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第351回 通常 & ユーモアスピーチコンテスト選抜会

【会長の挨拶】
例会は会長Sさんの挨拶から始まりました。
外は寒かったのですが、会長の挨拶を聞くと、なんか暖かくなるというか、元気づけられて“楽しみたいっ”という気持ちになりますね!

【司会者・ヘルパーの説明】
司会者は、例会プログラムを作成し、例会全体をコントロールします。
ヘルパーは、例会コントロールのサポートや、スピーカーを客観的に観察する役割です。

今晩の司会者はMさんです。
いつもとは違う変則的な例会プログラムを作成して頂きましたが、しっかり計算して作り込んでいらっしゃったので、時間管理はバッチリでした。
今回の例会は、通常例会と一緒に、ユーモアスピーチコンテストが行われました。
通常のスピーチ2名、ユーモアスピーチのコンテスタントは5名の、計7名のスピーカーです。
各ヘルパーの説明の文言には、一応マニュアル的なものはあるのですが、皆さんそれには頼らず、「自分の言葉」を入れて説明されていて、独創性がありました。

【通常スピーチ】
今日の通常のスピーチは2名です。
会員が事前に準備して行うスピーチセッションです。
会員になると「パスウェイズ」というスピーチマニュアルを購入することができ、各段階のプロジェクト目標に合わせたスピーチを行っていきます。

1人目のスピーカーは、Kさんです。
コンビニでの出来事での経験で「ありがとう」という感謝の言葉を出来るだけ言うようにしたら、良い物事が多くなった、というスピーチでした。

2人目のスピーカーは、Sさんです。
大学でのインターンシップのスピーチでした。
インターンシップでは、殆どやる気の起きない状況でしたが、本当の“自分の目的”を見据えて、自分を分析し、目標に向かって進むご自身をスピーチされていました。

【ユーモアスピーチコンテスト】
3人目からは、ユーモアスピーチコンテストです。
流れは大きく変えず、通常例会の流れで行われました。

3人目のスピーカーTさんです。
海外でのご経験を話されておりました。
日本の常識では考えられない事でも、相手の価値観や文化を理解し、相手を慮ることで、それを笑いにとらえて、Tさんなりに受容し、楽しく生きていくスピーチでした。

4人目のスピーカーHさんです。
看板の字は大きく書きましょう!というメッセージで、近づかないと見えない文字は、危険だし、何とかしないといけない!
ご自身の体験談を交えて、とても楽しいスピーチでした。

5人目のスピーカーは、Tiさん
出だしから歌で始まりましたが、なんだろう?と惹きつけました。
居酒屋での出来事で、他のお客さんとの会話で、やけに大きい話をする方から「疑心暗鬼」なっておりましたが、なんと!その方はケツメイシのメンバーだったとか。ビックリしましたね~。

6人目のスピーカーは、Yさん
今回のユーモアスピーチをすることになったのにも関わらず、前日になっても中々スピーチを作成することが出来ず、どうしたら良いものか・・・。
それでは、この1週間の出来事をそのままスピーチすると決めたスピーチでしたが、日常の出来事を、とても楽しく表現されておりました。

7人目のスピーカーは、Mさん
ご自身が呼ばれたいニックネームについてのスピーチでした。
揺れ動く“気持ち”の表現が、面白さを醸し出しておりました。

【個人論評】
このセッションで論評者は「聴き方や観察力、洞察力」を学んでいくことで、スピーカーとの「信頼関係の構築、自己肯定感を上げる」ことなどが出来るようになっていきます。
論評者は、準備スピーカーに対して建設的なフィードバックをしていきながら、お互いに自信や自己肯定感を育んでいきます。

総合論評者の私Tからは、事前に論評の「型」を意識して頂くようにお願いしておりました。
論評者の方は、スピーカーの良い所、プロジェクトに対して効果的だったところ、どうすればよりよくなるか?を、分かりやすくフィードバックされておりました。

【ベスト賞】
ベスト論評者:Yaさん
ベストスピーカー:Kさん
ユーモアスピーチコンテスト1位:Mさん

ユーモアスピーチコンテスト1位のMさんは、次のエリアコンテスト(オンライン)に進みます!
皆さんで応援していきましょう!

第340 回 (7/17) 通常例会

2021年7月17日(土)18:00~

第340回通常例会

ZOOM(オンライン)+一部東京ボランティアセンター

 

ようこそ、飯田橋トーストマスターズクラブ(TMC)のHPへお越しくださいました。

さて、これから、7月17日に行われた 第340回通常例会の様子をざっくりご報告しますね。

 

トーストマスターズクラブの1年間は、7月から始まります。

新しい役員さんたちのクラブ運営のもと、今回は2回目の例会でした。

 

前日に梅雨明け宣言があって、オンライン例会ながら、弾けたいムードがムンムン。

S藤E子会長の「私はいい女宣言」からはじまった今夜の例会。今日も楽しくなりそうな予感です。

 

TMOEは、前会長のK松さん

1年間会長挨拶をされてきた安定感が光っています。

 

最初は「今夜の言葉」のセッション。

紹介された言葉を例会中にできるだけ使い、語彙を増やすことを目的とするセッションです。

今夜の担当はY武さん

Y武さんから紹介された言葉は「手前味噌」。謙虚さを織り交ぜながら自画自賛をする時に使います。例えば「手前味噌ですが、今日のスピーチは我ながら、うまく行ったように思います。」などなど。みなさん、例会中に、たくさん使っておられましたよ。

 

準備スピーチ前のスペシャル企画は、Happy&New(Good&New)」

24時間以内にあったよかったこと、新しく経験したことを、全員が披露し合います。

一般的には、輪になって、クッシュボールを渡して、次のスピーカーを指名するのですが、

今回は、予め、順番が決まっていて、オンラインの画面ごしに、その人にボールを渡す設定。

なにより、画面ごしに、ボールを受け取るその受け取り方が、面白いのなんのって!笑

プロティンがうまくとけたことがハッピイだった方、素敵な場所の予約ができたそのハッピイな写真を見せてくださる方、博士論文が提出できた喜びを語ってくださった方・・・などなど、参加者全員が、全員分のハッピイを共有できるという、とても楽しいコーナーでした。

 

【準備演説】

 今夜のスピーカーは2名。

(1)H原さん。タイトルは、『ギリギリのリーダーシップ』

「自分のリーダーシップスタイルを理解する」というパスウエィズ(トーストマスターズクラブのマニュアル)からの難しい課題に挑戦。

お仕事(不動産管理)で起こった2つのハプニングに対して、リーダーシップを発揮して、

事をうまく納めた体験を語ってくださいました。2つのエピソードは、いずれも、夜中に、

電話で起こされる設定。辛そう。2つのエピソードを披露する時に、同じ設定を繰り返し使うことで、聴いている我々は、「え?また?夜中に電話で起こされちゃったの?こんなことが何回もあるの?なんて、辛い仕事・・・。頑張って・・・。」と、H原さんを応援する気持ちがより強まったと思います。周りの人を味方につける。これぞリーダーの大きな要素。スピーチの中のリーダーシップもさることながら、例会中におけるリーダーシップもなかなかのものでした。

(2)T井さん。タイトルは『NNKを吹き飛ばす』

「会員にとって馴染みのないトピックを聴かせつつ、聴衆と気持ちを通わせる」という、パスウエィズからの、これまた難しい課題。

パスウエィズは、課題が難し過ぎて、その課題に見合ったスピーチの内容を考え出すのが一苦労なのですが、T井さんは、トピックを見つけるのがとても上手。

飯田橋TMCは、若い人々が集まった、トースト界ではわりと珍しい(と思われる)20歳代~30歳代の方々が大半というクラブです。そんな中で、T井さんが選んだトピックは、

「フレイル」という現象について。フレイルとは、「高齢者が、健常な状態から要介護に至るまでの課程」のことをいうのだそうな。これは、確かに、飯田橋TMCの聴衆にとっては、

馴染みのないトピックですよね。そして、この馴染みのないトピックを聴かせつつも、しっかりと若い会員さんたちと気持ちを通わせることができてしまうのが、T井さんです。

ちなみに、タイトルのNNKは、ねんねんコロリ。寝たきりで天国に行くことだそうで、

そんなのは嫌だ~!『NNKを吹き飛ばせ』というT井さんのスピーチでした。

 

さて、お次は、テーブルトピックス(以下TT)のコーナーです。

TTマスターがお題を出し、それに、即興で回答する、という・・・誠にエキサイティングなセッションです。

TTマスターは、S村さん。

緊急事態宣言を乗り切るコツ、あなたの熱中症対策、あなたがもしオリンピックの開会式で演説するなら?等々、時流にあったお題が出されました。みなさん、まさに当意即妙、一瞬で素晴らしい回答を披露してしまうので、私などは、大いに感心してしまいました。

 

最後は、論評のコーナーです。

トーストマスターズクラブでは、スピーチはやりっ放しにせず、きちんとフィードバックの時間があります。

トーストマスターズクラブには先生がおらず、スピーチなどのフィードバック(論評)は、会員同士で行います。この論評がとてもよい勉強になります。スピーチをよく聴き、そのスピーチのよかった点、改善点を、短時間でまとめ、3分ほどの時間で、みなさんの前で発表します。今夜の、スピーカー(1)H原さんのスピーチに対する論評はM川さんが、スピーカー(2)T井さんのスピーチに対する論評はY井さんが担当されました。

論評は、集中してそのスピーチを聴かないとできるものではありません。さらに、みなさんの前で、よかった点、改善点を要領よく、決められた時間内に発表することが求められます。スピーチを集中してよく聴き、短い時間でしっかりとポイントをまとめ、決められた時間内に発表する、という技が鍛えられるのが論評です。

M川さんも、Y井さんも、短い時間内で、要領よく、見事な発表をされていました。

 ■受賞者■

ベストスピーチ賞 萩原さん

最優秀論評賞 三川さん・安井さん

最優秀テーブルトピックス賞  源さん

さてさて、長い文章、失礼しました。

トーストマスターズクラブはパブリックスピーチ力を養うクラブですが、それに余りあるものが得られる場であります。

人前で話す機会を得たい方、トレーニングをしたい方、一度、飯田橋TMCの例会を見学にいらっしゃいませんか? とにかく、百聞は一見に如かず!です。

次回からは、会場+オンラインのハイブリッド例会になります。

会場からでも、オンラインからでも、みなさんのご参加を心よりお待ちしております!

あ。トーストマスターズクラブは、安心して失敗ができる場所なので、大丈夫ですよ!

楽しく学びながら、私たちと一緒に、成長していきましょう!