例会の記録」カテゴリーアーカイブ

隔週で行なわれている例会の記録です

第366回 通常例会

2022年7月2日 

毎年7月に期が変わり、クラブを運営する会長、役員の体制が変わります。

新会長のH会長率いる今期一発目の例会がスタートしました!

【会長からの話】

今期、H会長が掲げたスローガンは、「変わる楽しさ、つながる喜び」です!

・クラブの活動を通じて、チャレンジする事、変わる事が楽しいと感じる場所にしたい

・苦手克服につながる、それだけでなく、会員同士もつながる場所にしたい

という意味を込めていると話がありました。

あと、習字で書かれた字がキレイでした(笑)。

【TMOE】

今回の例会の司会(TMOE)はT井さんです。

夏らしく甚平のコスプレ(笑)?普段着(笑)?で登場。

合間合間の一言コメントで、笑いが絶えない雰囲気を作り、例会を仕切っていました。さすがです!

【今夜の言葉】

「心機一転」

今期一発目の例会ということで、タイミング的にバッチリなこの言葉を選定されていました!

個人的にも心機一転、目標を設定しなおして頑張ろう、と感じさせられました。

【準備スピーチ】

1本目:T地さん

仕事上でもチャットやオンラインミーティングツールが浸透して、細目に通知が来る。オンオフがつけづらくなっている。という話の導入で、共感する人も多かったと思います。グッと引き込まれました。

そこから、東北へ旅行に行った体験、童心に帰った事を通じて、仕事で頭がいっぱいになっている中でも改めてブレークタイムを設けてみてはいかがでしょうか、という内容のスピーチでした!

2本目:C道さん

メンティーに関するスピーチでした。

皆さんにとって恩師はいますか?という入りからスタート。いいメンティーとは、逆に悪いメンティーとは、という話が具体例を交えて話されていました。その具体例の話の中で笑いをバンバン起こしていました(笑)。

個人的にも仕事上で教える立場になってきているので、教え方・言動について見直せる事はないか、改めて考えさせられたスピーチでした。

【テーブルトピックス】

テーブルトピックマスター(このコーナーの司会)がお題を出し、2分前後で即興スピーチをするという、臨機応変さが求められるコーナーです。

今回のテーブルトピックマスターはK松さんです。

1.今期スローガン、自分だったら何にする?

2.何か変えたこと、今後変えたい事

3.趣味、休みの日にしている事

4.2022年も7月で半分が経過し、今年前半の総括

5.この夏やりたいこと

【論評】

準備スピーチに対する良かった点や愛のある改善点を論評者がフィードバックするコーナーです。

T地さんに対する論評:K田さん、H原さん

C道さんに対する論評:S村さん、S藤さん

の4名の方が論評を行いました。

皆さん、持ち時間約3分の中で、よかった点/改善点をしっかりまとめて話されていました。

また、改善点も具体的なコメントをされていて、スピーカーの方にとっても参考になる話だったのではと思いました。

話の構成力、具体的な改善点の観点、さすがです!

【表彰】

今回の受賞者は以下の方々でした!おめでとうございます!

ベストスピーカー賞:T地さん

ベストテーブルトピックス賞:Mさん

ベスト論評賞:H原さん

笑いカウンターのM山さんの報告によると、今回の例会で45回の笑いが起きていたとのことでした!!

今期がスタートする1発目の例会、とっても楽しい例会でした!

第362回 通常例会

2022年5月7日

GW終盤でしたが、トーマスマスターズ好きの12名が集まりました。

スタンディングオベーションが沸き起こり、大変な盛り上がりをみせた例会となりました。

〈会長挨拶〉

仕事帰りに駆けつけてくれたS藤会長。仕事着が決まっています!

ちょっとした笑いを誘いながら、場を盛り上げていきます。トーストスターズは、持ち回りで役員を担うのですが、S藤会長の任期も6月まで。会長は、例会前後に挨拶をするのですが、ますます磨きがかかっていますね~! 

〈テーブルトピックス・ワークショップ〉

Y井さんプレゼンツの1時間の即興スピーチ特訓。

「みなさん、即興スピーチは好きでしょうか?」と呼びかけからはじまり、「すばらしい即興スピーチとはどういったものでしょうか」と参加者個々とやり取りを繰り返していきます。皆の意識が集中していくのが分かります。さらに例題を参考に、序論、本論、結論と即興でもしっかりメッセージを伝えるにはどうしたらよいか、そのコツをレクチャー。

そして、いよいよ本番のお題が出され、即興スピーチへ。そのスピーチに対して、良い点、改善点を会員がコメントします。最後にスピーカーの方が自ら振り返りをするという流れ。

聴衆からのフィードバックがあるのは、とてもありがたいですね。

私自身、即興スピーチは苦手でちょっと恐怖症でしたが、今回の特訓で確かなコツを掴んだように思います。

Y井さん、ありがとうございます! 本当にすばらしいワークショップでした!

〈TMOE〉

TMOEは司会進行役ですが、例会の準備も担当します。事前に参加者を把握し役割を配役します。また、アジェンダを作成し、例会の構成をまとめます。

スピーカーや参加者が少ないと、配役に苦労しますが、そんな苦労を微塵も感じさせないHさん。器の大きさを感じさせます。当日の進行も安定感抜群! 誰もが安心して例会を楽しんでいました。

〈ヘルパー〉

計時係のK田さん、思いっきりボケをかまして、天然ぶりを発揮していました。

間違っても大丈夫! トーストマスターズでは皆が温かく笑ってくれます。飯田橋トーストマスターズは愛に溢れている~、なんて思わずにいれられない一幕でした。

集計係のD井さん、例会中の声や言葉を拾って、役割説明する際にその言葉を取り入れていました。その独創性に感心してしまいました。

記録係は、オンライン参加のOさん。しっかりと基本をおさえた説明でした。特に記録の必要性について述べられたところでは、多くの会員がうなずいてました。

〈教育セッション〉

1本目の準備スピーチは、S村さん

颯爽と登場し、堂々と良く通る声で話はじめます。聴衆の意識を第一声から引き付けていきます。今回のプロジェクト目標は、ハイパフォーマンスリーダーシップ、「プロジェクト計画の策定」 「ガイダンス委員会の組織」「チームの協力による計画の実行」と、とても高度な内容。ガントチャートで見える化しながら、プロジェクトを実施するまでの計画を具体的に説明していきます。 

ふむふむ、おおっ、う~む、すごい! こうやってやるのか~! 

トーストマスターズでは、スピーチだけでなく、具体的なプロジェクトを立ち上げ、計画実行するスキルも学ぶことができるのか!

S村さんのキレッキレのスピーチに、感嘆し、感服し、感動したのでした。

2本目のスピーチはSさん

テーマは、ポジティブな側面に焦点をあてる。私もトライしたテーマだけに、期待が膨らみます。

オンラインでのスピーチでしたが、いきなりつらかった時に救われた曲があると音楽を流すという粋な構成! 導入から聴衆の心をわしづかみにしていました。

デブだった自分、うつだった自分、ご自身の暗い過去を自己開示する内容ですが、時々笑いを誘う展開と、手を使ったボディランゲージや豊かな表現力が暗さを和らげています。そして、ネガティブをポジティブに変換できる、その秘訣は、自分を「愛」せた瞬間からと結ぶ。 ジワーと感動が込み上げてきます。泣きそうになる人もいました。

ああ!スピーチっていいなあ! 私も、強く深く共感し、自問自答している自分がいました。

〈論評〉

S村さんへの論評は、Hさん

冒頭に、今回のスピーチを聞く前に3つの視点をもって臨んだことを紹介。

「わかりやすいか」「熱意はあるか」「ワクワクするか」この3点。

この3つの視点をベースに、スピーチを論評していきます。

視点が明確なため、しっくりHさんの言葉が入ってきます。

わかりやすく、熱意のある、聞いていたワクワクする論評を披露してくれました。

Sさんの論評は、Y武さん

ご自身の感情が揺れ動いた点をベースに語っていたのが印象的でした。スピーカーだけでなく、聴衆の感情に訴えかけるものがありました。トーストマスターズの論評は、スピーチのプロジェクトに合致しているかという視点でみますが、聴衆の感情が動いたかどうかも大切ではないでしょうか。きっと、スピーカーのSさんの心にも響いたのではないでしょうか。ご自身の気づきをベースした論評っていいなと思いました。

〈今夜の表彰〉

ベストスピーカー賞:Sさん

ベスト論評賞:Hさん

ベストテーブルトピック賞:S村さん

みなさん、おめでとうございます。

おわりに…

今回は、新しく入会宣言されたKさんが最前列で盛り上げてくれました。

リアクションがあると、スピーカーの方も伸び伸びと話せますね。何より嬉しい。

日常生活でも、しっかりリアクションしようと、改めて思いました。

毎回、例会に参加すると新しい気づきがあり、刺激を受けます。

飯田橋トーストマスターズに、あなたも刺激を味わいに来ませんか(^^)/

〈今夜の表彰〉

第360回通常例会

2022年4月16日、通常例会。

コロナの蔓延防止も解除され、会場に活気が戻ってきました。

まずS藤会長からの挨拶。桜の時季は一瞬で過ぎ去り、気付けばすっかり葉桜に変わってしまい時の移ろいで行く速さに驚きと寂しさを語っていました。

そして先日、ディビジョンスピーチコンテストが行われました。

通例ですとコンテストは1種類なのですが、今年は通常のコンテストに加え【ユーモアスピーチコンテスト】も開催されました。

それはそうと!ディビジョンコンテストに出場出来るってめちゃめちゃ凄い事なんですよ!

まずインハウスコンテストを勝ち抜き、エリアコンテストに出場し、そこで更に上位のコンテスタントのみが出場出来るというとても栄えあるコンテストです。

今回、我ら飯田橋からはディビジョンコンテスト【ユーモアスピーチコンテスト】になんと!なんと!2名も出場されたんです(^^)

日本語部門にMさん!英語部門ではY井さん。結果はあと一歩という所で惜しい結果となりましたが飯田橋の皆はお二人から刺激とパワーを受け、自分たちももっとスピーチをしていきたい!っていう熱気で溢れました。生でお二人のスピーチを見れた事に光栄です。

【TMOE】

本日のTMOEはH原さん

H原さんの武器は何といっても落ち着いたトーンの声と喋り。

その落ち着いた雰囲気の喋りで、今回の様に内容の濃い例会でもとても良いリズムが作れていました。

【今夜の言葉】

オノマトペ

皆さんはオノマトペって言葉を聞いたことはありますか?耳慣れない言葉って感じる人もいるかもしれませんが、“キラキラ光る” “ひらひら舞う” など私たちが日頃から何気なく使っている擬音語や擬声語、擬態語の総称です。

一見、余裕!余裕!って感じたけど、実際オノマトペを組みもうって意識しながらスピーチをするとスピーチをする事自体にどうしても意識がいってしまって意外に難しい。

上手く言葉を組み込みながらスピーチをする訓練なのですが、皆幅広いオノマトペを使ってました。

【準備スピーチ】

1本目の準備スピーチはY武さん

いつも積極的にスピーチに挑戦し、最近スピーチへの登場もよく目にします。そんな積極的な姿勢に刺激を受けます。今回の内容は会社の社長とのやり取り。社長とあーだこーだ言い合いを繰り返し、その過程で自分自身と対峙し、時には内省して…という話。私自身も会社務めをしているので身近な話であり、Y武さんなりの考えも聞けて面白かったです。

2本目のスピーチはOさん

彼女も職場でのやり取りと奮闘を熱く語っていました。彼女も積極的にスピーチにチャレンジしていてスピーチスタイルに変化が現れてきました。例会への参加はオンラインでカメラの向こうからスピーチしていましたが、きちんと立ってとても堂々と話してました。

場数を踏んでくるとこんなに堂々と話せるようになるんだなって感じました。

3本目のスピーチはT内さん。

スピーチタイトルは「ベテハラ」。ベテランだからってスピーチが上手いとは思わないで!って話なのですが、めっちゃ面白かったです。切り込んでくる方向が想定外だったけど、一気に引き込まれました。私もトーストマスターズクラブに加入して数年経ってるけど、まだまだ苦手意識があるんです。そしてこのスピーチはまさかの連載物で次回へのスピーチへと続くようです(笑)

【テーブルトピックス】

ここからはテーブルトピックスのコーナーです。テーブルトピックスマスター(このコーナーの進行役)がお題を振り、当てられた人は即興で1~2分程度のスピーチをするという、臨機応変さが試されるものです。

今日のテーブルトピックマスターはS村さん

この時季縛りのトピック7本!

即興で、皆さんだったらどのように答えますか?

  1. あなたならではの三寒四温の乗り切り方法を教えてください。
  2. 今年桜を見に行って良かった場所は?
  3. 新生活について
  4. 今一番食べたいものは?
  5. 今年度の目標を教えて下さい。
  6. 今年度絶対にやりたくない事は?
  7. GWにいってみたい所はどこですか?

【論評】

前半の準備スピーチに対する論評です。

良かった点や改善点を論評者が愛のあるフィードバックをしていきます。

まず一人目の論評者はY武さんに対する論評でD井さんです。

自分のマイナス面はスピーチで発表しにくいと思いますが、そういったマイナスの部分を敢えて掘り下げてスピーチされていたと高く評価していました。

Y武さんからの「今後私は社長と対立しなさそうですか?」という問いかけに対して「それはわかんない!」とズバッと言い渡してた所は会場でも笑いが起きていました。

D井さんからのアドバイスとして、スピーチのオープニングからいきなり社長とY武さんの言い合いから始まっても面白かったのではないかなと言ってました。

続いて、二番目の論評者はOさんに対しての論評、J見さんです。

さすがJ見さん、論評するにあたってとてもお手本になります。

まず、良い点を3つと改善点を1つ具体的に挙げていました。スピーカーのOさんに対してだけではなく、聴衆にも分かりやすいように具体的に説明されていました。

改善点を指摘する時も自らジェスチャーで色々やって見せていたのでOさんにも伝わり易かったと思います。

そして三番目の論評者はT内さんに対する論評でC道さんです。

C道さんは、スピーチを聞きながら一体どのように何をメモっているのか気になるくらいT内さんのスピーチネタが出てきて、論評を聞きながらもT内さんのスピーチが蘇ってきました。

改善点として挙げていたのが、T内さんがトーストマスターズクラブで具体的に何を学んできたのか、とか 私たちの学びでもあるリーダーシップについてのエピソードを盛り込んでも良かったのではないかと具体的に示されてました。

今回の受賞者は以下の方々でした!

ベストスピーカー賞:Y武さん

ベストテーブルトピック賞:Y井さん

ベスト論評賞:C道さん

飯田橋のクラブは会場に集まる人数も多めで、毎回活気に溢れています。

一度、是非飯田橋のクラブを覗いてみませんか。

良い刺激を受けるはずです!

第359回 通常例会

読者の皆さんこんばんは。

例会終わって早1週間、

満を持して第359回例会ブログ始まるよ!

挑戦!!なにかが変わる!

会長・Sさんが掲げたエネルギーに溢れたテーマで過ごす今シーズンも残すは2か月。

オンラインとハイブリッド(会場+オンライン)を使い分け、コロナ禍の例会にもすっかり慣れた?飯田橋TMCのメンバー達。春を感じる大盛り上がりな例会となりました。

【新たな仲間】

今日は一人、新たな仲間を飯田橋TMCにお迎えしました。

新潟出身のIさん。

仕事でのプレゼンが増えてきたことを契機に大のあがり症を克服したいとのこと。一緒に成長していきましょう!

【今夜の言葉】

朧(げ)

担当のTさんから発表された今夜の言葉は日ごろ使いそうであまり使わない言葉。WEB会議もすっかり日常の一部になりましたが、やっぱり対面に比べると伝えられる情報量は少ない。だからこそ要約を示すこの一言の価値はより高まっていると言えますよね。使い方をマスターすればWEB会議でより良いコミュニケーションを取ることが出来るでしょう。時勢に沿った素晴らしい言葉、ぜひ皆さんも意識して使ってみてください。

【準備スピーチ】

どんどん行きましょう。今夜のスピーチは魅力的な話でした。

「わたしのコミュニケーションスタイル」Mさん

・PWの課題を前に、私のコミュニケーションスタイルを改めて認識した

・主導的なだった

・昔から飲食の仕事がすき。気持ちのやり取りを伴うコミュニケーションスタイルが好き

・熱心さ、エネルギッシュ、自発的、リーダーシップとみれば良いが、一方で自分の熱量が相手にとって負担になってないか、一方通行になってないかが問題。相手のことを考えながらコミュニケーションを取ることが課題。

【テーブルトピック ~はじめての句会~ 】

今夜のマスターはKさん

今日のテーブルトピックは句会!

いつもと趣が違う今日のテーブルトピック。

5・7・5のリズムに乗せて、即興で句を詠います。

春の季語集とにらめっこしながら必死に句を考えるメンバー達。

新たな季節の到来をみんなで共有できるナイスアイディアです。

テーブルトピックの新たな例を示してくれたSさんに拍手:)

【論評】

1:Mさんへの論評① Hさん

今日はスピーカーが一人の為、2人から論評をもらいます。一人目はHさんからフィードバック。

現在進行中のコンテストに参加する中でのスピーチを評価するなど、スピーカーに寄り添った論評を頂きました。

2:Mさんへの論評② Yさん

二人目はベテランのYさんからからのフィードバック。

3つの良い点に1つのアドバイスという明瞭な論評を頂きました。本日入会された伊藤さんをはじめ、だれもが参考にできる論評だったと思います。論評を自己成長に繋げる場が飯田橋TMC。わかりやすい論評はスピーカーの成長を大きく助けてくれます。飯田橋TMCにはスピーカーを成長させてくれる論評者がたくさんいます。是非一緒に成長していきましょう:)。

【今夜の表彰】

ベストスピーカー:Mさん

ベスト論評賞:Yさん

ベストテーブルトピック賞:Iさん

皆さんおめでとうございます。

【おわりに】

今季も残すは2か月。春一番、最後まで大いに盛り上がった第359回通常例会、これにて幕引きです。

おもしろそう!ちょっと気になる、そう思った方は飯田橋TMCまで^^

それではまたの機会までごきげんよう~

今夜の表彰

第356回 通常例会

縁あってこのブログにたどり着いたあなた、ラッキーですよ。早速いいことをおしえて差 し上げあげましょう。当クラブでは、当面の間、ハイブリッド方式で例会を行ってます。 会場に来るもよし、自宅からオンラインでもよしという何とも贅沢なスタイルです。好み のスタイルで参加できてしまうのです。 

例会とはそもそも何かって? 

そうですか。1分で読めますので、とりあえず以下の文章を読んでみてみてください。 

さて、この日の例会の内容はここからです。 

2022 年 2 月 19 日、第 356 回例会が富士見区民館にて開催されました。真冬の冷たい雨が降る生憎の天候にもかかわらず、会場には 10人程度の会員が集結し、始まる前から静かな熱気が漂います。 

今日も今日とて、まずは S 藤会長から開会のご挨拶。オリンピックで毎日感動の連続だと か。なるほど、冬季北京オリンピックも終盤なんですね。話題に事欠かない今大会ですが、 やはりこの段になると一抹の寂しさがありますね。 

【TMOE ・ヘルパー登場】 

ここから TMOE(今日の全体の回し役)が登場。今夜の TMOE は K田さんです。まずは素 朴な口調で小話。会場の空気を掴みにかかります。いいですね、心地よい声だ。参加者も K田さんの話に聞き入り、早々に一体感が醸成されました。今日もいい会になりそうだ―全 員そう思ったに違いありません。 

次にヘルパー(TMOE を補助する人たち)が紹介されます。語彙力を鍛えるために一語を ピックアップする「今夜の言葉」、スピーチの時間を計る「計時」、「えーと」等の回数 を数える「えーとカウンター」、笑いの数などを数える「お笑いカウンター」など。各自 が機械的に役割の内容を伝えるだけではなく、その中に小ネタを織り交ぜ、進行に華を添 えます。そう、スピーチはすでに始まっているのです。「常在戦場」―なんて言うと物騒 ですが、楽しい戦場です。 

【準備スピーチ】 

お待ちかね、準備スピーチの時間です。言葉のとおり、会員が準備してきたスピーチを披 露するコーナーです。 

本日のスピーカーは一人だけ。ベテランで、当クラブの至宝・ S 村さんです。タイトルは 「プライド…!?」。無駄なプライドを捨てることで大きく成長した自身の半生を、ユー モアも添えて熱く語ってくれました。終始声も大きく、表情も豊かで、会場はもちろん、 オンライン参加の方々の胸にも熱は届いたはずです。S 村さんの目も口も耳も、どれもがピ チピチと喜んでいるような、生き生きとしたスピーチでありました。 

【テーブルトピック】 

ここからはテーブルトピックというコーナーです。テーブルトピックマスター(このコー

ナーの進行役)がお題を振り、当てられた人は即興で1~2分程度のスピーチをするとい う、臨機応変さが試されるものです。 

今日のテーブルトピックマスターは初挑戦?の O さん。なんと中国から国境を越えてのオ ンライン参加です。O さんにとっては母国語ではない日本語で、しかもオンラインという祖 語の発生しやすい状況下でしたが、間口の広い話題をまんべんなく5名に指名していき、 大いに盛り上がりました。 

先にも述べたとおり、テーブルトピックは急に話題を振られたときの対応力が試されます。 この日も指名された5名はそれぞれに短時間で頭をフル回転させ、つっかえたりしながら も、スピーチを完遂していきます。やり過ぎは禁物ですが、追い込まれた人間が放つ一言 一句、一挙手一投足は時に美しく、生を実感させてくれるものです。いいコーナーですね。 

【論評】 

先ほどの準備スピーチに対して、論評者が感想や改善点を2~3分程度で述べるコーナー です。トーストクラブには先生という立場の人はいないため、会員が論評者を務めます。 よく、人にものを教えると自らも成長すると言われますが、そうした効果を狙ったもので もあります。 

さて、今日は準備スピーチが S 村さん一人だったので、一つのスピーチに対して論評者が 2名となりました。T 藤さんと D 井さん。いずれ劣らぬベテランです。 お二人ともご自分の視点から率直に、あるいは迂遠に、感想や改善点を伝えていきます。T

藤さんが最後、S 村さんへのエールで結んだあたりには爽快さを感じました。また、D井さ んは、「S 村さんのスピーチには起承転結が効いている」として構成面を称えていました。 さすが理論派と言われる D 井さんだけのことはあります。 

【受賞者の発表】 

各コーナーはやりっ放しではなく、毎回、参加者の投票でベストの人を決定し、最後に発 表しています。 

本日のベスト賞は以下の方々が受賞されました。 

ベストスピーカー賞:S 村さん 

ベスト論評賞:T 藤さん 

ベストテーブルトピック賞:M さん

おめでとうございました! 

【特別コーナー】 今日は、当クラブの役員である H 原さんから、「いまさら聞けない!パスウェイズ基礎の 基礎」と題したミニコーナーが実施されました。パスウェイズとは、トーストクラブにお ける教育カリキュラムのことです。これが実に複雑。入口がまず 11 種類に分かれており、 さらにそれぞれのパスウェイズの中でもレベル(進行段階)が細かく設定されているので す。なので、結構多くの会員が、「何となく進めている」というのが実態だったりします。 「いまさら聞けない!」とはまさに言い得て妙で、この日の H原さんのレクチャーを待望

した会員は少なくないはずです。大変勉強になります。 

当クラブでは会員の求めに応じて随時このようなコーナーを実施してますので、入会した ばかりでも安心ですよ。 

【最後に】 

ここまで読んでくれたあなた。だいぶそそられてますよね。 

行動は善、とよく言います。偉人伝を開けばたいていそのようなことが書いてあります。 事実、旺盛な行動なくして、アインシュタインもスティーブ・ジョブズも世に出ていませ ん。あなたが今見ているパソコンやスマホも数々の行動の果実なのです。 

偉人になれとは言いますまい。ただ、ちょっとでもいいなと思ったら気構えず、とりあえ ずやってみる、それで人生が少し豊かになることは確かにあります。 入会も退会もご自身の意思は必ず尊重されますので、ぜひお気軽にお問合せください。扉はいつも開いています。あなたの目の前に。

第353回 通常例会

2022年1月15日、飯田橋トーストマスターズクラブの2022年の初例会として第353回通常例会が開催されました。

今年最初の例会も、昨年に引き続き、会場とzoom活用したハイブリッド例会として開催されました。
VPEのH原さん、TMOEのT内さん、ハイブリッド例会のご意見番S村さんを中心に、滞りなく準備され、
例会が18:00の時間通りに開始されました。

まずは、VPEのH原さんによる開会の挨拶です。
冒頭、既に2022年の1/24が終わってますよ~と言われ、年々感じる1年の短さですが、
改めて、1年が経つのが早いと感じた一瞬でした。
また、当クラブの今期のキャッチフレーズ「挑戦!! なにかが変わる!」にかけて、
今、クラブの会員も含む全世界で「コロナ禍を乗り越える」挑戦をしている、
という言葉を聞いて、出来れば避けたい挑戦ですが、確かに実態はそうだなあ~と納得しました。

【TMOE・ヘルパーの紹介】
TMOE(Toast Master Of the Evening)は、例会の総合司会として、例会の準備から始まり、
プログラムを作成し、例会運営を担います。
ヘルパーは、例会運営のサポートや、スピーカーを客観的に観察する方々です。
今夜のTMOEは、ラスカル譲りの独特の緩さで、壇上に上がっただけで場が和むベテランのT内さんです。
見た目から印象を変える!ということで、会長の頃に実践されていたというネクタイ着用でした。
当クラブは週末開催ということもあり、ネクタイ着用は確かにインパクトがありましたし、
何より似合っていました。

今夜の言葉は、Tさんで「自若」。私は初耳でしたが、使いやすかったです!
皆さん、今夜の言葉の主旨通り、様々な場面で工夫して活用していました。

えーとカウンターのYさん、文法係のMさん、計時係のMさん、集計係のDさん、笑いカウンターのSさん、記録係のIさん、
各ヘルパーの役割を自分の言葉でわかりやすく説明していました。さすがです。

【準備スピーチ】
会員が、選択したプロジェクト名に沿って事前に準備した内容について5~7分程度でスピーチを行います。
今回は、2名によるスピーチです。

1人目のスピーカーは、T井さんです。プロジェクト名は「聴衆を奮い立たせる」です。
昨年の大みそかにあった家庭内のエピソードから、
聴衆に「良い思い込み」と「悪い思い込み」について考えさせられるスピーチでした。
ご自身の具体的なエピソードによる説明にボディランゲージを交え、非常にわかりやすいスピーチでした。

2人目のスピーカーは、Hさんです。プロジェクト名は「コミュニケーション計画を策定する」です。
在宅勤務で体の不調に気づいてスポーツクラブに通ってみたが効果のなかったHさんが、
野菜を育ててつつ体も動かせる市民農園での野菜作りの計画について、スライドを中心に、
農作業のボディランゲージも交えてスピーチされていました。
私も地域の市民農園に申し込んでみようか!と思わせるスピーチでした。

ベストスピーカー賞は、Hさんでした。おめでとうございます!

【テーブルトピック】
即興スピーチのコーナーです。テーブルトピックマスターの出すお題に、その場で指名された人が即興でスピーチを行います。
今夜のテーブルトピックマスターはS武さん
2022年一回目の例会ですが、2022年には全く関係ない?画期的なお題が出されました。
絶対やりたかったテーマということで、オックスフォード/ケンブリッジ大学の入試問題が出題されました。
テーブルトピックで回答するのは大変ですが、休憩時間の気分転換とかで考えてみるのはいいのではないかと思いました。

・過去に戻れるとしたらいつにしますか?また、それはなぜですか?
・歴史は次の戦争を止められるかどうか?
・なぜ世界政府はないのでしょうか?
・コンピューターは良心を持つことが出来るか?
・あなたは脳のどこが好きですか?
・火星人に人間をどう説明しますか?

 ベストテーブルトピック賞は、Yさんでした。おめでとうございます!

 【論評の部】
トーストマスターズには先生が居ません。論評者が、スピーカーに、今日のスピーチを振り返ってもらうために、準備スピーチに対して、良かった点、また、改善したらスピーチがさらに良くなると思う点を発表します。

論評者のK松さん、Oさん

当日聞いたスピーチに対して、話す内容を整理し発表する(時間制限:3分30秒)のは難しいですが、論評者のみなさんは、それぞれのスピーカーの良かった点と、改善したらスピーチがさらに良くなると思う点を、的確に捉えて、準備スピーカー、また聴衆が納得する見事な論評をされていました。

ベスト論評賞は、K松さんでした。特に、こうしたら、さらに良くなるという指摘の視点がよかったと思います!

 【最後に】
また、まん延防止等重点措置が発令されるようですが、飯田橋トーストマスターズクラブでは、
引き続き、安心・安全に気を付けながら例会を開催していく予定です。

はじめての方も、見学参加いつでもお待ちしています!

第352回 新規チャレンジ企画『なりきりTED例会』

飯田橋トーストマスターズクラブの新規チャレンジ企画『なりきりTED例会』

なりきりTED例会とは、本家TEDを真似てスポットライトが当たる下でかっこよくプレゼンをしたい! 普段のスピーチ時間では物足りない! Pathwaysのテーマ設定に縛られない自由なテーマでスピーチしてみてはどうか! という主催者の思いを幹部へ提案したところ企画が実現しました。ルールは簡単で、スピーチ時間は普段の倍の13分~16分で、テーマは自由、スタイルも自由でやりたいようにスピーチができるということです。条件は唯一、「メッセージやアイデアを聴衆と共有する」ということです。

会場の配置もいつもの配置とは変えて、楕円形にしてプレゼンターと聴衆の距離を近くしてスポットライトが当たるような会場の雰囲気を作りました。

あとは本家TEDになりきって、プレゼンするだけ!! 今回はなんと6名のなりきりプレゼンターが応募してくれました! それでは、6名の魂のプレゼンを振り返りましょう!

<1人目の主催者

私主催者自らが一番手としてプレゼンしました。今年といえば、オリンピックイヤーであり、ボランティアとして参加した自らの体験を踏まえて聴衆の皆さんにオリンピックをもっと深く知ってもらう為にプレゼンを行いました。何事もチャレンジです!

<2人目のK塚さん

2番手のK塚さん、長崎の隠れキリスタンについてプレゼンをしました。歴史的な経緯を解説しながら、当時の様子を実演しながら分かりやすく隠れキリスタンを伝えていました。西洋人もびっくり日本にキリスト教徒がいたの!というぐらい歴史は奥深いです。

<3人目のマエシさん>

「年末だし棚卸しでも」という興味を引くタイトルで、冒頭からマエシワールドへ誘います。そして、軽快なテンポと独特な視点から様々なテーマについてプレゼンを行いました。笑いあり、共感ありの映画を見ているかのようなプレゼンでした。

<4人目の勝Tさん

マッチングアプリを駆使している勝Tさん、独自の経験と分析を余すことなく皆さんへ共有してくれました。心理学も応用した独自のテクニックでマッチングアプリにおける対応法をシェアしてくれました。なお、聞く所によると残念ながらまだマッチングアプリで成就したという事はないという事で、その分析が待たれます。

<5人目のT地さん

ビル群に囲まれているコンクリートジャングルの東京、勤務先は以前の勤務先よりも日が届かない暗い場所であるとのことです。しかし、そんな中ふと空を見上げると青空は青く澄んでいて綺麗でした。その時に撮った写真を共有してくれました。スマホばかり眺めていると身体の負荷がかかるし、今一度空を見上げて上を向いていこうという納得のプレゼンでした。見事このプレゼンが今回のベストなりきりTED賞となりました。

<6人目のDさん

古代邪馬台国は一体どこに存在していたのか。様々な説が存在しており、現時点でもまだはっきりと分かっていません。九州に存在していたのではないかという証拠もあり、その証拠を紹介してくれました。果たしてどこに邪馬台国があるのか、今後シリーズ化されて紐解いていくことになりました!

以上6名によるプレゼンで、テーマも多種多様で会場は大いに盛り上がりました。以外に歴史好きな人が飯田橋に多いことも発見され、今後の歴史ファンによる活動も見逃せませんね。

今回はチャレンジ企画でもあり、前例がなく手探りで作り上げていきました。企画に協力してくれた関係者の皆さん、そして最後の片付けまで協力し会場の皆さんありがとうございました。今回の企画を実際に行ってみて、機材関係を含めて改善すべき点も見えました。また機会があれば、なりきりTED例会をパワーアップして帰ってきたいと思います。

第351回 通常 & ユーモアスピーチコンテスト選抜会

【会長の挨拶】
例会は会長Sさんの挨拶から始まりました。
外は寒かったのですが、会長の挨拶を聞くと、なんか暖かくなるというか、元気づけられて“楽しみたいっ”という気持ちになりますね!

【司会者・ヘルパーの説明】
司会者は、例会プログラムを作成し、例会全体をコントロールします。
ヘルパーは、例会コントロールのサポートや、スピーカーを客観的に観察する役割です。

今晩の司会者はMさんです。
いつもとは違う変則的な例会プログラムを作成して頂きましたが、しっかり計算して作り込んでいらっしゃったので、時間管理はバッチリでした。
今回の例会は、通常例会と一緒に、ユーモアスピーチコンテストが行われました。
通常のスピーチ2名、ユーモアスピーチのコンテスタントは5名の、計7名のスピーカーです。
各ヘルパーの説明の文言には、一応マニュアル的なものはあるのですが、皆さんそれには頼らず、「自分の言葉」を入れて説明されていて、独創性がありました。

【通常スピーチ】
今日の通常のスピーチは2名です。
会員が事前に準備して行うスピーチセッションです。
会員になると「パスウェイズ」というスピーチマニュアルを購入することができ、各段階のプロジェクト目標に合わせたスピーチを行っていきます。

1人目のスピーカーは、Kさんです。
コンビニでの出来事での経験で「ありがとう」という感謝の言葉を出来るだけ言うようにしたら、良い物事が多くなった、というスピーチでした。

2人目のスピーカーは、Sさんです。
大学でのインターンシップのスピーチでした。
インターンシップでは、殆どやる気の起きない状況でしたが、本当の“自分の目的”を見据えて、自分を分析し、目標に向かって進むご自身をスピーチされていました。

【ユーモアスピーチコンテスト】
3人目からは、ユーモアスピーチコンテストです。
流れは大きく変えず、通常例会の流れで行われました。

3人目のスピーカーTさんです。
海外でのご経験を話されておりました。
日本の常識では考えられない事でも、相手の価値観や文化を理解し、相手を慮ることで、それを笑いにとらえて、Tさんなりに受容し、楽しく生きていくスピーチでした。

4人目のスピーカーHさんです。
看板の字は大きく書きましょう!というメッセージで、近づかないと見えない文字は、危険だし、何とかしないといけない!
ご自身の体験談を交えて、とても楽しいスピーチでした。

5人目のスピーカーは、Tiさん
出だしから歌で始まりましたが、なんだろう?と惹きつけました。
居酒屋での出来事で、他のお客さんとの会話で、やけに大きい話をする方から「疑心暗鬼」なっておりましたが、なんと!その方はケツメイシのメンバーだったとか。ビックリしましたね~。

6人目のスピーカーは、Yさん
今回のユーモアスピーチをすることになったのにも関わらず、前日になっても中々スピーチを作成することが出来ず、どうしたら良いものか・・・。
それでは、この1週間の出来事をそのままスピーチすると決めたスピーチでしたが、日常の出来事を、とても楽しく表現されておりました。

7人目のスピーカーは、Mさん
ご自身が呼ばれたいニックネームについてのスピーチでした。
揺れ動く“気持ち”の表現が、面白さを醸し出しておりました。

【個人論評】
このセッションで論評者は「聴き方や観察力、洞察力」を学んでいくことで、スピーカーとの「信頼関係の構築、自己肯定感を上げる」ことなどが出来るようになっていきます。
論評者は、準備スピーカーに対して建設的なフィードバックをしていきながら、お互いに自信や自己肯定感を育んでいきます。

総合論評者の私Tからは、事前に論評の「型」を意識して頂くようにお願いしておりました。
論評者の方は、スピーカーの良い所、プロジェクトに対して効果的だったところ、どうすればよりよくなるか?を、分かりやすくフィードバックされておりました。

【ベスト賞】
ベスト論評者:Yaさん
ベストスピーカー:Kさん
ユーモアスピーチコンテスト1位:Mさん

ユーモアスピーチコンテスト1位のMさんは、次のエリアコンテスト(オンライン)に進みます!
皆さんで応援していきましょう!

第347 回 (10/16) 通常例会

飯田橋トーストマスターズクラブ347回例会 例会記録

今回は会長Sさんが残念ながらお休みでしたが、教育担当副会長Hさんが会長代理を華麗に務め、例会がスタートしました。

誰かが不在でも普段と変わらず例会ができるのは、役員をはじめ、皆さんの準備のおかげですね♪

今回も現地とオンラインを組み合わせたハイブリッド開催。

緊急事態宣言が開けてしばらく立ったこともあり、久しぶりに現地参加となったメンバーも多数!

総勢17名が参加し、賑やかな例会となりました。

今夜のトーストマスター(TMOE)は飯田橋TMC歴10年!大ベテランのYさん。急遽の参加者変更にも慣れた手付きで対応し、「Good & New on Autumn」のコーナーで場を温めてくださいました。

○今夜の言葉「一石二鳥」

国境を越えオンラインで参加のOさんは、「日本のドラマを見ると日本語の勉強にもなり、気分転換にもなって一石二鳥!」と例文を披露してくれました。

「一石二鳥」という言葉を使おうとすると、改めてある物事のメリットを考えるきっかけにもなりますね。

○準備スピーチ

今夜は、3名の方が準備スピーチを披露しました。

1番目のKさんは、フリーランスとして働いて気づいた「先輩・上司のありがたさ」について、テンポよく流れるようなスピーチで聞かせてくれました。社会人になってから上司に指導されっぱなしの私には、新たな発見のあるとても興味深いスピーチでした!

2番目はMさん。なんとAIを作ってきた!ということで、MさんとAI・Mさんの二人が会話を始めるという予想外のスピーチが展開されました。SF要素あり、お笑い芸人J内T則さんの要素あり、個性が惜しみなく発揮されたスピーチでした。

3番目、最後のスピーカーはSさん。幼少期〜社会人〜TMCに入ってから、と人生をなぞり、ご自身の変化、成長についてまとめられたスピーチを楽しく披露してくださいました。

○テーブルトピックス

続いては、その場で与えられたお題に対して1〜2分の短いスピーチをするテーブルトピックスのコーナーです。

テーブルトピックマスターHさんの和やかなエピソードとともに、「〇〇の秋といえば?」「リモートワークも続き、健康で気をつけていることは?」など、今の時期皆さんが気になるようなお題が4つ出題されました。

○論評

後半の論評の部では、準備スピーチ3名への論評=フィードバックを行います。

Kさんへの論評は、SさんスピーカーKさんが事前に立てた目標が達成されていたことを、力強く伝えていました。「例えがうまい」というKさんの良さも改めてフィードバックしていました。

Mさんへの論評は、Kさん。独自の世界観があるスピーチに対して、最大限の称賛を熱く送っていました!Mさんのスピーチは続けてみれば見るほど味が分かる、ということで、皆さん今後のMさんの新作スピーチが尚楽しみになりましたね♪

Sさんへの論評は、Tさん。スピーチ全体の構成の上手さに触れ、ストーリー・心情に共感したことを伝えながら、「ここに変化があると尚良かった!」とアドバイスをしっかり伝えた論評でした。

論評にも三者三様の個性が光り、聴き応えのある論評の部となりました。

○今夜の表彰

例会の最後には、特にうまくスピーチができた方を称えるための表彰が行われます。

今回の受賞者は、以下の皆さんでした!

ベストスピーカー賞:Mさん

ベスト論評賞:Sさん

ベストテーブルトピック賞:Yさん

受賞者の皆さんの写真撮影で、例会は結びとなります。皆さんおめでとうございます!

○おわりに

飯田橋TMCの例会では、様々なメンバーの「挑戦!」と、それに対する温かいフィードバックがあり、学びの多い2時間を過ごしています。

スピーチの練習ができ、楽しい仲間もできる。まさに「一石二鳥」の場です。

見学は大歓迎ですので、気になった方はぜひ、お気軽にお越しください(^^)/

飯田橋トーストマスターズクラブ346回例会 例会記録

今夜のトーストマスター(司会)は飯田橋で五本の指に入るベテランのSさん

この方に任せておけばどんなトラブルがあってもうまいことしてくれると定評があります。

今回もスピーカーがたくさんいて時間の制約が厳しい中、各プログラムのバランスを調整してボリュームを調整していただきました。

準備スピーチ

準備スピーチは全部で4名

1番目のSさんは、キャッチーなタイトルで聴衆の興味を沸かせつつだんだんと深い話に持っていくことでおなじみ。

パワポを使い、丁寧なスピーチでかなり準備されてきたんだろうなと感じました。

2番目はNさん。独特の渋い声のトーンと優しい語り口は戦場カメラマンを彷彿とさせます。スピーチのたびにNさんの意外な一面が覗けて楽しいです笑

3番目はYさん。トーストマスターと同じくベテランで安定したスピーチを披露してくれました。

長い間スピーチやってると話のネタも尽きてくるのでは。。?と思ってましたが、そんな心配を吹き飛ばすかのように毎回新鮮なスピーチをしてくれます。

4番目トリを飾るのは最近入ったばかりのIさん。本当に入ったばかりなのかを疑うような堂々としたスピーチ。飯田橋のスティーブ・ジョブズと言われる日も近いでしょう。

テーブルトピックス

続いては、その場でお題を与えられて、誰が指名されるかわからない中、即興的に短いスピーチをしていくテーブルトピックスのコーナー。

というのがいつもの流れなんですが、今回は特別仕様。

飯田橋TMCベテランのDさんとYさんが入会10周年ということで、サプライズでお二人にこれまでの思い出を語っていただきました。

毎回ひとネタを仕込んでくる陽気なTさん司会の元、飯田橋TMCでエピソードを赤裸々に語っていただきました笑

論評

後半戦の論評は準備スピーチに対して行われるフィードバックタイムです。

Sさんに対する論評を行ったのはHさん。通称飯田橋の母と呼ばれる彼女は、すべてを包み込む優しい論評を披露してくれました。

Nさんへの論評はMさん。クセの強いNさんに対して、論評初めてながら的確なフィードバックを返していたのが印象的でした、

Yさんへの論評はYさん。ベテランのすきの無いスピーチに対してどう切り込んでいくのか見ものでしたがやはりそこはYさん

言われてみれば確かに・・!という独自の切り口で聴衆を納得させました。そして準備スピーチにでもないのに毎回1ネタを仕込んでくるエンターテイメント性には脱帽です。

最期はIさんへの論評でTさんIさんは前述の通り飯田橋では新人ですがジョブズのようなスピーチを披露され、いくらベテランのTさんでもべた褒めするしかないのでは・・?と思っていましたがそれは杞憂に終わりました。たとえ話をうまく使い、しっかりと改善点まで指摘しバランスの取れた論評でした。

今回の受賞者

飯田橋TMCでは、毎回素晴らしい準備スピーチ、テーブルトピック、論評をしてくれた方々を投票で決めています。

例会は基本フランクな雰囲気ですが、投票があることで気が引き締まり、向上心が生まれます。

今回の受賞者は以下の方々でした!

ベストスピーカー賞:Iさん

ベスト論評賞:Mさん

トーストマスターズクラブの毎回の例会は、参加者全員で作り上げる作品のようなものです。バリエーション豊かで聞いていて楽しくためになるスピーチ。緊張感があり、話をコンパクトにまとめるのに役立つテーブルトピック。聞く力を養い、客観的で、適切にアドバイスをすることができるようになる論評。時間通り、プログラム通りの基本に忠実な進行。

飯田橋クラブはこうしたクオリティの高い例会を毎回開催するべく、役員、メンバーのみんなで力を出し合って運営しています。もしご興味を持たれた方はぜひゲスト参加お待ちしております!