用する、という具体的かつ、実践しやすい行動を促すスピーチは非常に実用できて、プロジェクトの目的に合致した素晴らしい内容でした。

ーーー

休憩をはさんだあと、出されるお題に対して即興でスピーチを行うテーブルトピックのセッション。
今夜のテーブルトピックマスターは、T田さんです。
さきほどまでの準備スピーチの話題を取り入れ、それぞれの内容にちなんだお題、そして今夜の言葉を取り入れたトピックを出題していく手腕はさすがベテランの風格です。

そして即興スピーチを指名されたみなさんも、質問をうまく交わす人、以外な一面を見せる人、その人ならではのトピックに持っていく人、個々人の個性をうまく発揮した楽しい即興スピーチを披露されていました。

最後に、論評のセッションです。それぞれの準備スピーカーに対して、建設的なフィードバックを行う論評の時間。今回は、スピーカーのレベルが高いと自然と論評者の要求も高くなっていくな、、という感想を受けました。

ただただスピーカーを褒めるだけではなく、次のスピーチにつなげるための提案を多く盛り込んだ皆さんの論評はスピーカーのみならず聴いている聴衆にも大変勉強になるものでした。

。。。ということで、いよいよ次回は12/19日、今年最後の例会!です。

現在、有志のみなさんがクリスマス例会を企画中!まだトーストマスターズに参加したことのないはじめての方もどなたでも見学可能ですので、ご興味をお持ちの方はぜひ、例会に遊びにきてくださいね!

飯田橋トーストマスターズクラブ第191回例会(11/7)

まずはO羽さんの入会式。
また飯田橋に新しい仲間が増えました!これからよろしくお願いします。

TMOEは初挑戦のY口さん
いつもコミカルなキャラクターとユーモアで例会を盛り上げてくれるY口さん。
今日は、いつも以上に落ち着きがあります。

ヘルパーの役割説明をおえて準備スピーチの部に入ります。

 Y林さん。
「無理に変わらなくてもあなたのそのままの才能をいかせばいいさ」という独自のメッセージがこもった不思議なスピーチでした。
A野さん
最近家を買われたという事で、部屋の間取りや家具の買い方、そしてその配置にいたるまで楽しくお話してくれました。

N江さん
「ONE FOR ALL ALL FOR ONE!」というキャッチーなメッセージが心に響くN江さんらしいスピーチでした。

 K上さん
笑いヨガをテーマにしたスピーチ、実際に笑いヨガを皆で実践してみて、会場全体を笑いあふれる楽しい空気に包んでくれました!

S井さん
飛行機での旅行の時に役立つTIPSを教えてくれるスピーチでした。

ベストスピーチK上さんでした。
テーブルトピックスの部はT内さんが進行してくれました。
まだ11月も始まったばかりですが、「今年一年を振り返って!」というどこよりも早い振り返りがテーマ。
スピーディーで簡潔。ファシリテーションスキルの光る進行でした。

 論評の部は私、I田が進行しました。

T辺さん
さすが超ベテランTリン。ユーモアを交えつつ、改善点の光る論評でした。

I川さん
今日が初論評です。いつのパワフルなスピーチをするI川さん、論評はスピーチとスタイルを変えて、論理性と誠実さを感じさせるまとまりのある論評でした。

E多さん
いつも愛らしいキャラクターで会場を和ませてくれます。
スピーカーの良かった点を沢山あげていました。

 K塚さん
久しぶりの例会。
スピーカーへの愛情と感情がこもった人情論評でした。

T田さん
導入から改善点、そしてまとめまでとても綺麗なストーリーラインで論評していて、美しさすら感じる論評でした。

そして、時間もオンタイムで教育セッション終了です。

Y口さん、初のTMOEながら楽しいだけでなく見事なタイムコントロールでした。
おつかれさまでした。

飯田橋トーストマスターズクラブ第189回例会(10/17)

10月16日土曜日、第189回例会が開催されました。

総合司会である、今夜のトーストマスターは、T田さん。

シルバーウィークは11連休だったそうで、台湾へ旅行に行ってきたそうです。

そして、台湾にある日本語のトーストマスターズクラブにも参加してきたとのこと。

これも、全世界126ヵ国以上で、30万人以上の会員が活動をしている、
国際的な非営利組織「トーストマスターズ」ならではの楽しみ方ですね。
本日の準備スピーチは、4本でした。

まず1人目は、I藤さん。

タイトルは「ホームラン!」。

トーストマスターズのスピーチを野球になぞらえ、
ホームランのような華のあるスピーチがしたいと、
高らかに宣言をしてくれました。

2人目は、S村さん。

タイトルは「怖いかどうかはあなた次第」。

有名人のガンをきっかけに、ガンに興味を持ったS村さんは、
ガンに関する情報を提供するスピーチを行いました。

3人目は、I田さん。

タイトルは「運命の出会い」。

洋服との運命の出会いについて、
小学生の頃のエピソードを交えながら話してくれました。

4人目は、I川さん。

タイトルは「一輪」。

ある家族の物語を語りながら、
ボディランゲージ豊かにスピーチを行いました。
次は、即興スピーチのテーブルトピックスのセッションです。

スピーチのお題を出すテーブルトピックスマスターは、T田さんで、
「秋」にちなんだお題を出していました。

「◯◯の秋」の中で、「お酒」というテーマを入れていたのは、
T田さんらしさが出ていて、興味深かったです。
最後に、準備スピーチに対して建設的なフィードバックを行う、論評のセッション。

各論評者とも、ご自身の個性を発揮しながら、的確なフィードバックを行っていました。
いよいよ次回は、ハロウィーン合同例会です。

仮装しながら、東京メトロポリタンTMCとの合同例会を開催します。

会員のみなさんの中には、
このハロウィーンの衣装について、かなり前から準備している方も多く、
一体どんな衣装を着てくるのか、本当に楽しみです。

このように、私たちは日々楽しみながら、
スピーチ力やリーダーシップ力を磨いています。

ぜひ、いつでも例会に遊びにきてくださいね。

飯田橋トーストマスターズクラブ第187回例会(9/20)

2015年9月19日シルバーウィーク初日、いつも以上に熱気あふれる第187回通常例会が開催されました。

連休にもかかわらずなんと40人前後が集まっていました!(部屋の温度が違う・・・)
そして、新しく入会されたT道さん、これから一緒に頑張っていきましょう!

今日のTMOEはお笑い好きの気遣い自由人T内さんです。
先日、東京03のライブチケットが取れなかったとのことでしたが、不運にめげずユニークな司会進行をしていきます。

まず、お仕事の都合で抜けてしまった書記担当(クラブの活動記録を残す人)の交代選挙があり、新しくT田さんが書記担当としてサポートしてくれることになりました。(TMCは色んな人の影の努力で快適な活動ができるようになっています。)

~教育セッション~
今夜の言葉は「えも言われぬ」。意味は言葉では言い表せない、という意味です。
日本語はこういう趣のある表現が沢山あるのが素晴らしいですね。

他に、計時係り、集計係り、えーとカウンタ、笑カウンタ、文法係り、記録係りを担当される方の丁寧な役割説明で例会が始まっていきます。

<準備スピーチ>
一人目:I藤さん アイスブレーク(自己紹介)タイトルは「生まれながらの格差」
人は生まれながらみんな育つ環境が違う。小さいころ普通の家庭で育った自分と、上流家庭で育った周りの人との間に生まれたコンプレックス、そして、そのコンプレックスを乗り越え自身の成長へと考え方をシフトしていった経過を表現豊かに話していました。

二人目:Y口さん ボディランゲージ タイトルは「最高の子育て」
今は立派な父親のY口さん、ただ子供が生まれたばかりの頃はそうではなかったよう。子供とのかかわり方に迷っていたとき子育て情報TVを見ながら等身大の子育てをしていった経験を体を使って思い切りスピーチされていました。今や子育て得意パパ!

三人目:Y井さん 抽象的なテーマ タイトルは「格差について考えてみよう」
本日2回目の格差テーマ。こちらの格差は教育格差。日本は先進国の中で格差レベルが一番悪いとのこと。格差の生み出す悪循環とこれからをデータに基づきながらも表現豊かに話されていました。

四人目:T邊さん 個人的な話の話術 タイトルは「妖精王」
自身の身近に妖精王と呼ばれていた人がいた。コミケの常連、妖精王。その半生と自身との関わりをつづりながら、その人から受けた影響をコミカルな表現で話されたT邊さん。
妖精王の人柄がしっかり伝わる素晴らしいスピーチでした。

<テーブルトピックス>
続いて即興スピーチの練習、テーブルトピックス。今日の司会はI川さん。
お題はもし何の制限なく移動することができたら?余命3か月のスピーチの達人なら何を話したいか?などもしもストーリー。
具体的に話すように!とのスパルタ要望に応え当たった人達は必死に話されていました(笑)

<論評>
4人のスピーチに対して、それぞれ、H間さん、K林さん、O宮さん、S川さんが論評しました。初めてスピーチする人への気遣いが光ったH間さん、初論評ながらに繊細な論評を見せたK林さん、表現豊かにスピーカーの良いところを拾い上げたO宮さん、S川さん。
みなさん聞き応えのある論評でした。

~表彰式~
今回のベスト賞は、
ベストスピーチ:T邊さん
ベストテーブルトピック:O原さん
ベスト論評:K林さん
でした!おめでとうございます!!

~クロージング~
論評を終え例会もクロージングに入ります。
今日の例会は40人ほどの大人数にもかかわらず、難なく進めることができました。例会は色々なサポートをしてくれる人で支えられています。その縁の下のサポートを改めて実感した例会でした。

このブログを見てトーストマスターズの活動に興味を持たれた方、自分の考えをしっかり相手に伝えたいと思っている方、一緒に学んでいきませんか?
いつでも見学お待ちしております!

 ■スピーカーと各賞受賞者の皆様

飯田橋トーストマスターズクラブ第186回例会(9/5)

去る九月五日、飯田橋トーストマスターズクラブ第186回例会が開催されました。
その模様を今回総合論評の役割であったS川が報告いたします。
 

この日の司会はI田さん、ユーモアあふれる司会で例会を盛り上げてくれました。例会が始まり、まずは例会のサポートメンバーの紹介と役割説明からをおこいますが、その際も急に苦手なものは何ですかという質問を投げかけ、メンバーを困らせつつも笑いを巻き起こしていました。
 

会場が温まった所で準備スピーチの部に入ります。
 

一人目のスピーカーはY口さん
タイトルは「心を込めて」。
今回二回目のスピーチとなるY口さん。食事をしたときにしっかりとごちそうさまというようにした体験を通して、日頃忘れがちになる人へ感謝の大切さが伝わる、ぬくもりのあるスピーチでした。
 

二人目のスピーカーはK林さん
タイトルは「天職」。
キャリアは偶然で決まる部分が多いが、その偶然にしっかり備えておくことの大事さを伝えました。困難な仕事を経て紆余曲折の上、人事という仕事に就いたK林さん。そのK林さんの真剣な語り口に、自分の仕事について考えさせられました。
 

三人目のスピーカーはS井さん
タイトルは同じく「天職」。S井さんはK林さんのメンターでありそのため意図的に同じタイトルにしてチャレンジしたそうです。
トーストマスターズも仕事もベテランである、S井さん。
今までの自分のキャリアをドラマチックに語り、天職とは何かをK林さんとはまた別の切り口で切り込んで言いました。
 

四人目のスピーカーはK塚さん
タイトルは「補陀落渡海(ふだらくとかい)」。まずタイトルから何が始まるのだろうと聴衆を引き付けました。
平安時代から江戸時代にかけて実際に行われていたという、補陀落渡海という修行の話を語りました。リアリティあふれる描写、主人公であるお坊さんの心の葛藤、そして衝撃の結末と、最初から最後までおどろおどろしく伝えました。
聞き終えた後には、複雑な感情が深い味わいとなって心の中に残る、そんなスピーチだったかと思います。
 

五人目のスピーカーはS村さん
タイトルは「パーティー運営の3ポイント~2015年版~」。
いつも例会、そして懇親会と盛り上げてくれる志村さん。そんな志村さんがパーティーを成功させる秘密を語ってくれました。成功の秘訣として挙げられた秘訣に納得するとともに、S村さんの恐るべき緻密さに、みな感嘆していました。
 

こうして、五人のスピーチが終わり、次は即興スピーチのコーナーに移ります。今日の担当はK上さん。K上さんが本日行われた五つのスピーチに沿った質問をつくり、ランダムで当てられたメンバーがそれに答えました。
 

そして、最後のパート、論評の部に入ります。
五人のスピーチに対して、また五人の論評者がスピーチの良いところ、もっとこうしたらよくなるという部分を語りました。指摘はスピーチの足りなかった部分、表現で工夫できる個所等多岐にわたり、スピーカーでなくても為になる論評だったかと思います。
また、最後に私が全体を通して論評を行いました。
各論評者への論評をまとめ、最期に今回司会のI田さんがしっかりと時間をコントロールされ進行が素晴らしかったことを伝え、このパートを終えました。
 

一通り終わった後は表彰式を行い、今回各パートでベストなスピーチをされた方を
称えました。今回受賞されたのは以下の方たちでした。
・ベスト即興スピーチ賞はT内さん
・ベスト論評賞はS村さん
・ベストスピーチ賞はS井さん
皆で、素晴らしいスピーチを行った三人をたたえました。
 

 

 

 

 

 

■スピーカーと各賞受賞者の皆様

そのようにして、成功のうちに第186回例会は幕をしめました。
 

一通り会が終了した後は、有志で近くのお店で懇親会を行いました。
今回は特別にM苫さんが企画をし、前回の論評コンテストのお疲れ様会ということで、
懇親会ならではの特別なテーブルトピック、コンテストを行ったH間さんをはじめとしたコンテスト実行委員3人の表彰等、楽しく素敵な時間を過ごしました。
 

以上、今回の例会のレポートとなります。
このように、私たちは例会を通してスピーチ能力、リーダーシップ力を高めるべく
楽しく活動しています。
興味を持たれましたら、ぜひ一度見学にいらしてください。
飯田橋トーストマスターズクラブのメンバーみんなでお待ちしています。

飯田橋トーストマスターズクラブ第185回例会(8/29)

(左)テストスピーカーN江さん (真ん中)日本語コンテスタントの皆様 (右)コンテスト委員長H間さん

8月も残すところあとわずか。
夏の暑さも和らぎ、季節は秋に移ろいだすこの日・・・

飯田橋のある一室だけは、異様な熱気に満ち溢れていました。

8月29日(土)、飯田橋トーストマスターズクラブ 秋季論評コンテストが開催されました。

※トーストマスターズでは年に2回、春と秋にコンテストを行い、日本No.1スピーカーを決定します。
春は通常の準備スピーチなのに対し、秋は4種類のカテゴリーをローテーションしていきます。
今年の秋は、ずばり「論評」。

なんと、日本語コンテストへの出場者は14名!
さらに、なんと日本語クラブなのに英語コンテストまでやっちゃいました。出場者は4人!
さらにさらに、当日会場は42名の満員御礼!!
面白いことになりそうです。

論評コンテストでは、1つのスピーチを全員で論評します。
今回のコンテストのテストスピーカーは、飯田橋クラブでも成長著しいN江さん。

スピーチタイトルは「大切な人へのプレゼント」

自分のおじいさんに対してしてしまった「後悔の残る出来事」から、
大切な人には言葉や態度、思い出で「プレゼントをしよう」という、心温まるエピソードをスピーチしてくれました。

そして14人14色、さまざまな論評バトルが繰り広げられました。

■日本語論評コンテスト結果
1位:T田さん
2位:K島さん
3位:Y井さん

(左から)K島さん、T田さん、Y井さん、実行委員長:H間さん

■英語論評コンテスト結果
1位:M苫さん
2位:S井さん

(左から)英語テストスピーカー:E星さん S本さん、M苫さん、S井さん、T邉さん、実行委員長:T内さん

優勝されたT田さん(日本語)、M苫さん(英語)は
9月27日に開催されるエリアコンテストに出場されます。

飯田橋クラブ代表として、がんばってください!

飯田橋トーストマスターズクラブ第184回通常例会(8/15)

こんにちは!飯田橋トーストマスターズクラブです。

お盆休み真っ只中の8月15日(土)、
飯田橋トーストマスターズクラブ第184回通常例会が開催されました。

この日のTMOE(司会)は、飯田橋クラブを支える役員の一人、N江さん。
お仕事が忙しい合間を縫って、しっかりと例会準備を整えてくださいました!
そしてこの日の例会は、別名「論評祭り」
ただの例会とは異なり、論評を強化するための様々な取り組みがありました。

まず、なんとこの日はK島さんによる特別ワークショップが開催されました。
その名もずばり、

「論評コンテストの全国大会で準優勝する方法」!!

トーストマスターズでは、春と秋の年に2回、コンテストを行います。
今年の秋のコンテストは「論評コンテスト」。
講師を務めてくださったK島さんは、前回の論評コンテストで全国大会準優勝されています。

そんなK島さんのノウハウがたっぷり詰まった論評ワークショップ!
コンテストに出る人はもちろん、出ない人にとっても目から鱗のオンパレードでした。
これで今年も、飯田橋クラブから論評コンテストの全国大会で準優勝する人が出ること間違えなしです。

続いて、準備スピーチの部です。
本日のスピーカーは3名。

一人目のスピーカーは、K子さん。
タイトルは「私の臆病奮闘気」
この日、入会して初めてのスピーチにチャレンジされました。
昔から根っからの臆病者、人見知り、何をするにもおっかなびっくりだったというK子さん。
自分の短所である「人前で話す」ことに打ち勝つため、
ここ、飯田橋トーストマスターズクラブに入会した、というお話をしてくださいました。
ご本人は「臆病者」といっていましたが、とても勇気とガッツのある人柄が伝わってきました。

二人目のスピーカーは、S波さん。
タイトルは「コンプレックス」
S波さんも、この日入会後初めてのスピーチにチャンレンジされました。
人前で話すことが苦手でコンプレックスを持っている、というS波さん。
それを克服したいがために、飯田橋トーストマスターズクラブで頑張りたい、というお話をしてくださいました。

三人目のスピーカーは、T田さん。
タイトルは「寡黙な祖父から見えたこと」
T田さんが幼いころ、あまり遊んでもらった記憶がないというおじいさん。
戦争を経験した祖父は、もともと無口だったこともあり、多くを語らなかったそうです。
祖父がなくなったあと、祖父が生前行っていたという写経を見て
彼なりに戦争に想いを馳せていたことに気づかされたT田さん。
今の時代、言葉にすることがコミュニケーションと考えがちですが
言葉にしなくてもコミュニケーションをすることができるのだと、考えを改めたそうです。

その後、論評の部に移ります。

一人目のスピーカー、K子さんの論評はS本さん。
初めてのスピーチの人を応援する、熱い論評でした。

二人目のスピーカー、S波さんへの論評はS井さん。
こちらも初めてのスピーカーの方を応援する、素敵な論評でした。
少し時間が短かったS波さんに「もっとスピーチを聞きたかった」と鼓舞していたところがさすがでした。

三人目のスピーカー、T田さんへの論評者は三名。
一人目はM苫さん。想いを伝えたい!というのが前面に出た力強い論評でした。
二人目はK塚さん。M苫さんとは間逆で、細かいところまでよく見ている繊細な論評でした。
三人目はY井さん。論評なのにスピーチを聞いているような、場の雰囲気作りから入る、うっとりとしたため息の出る論評でした。

この日のベスト論評賞はS本さん。
ベストスピーカーはT田さんでした。

トーストマスターズクラブには先生がいません。
その分、会員が相互に建設的なフィードバックをすることで、ともに成長していく場所です。
その中ではもちろん失敗をすることもありますが、
トーストマスターズクラブは失敗をしても良いところです。
失敗から学び、ともに仲間と成長していく、そんな組織です。

ぜひ、一度ご見学にいらっしゃいませんか?

◆スピーカー、ベストスピーカー、ベスト論評、TMOE

飯田橋トーストマスターズクラブ第183回通常例会(8/1)

81日、猛暑の中、飯田橋TMC 183回例会が行われました。

今夜のTMOEY井さん

夏バテしてもここに来る価値はある、スピーチの意識が変わる、他人の影響を受けて自分が変わったと熱いメッセージからはじまり、夏バテぎみの会員さんに向けてお祭りの掛け声のワッショイで例会のスタートを盛り上げてくれました。

 

準備スピーチは4

最初のスピーチはS井さん 「川の流れのように」

美空ひばりさん「川の流れのように」という曲が計画性がないということで嫌いだったS井さんが、WORKING MOTHERでしごとがやっていけるか不安ということで会社を辞めようとした際、先輩社員さんから、この曲を紹介され、やめるのはいつでもできる、川に流れのようにやっていけば、いいことがあるとアドバイスを頂き、定年まで働き続けたということを、自分のキャリアの話を交えてスピーチしていただきました。

 

2番目のスピーチはW林さん 「副業ビジネスを立ち上げるなら、代理店から始めてみよう」

海外の商品を日本で売り込んでいるW林さん

最初の会社で、パートナーシップを結んで、その会社の製品を売り込みをしていたが、なかなか売れず、パートナーシップを解除されていまいましたが、2社目で1社目の失敗の経験をいかし、商品が売れ始めました。

そこで気づきとして、急には売れないことはじめ時とやめで時がビジネスにはあるといことを話されました。

 

3人目のスピーカーはE多さん 「オーバーリアクション」

海外ドラマや外国に行くとオーバーリアクションがとても多いと思われているが日本人も実は会話のなかで多く使っているそうです。

ただ、外国との違いは、外国は多民族国家が多いので、自分の考えを伝えるために使うこと。

日本の場合は、単一民族国家なので、共感を求めるために使われていると比較されていました。

 

4番目のスピーカーはS木さん 「バラの恩返し」

自宅でバラを栽培しているS木さん。

バラには2万もの種類がある、バラの魅力は色・大きさ、香りと豆知識から始まり、

バラは2600円(苗、鉢、土、石、農薬etc)あれば栽培できる。

置き場所を軒下にする、水やりの際は、葉っぱに水がかからない、剪定は冬に大がかりに行い、また、花が咲いたときに行うとよいなど栽培方法をご紹介いただきました。

また、バラの栽培は大変苦労するが、咲いたときに苦労が報われてことが実感できるとスピーチされました。

 

つづいて、テーブルトピックス(即興スピーチ)

テーブルトピックスマスターをつとめるのは、N江さん

夏にまつわるお題が出され、両親、親戚が原爆を受けた経験や夏は辛い物が食べたいので

カレーの食べ歩きが趣味など夏のエピソードにふさわしい内容でした。

 

論評は

S井さんの論評をK上さん

W林さんの論評をT田さん

E多さんの論評をJ見さん

S木さんお論評をT田さん

それぞれ、スピーチ対して、ここよかった、ここは私だったらこう話すなどみなさん建設的かつスピーカーに対して次のスピーチを期待していますといった論評を行いました。

特に、T田さんは初めての論評にもかかわらず、ベテランさんと引けを取らない論評で会員のみなさんも初めてとは思えないといった感想が相次ぎました。

 

今回は時間管理を意識した例会であったので各役割の説明時には、時間がきたらベルをならして、制限時間を促したりしておりました。

 

また、突然の役割のキャンセルがありましたが、TMOEY井さんはじめ、会員さんの機転や協力もあり無事に例会を進めることができました。

さすが、飯田橋メンバーだと思う瞬間でした。

 

飯田橋TMCは質の高い例会をモットーにしており、スピーチや論評、リーダーシップも参加するだけ、また役割をするだけでも多くの学びを得ることができます。

特に論評の質は、全国にもいろいろトーストマスターズクラブはありますが、最上級のものが学べます。

詳しくは例会にお越しください、きっと楽しいかつ充実した学びを持ち帰ることができます。

(文責:S村)

飯田橋トーストマスターズクラブ第182回通常例会(7/18)

第182回飯田橋トーストマスターズクラブ通常例会 (2015年7月18日開催)

新年度に入り第2回目の例会は引き締まったムードで始まりました。
司会は、ベテランのT田さんです。例会が成功するかどうかの鍵は準備が大切といわれていますが、準備8割、当日2割の言葉どおり、事前準備がすばらしく、できる限りの準備をされていました。

例会前の準備では、メールの数は少なく、端的でポイントを抑えた文章で連絡を行い、
新入会員にも分かりやすい内容でした。トーストマスターズ活動では、このようにリーダーシップを学ぶこともできる事が強みです。実践でも使える指導力の高さを感じました。

さて、実際の例会では、時間の管理が予定通りで、タイムオーバーは総合論評だけでした。司会者の場を読む力も素晴らしく、的確にアドバイスを与えて例会を進行されました。
5本のスピーチをこなして、入会式も行われた例会としては完璧な段取りでした。

スピーカーをご紹介するときに事前にお尋ねした質問は、「最近トーストマスターズ活動をしていて良かったと思うことは何ですか?」という内容でした。

下記、サポーターの皆様の様子もご紹介します。
*今夜の言葉はW林さん。
例会前にボードに言葉を書いたのですが、消してから、例会の中で紹介しました。
その場でお知らせした方が聴衆の注意を引きますね。テロップの使い方も考える経験と
なりました。

*えーとカウンターは、T林さん。
説明でも笑いをとり、スタートの硬い雰囲気を和ませました。
また最終の報告では、3回以上の方だけご紹介して、タイムキーピングに貢献しました。

*笑いカウンターは、S村さん。
初めての役割なので、事前に総合論評と確認を行い、例会では柔らかい笑顔で
説明されました。

*文法係は、O宮さん。
日本語の文法係ということで、本日は印象深い言葉などを拾ってご紹介すると
伝えました。短いながらも的確な表現で説明されました。

*計時係は、K林さん。
説明のときに、今聞いたばかりの今夜の言葉を使うという努力をされて、的確に
説明されました。上級マニュアルの例外的な時間配分も、例会前に確認できていました。

*集計係は、S井さん。
座る場所の気配りもされて、時間管理に貢献しました。

*記録係は、N村さん。
的確で短い説明をされました。飯田橋特有の役割です。

準備スピーチは下記5本でした。
 1.Y口さん、タイトル「私の目標」、 基本マニュアル#1 アイスブレーク
なぜこの活動を始めたのか、自己紹介も兼ねて聴衆に伝えることができた目標にかなった内容でした。

 2.I川さん、タイトル「この瞬間を目撃せよ!」 基本マニュアル #2 スピーチの構成
(ベストスピーチ賞)
実際にあった話をリアルに伝える語り口で、ストーリーテラーとしての実力が伺えました。

3.T田さん、タイトル「神秘の森 白神山地を訪ね」、基本マニュアル #3ポイントを押さえる
この夏、白神山地に行ってみたいと思わせるような情景描写がしっかりできた
内容で、ガイドの方がまるで傍にいるような臨場感がありました。

 4.M苫さん、タイトル「みとま流、映画の楽しみ方」
上級マニュアル-情報を提供するスピーチ、#1情報を伝える
独自の観点からの提案と質問で大いに観客を沸かせました。提案型情報スピーチは
彼独自のスタイルです。

 5.Y井さん、タイトル「食べて応援」
上級マニュアル-情報を提供するスピーチ、#4現状報告のスピーチ
実際にお仕事で話される話題で、一般の聴衆にも分かりやすく説得を目指す
スピーチ内容となりました。最後に質疑応答が3分あり、聴衆が興味を持って
聞いていたことが顕著にわかる内容と理解できました。

 本日のテーブルトッピクマスターは、I田さん。
いつも笑いの多い話術を極めたメンバーです。
総合論評の時間不足のため、素晴らしいテーブルトッピクスコーナーのご紹介ができませんでした。下記、文章でご案内します。

今回の質問は、今聞いたばかりのスピーチの中から質問を選ぶという方式でした。
これは、スピーチをきちんと聞いていないとできない質問であり、さらに瞬間のひらめきも
必要という高度な技術が必要です。ご自分の力を十分に発揮したテーブルトッピクスとなりました。

今回気がついたこととして、コンテストでインタビュアーが質問する場合に似ていると感じました。今後、インタビュアーになった方は、この方法で練習されると、いざという時に役に立つはずです。質問力アップとしての練習にもなりますので、機会があれば試してみては如何でしょう。

質問の内容と回答者は下記の方々でした。

 1.Y口さんのスピーチは自分が欲しいと思ったスキルについて語りましたが、
   もしできるならばあなたはどんなスキルが欲しいですか?
スピーカー: T邊さん

2.I川さんは実際にアジアの国で起こった裁判の方法についてのストーリーでしたが、
   あなたは、死刑制度について、賛成ですか、反対ですか?
スピーカー: T田さん

3.T田さんは、ご自分が旅行された白神山地について話されましたが、あなたは
  こんな所に住んでみたいという場所がありますか?
スピーカー:N村さん

4.M苫さんは、古今東西の映画についての魅力を個人の視点から話されましたが
  あなたが面白いと思った日本の映画は?
スピーカー: Sさん (ベストテーブルトッピク賞)
映画「送り人」の仕事の内容に触れたスピーチでした。

論評者は下記5名でした。
ご紹介のときに使った質問は、「今朝の朝食は何ですか?」です。テレビ番組のサラメシの応用編で週末の生活を感じさせる質問で論評者をご紹介しました。

 1.T内さん
アイスブレーカーの長所をきちんと説明することができ、スピーカーを大いにやる気にさせる
素晴らしい論評でした。終了後の笑顔が印象に残ったと話されて観察眼の深さも感じました。

 2.N江さん
魂を揺さぶるスピーチでしたという言葉から始まり、完璧なまでにスピーチを聞き込み、
丁寧に長所を表現された論評でした。改善点がなかなか見つからず、苦肉の策で
水を飲む場面で、流れが変わったと話されましたが、それならどうのようにするのかを
ご提案すればさらに素晴らしい論評になったと感じました。

3.O橋さん
ガイド付きのツアーの素晴らしさが感じられ、自分も行きたいと思ったという話しから始まり
聞いていて本当に楽しかった事を表現されました。ボディランゲージや原稿を使わないスピーチであったことも伝えて、
スピーカーの長所をきちんと説明できました。素晴らしいスピーチだったので改善点に悩み、間の取り方とタイトルに触れました。

 4.H間さん
長所を的確な表現で論評できる数少ないスピーカーです。スピーチ内容の良い部分を「光る…」と表現したり
「なかなかできる人はいない。。。」「あっ、うまいなぁ、と思いました。」というほめ上手な表現は、他の会員の
参考にもなりました。改善点はもっと鋭い具体例があると申し分無い論評になったでしょう。ベスト論評賞でした。

 5.S村さん
過去のY井さんのスピーチスタイルと、今回のスピーチが少々異なったので、パワフルに欠けるかもしれない?という部分から始まり、「もう一度やってみても良いかもしれない」という少々過激な表現もありましたが、スピーカーを大いに鼓舞する内容の論評でした。それは実力のあるスピーカーへの情熱を感じさせる論評であり、本当に自分が思ったことを告げる練習にもなります。サンドイッチ方式で話されるとさらに素晴らしい論評になると感じました。

例会最後のゲスト感想の時間に、入会表明が1名ありました。
会員皆ですばらしい例会を作り上げた後、ゲストが入会したいという気持ちになるのだと感じる一瞬がそこにありました。
今日も感動的な通常例会が行われました。