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2009年の例会記録です。

第18回例会 初めてのインハウスコンテスト

初めてのインハウスコンテストが開催されました。

チャーターしたばかりのクラブの “特権” として、通常は出場資格として
基本マニュアル#6の完了が必要なところそれがありません。
経験にとらわれずメンバーは誰でも挑戦できる、
とてもオープンなコンテストです。

コンテストの運営にあたっては、メンバーの支援とともに
特に審査については他のクラブからの応援もあって
コンテストらしい緊張感も漲っていました。

そして、出場コンテスタントは、
N房さん、T岡さん、T田さん、J見さん、H田さん、N山さん、T辺さん、Z味さん
この8名。飯田橋には向上心の高いメンバーが集まったものだと実感しました。

直前にくじびきで決まった順番でいざスタート。

会長からのアドバイスもあって、それぞれがいつもより多めのメッセージ性のあるスピーチ
聞いていてますます前向きになれたように思います。

コンテストの結果は、
1位: N山さん
2位: T辺さん
3位: T田さん
です。おめでとうございます!

 

優勝したN山さんはクラブ代表として来月ディビジョンコンテストへの出場です。
がんばってください。

次回以降は、また論評を含んだ通常の例会に戻って
また一歩一歩学習を進めていきます。
ゲスト参加でその様子を体験してみませんか。

懇親会の様子

第17回例会


この日は夕方に記念すべきチャーターセレモニーがあったため、15時開始といつもとは違った例会となりました。また、チャーターセレモニーのドレスコードにあわせ全員正装していたので、ちょっぴり優雅な気分で始まりました。総合司会は初司会であるS田が担当しました。

「今夜」ではなく「今日の言葉」は、K藤さんによる「春、待つ」です。K藤さんといえば歌、歌といえばK藤さんというくらい、スピーチにおける歌を得意としている方ですが、「詩(うた)」にも深い造詣があることを教えられました。

テー ブルトピックスの司会は、Z味さん。5人のスピーカーによる、久々の充実したテーブルトピックスとなりました。お題は「政治」にまつわる多少難易度の高い ものでしたが、政治について再考する良い機会となったのではないでしょうか。K塚さん、M本さん、H岡さん、J見さん、O見さんがそれぞれうまい即興ス ピーチを繰り広げました。今回はアドリブの貴公子H岡さんがベストテーブルトピックス賞となりました。

準備スピーチも5人と聞き応えが ありました。1人目は、初めてのスピーチをするH田さんです。お題は「寮生活~僕とジェフと、時々ジャイアン~」。自らの留学体験の中のルームメイトとの 異文化交流についての印象的なスピーチでした。2人目は、K下さんによる「ありがとう~大切な君へ~」です。大切にしているペットや動物への愛が溢れるス ピーチでした。3人目のN山さんは「人生で一度は行ってみたい場所」というお題で、旅行がそれほど好きではないにも関わらず、どうしてもいきたい場所があ るという逆説的な話法で、その魅力を強調していました。4人目は、H田さんによる「無礼講で行こう!」です。無礼講という言葉の原点について考えさせられ る力強いスピーチでした。5人目は、H畠さんによる「お手軽!スッキリ法」です。いまや国民病ともいえる花粉症についての効果的なスッキリ法を、H畠さん ならではの視点と爽やかさでスピーチされました。ベストスピーカーには4番目にスピーチしたH田さんが選ばれました。その後の飲み会で、H田さんが無礼講 な飲みっぷりであったことは言うまでもありません。

 

論評は、的確なアドバイスかつ時間内にうまく収めたT田さんがベスト論評賞となりました。T辺さん、N房さん、Y澤さん、M本さんも非常に上手な論評をしていました。

ま たこの日は、K田さんの入会式が行われました。メンバーも増えて活気のある良いクラブになってきていると思います。今回の例会は、チャーターセレモニーが あるため例外的にメンバーのみにより行われましたが、通常はゲストの方の見学大歓迎ですので、ぜひぜひいらっしゃって下さい。

第16回例会 論評例会

「論評。そう、それはスピーカーの心を切り裂く言葉の暴力・・。」
司会Z味の言葉で第16回例会は始まった。

時は西暦2009年2月21日。場所は東京ボランティアセンター。
しかしながら今回は例会は普段とだいぶ異なっていた。
「論評例会」の名の通り「論評」に焦点をあてた例会だったのだ。

飯田橋トーストマスターズクラブ(飯田橋TMC)
は設立間もない若いクラブでありその会員の多くは新米である。
そこで今回は「神楽坂の言葉の殺し屋」の異名を持つJ見さんを
論評ワークショップの教官に招き飯田橋の新米達に「論評」のなんたるかを
叩き込んでもらうことになったのだ。

教官の指導はきわめて実”戦”的だった。
具体的な論評テクニックの説明だけでなく、
会員達がペアを組み、一つの教材に対して互いに論評しあうのだ。

新米が多い飯田橋TMCの中にも、
O江会長、S井さんのような幾多の実戦をくぐり抜けてきた古強者達がいる。
しかしその歴戦の勇者達ですら、
目の前の教材を論評することに対しては苦戦を強いられていた。

教官の論評指導は厳しくも充実した内容であったが、
それだけに、ただでさえ短い予定時間内に終えることは、きわめて困難であった。
しかし教官は
「俺がこの世でただ一つ我慢できんのは……例会の進行が遅れることだ!」と言い
見事、予定時間内に納めてみせた。さすがはプロである。

このようにして前半の論評ワークショップは幕を閉じた。
しかしまだ安心することはできなかった。
後半の部では、その成果を発揮して論評をしなければならず、
半端な論評をしようものなら、教官にどんな目に遭わされるかわからない。

(ここまで論評ワークショップについてストーリー仕立てでお伝えしました)

後半のスピーチの部では
Y沢さん「神聖な食べ物」
N房さん「お笑い!?○会対策」

Y沢さんは始めに手にした袋から白い物体を取り出し聴衆の興味を引きつけ、
そこからある食べ物…すなわち「お餅」に関する興味深いエピソードのスピーチを行っておりました。
N房さんは、かって自分が仕事で経験した「○会と育毛剤と目薬」にまつわる話
をユーモアを交えてスピーチを行っておりました。
スピーチ中その面白さに聴衆からは何度も笑い声があがっておりました。

論評の部では1つのスピーチについて2つの論評を行うという変則的なものになりました。
T田さん、M本さん、K塚さん、K下さんが
前半の論評ワークショップの成果を活かし的確に論評を行っておりました。

今夜のゲスト(見学)はBルさん、K田さん、I藤さん、Tンさん、
そして神楽坂TMCからI上さん、Mさん、T橋さん、Y川さん
横浜TMCからはF久さん
と9人もの方に来ていただけました。

このようにゲストの方も多いフレンドリーな例会ですので、お気軽にご見学ください。

メンバーの持ち味を生かせる 第15回例会

2009年2月7日第15回例会はサブ会場の富士見区民館で行われました。
この会場いつもぎっしり埋まってしまうので、
今回は机をスクール形式、全員が演台に向かって横並びにしてみました。
この形だとちょっと雰囲気が引き締まる感じがします。

テーブルトピックスでは、初マスターのS田さん。「○○の日」というお題、
中でも2回目ゲスト参加のH田さんが素晴らしい即興スピーチを披露されて
見事ベストテーブルトピックス賞となりました。

スピーチ1本目はT田さん「現代美術を見に行こう」一例として便器の写真を示しながら
芸術の世界を伝えられて美術館に行ってみようと思わせるスピーチでした。そしてベストスピーカー賞!
2本目はZ味さん「幽霊が見たい」いつも独特の世界観のあるZ味さん、今回はさらに
人生について考えさせられるような深みのある話を展開していました。
3本目はK島さん「人生最上級の達成感」トーストマスターにはマラソンをやる方が多いのですが
彼もホノルルマラソンの完走者。そこに至るにあたって、目標を文字にする力、を感じさせられました。
4本目はT辺さん「めくるめく鉄道のセカイ」登場人物3人の寸劇から始まるスピーチ。
しかしそれは鉄道路線の擬人化したキャラクター。とても不思議な話だったと思います。

論評の部では、H田さんの総合論評としての司会の中、特にスピーチ1本終えたばかりのH畠さんが、もう論評に挑戦!
初めてとは思えないいい論評を展開していました。
そしてベスト論評賞は成長著しいN山さんです。

今までサポーターとして活躍されていたT岡さんが正式に入会されたこともあって、
今回ついに例会の役割全部を飯田橋メンバーのみで実現することができました!

スピーチ4本の通常例会、本当に一人前のクラブになれたと思います。
ここまでの成長を支えて下さったサポーターの方々ありがとうございます。

最後にゲストのH田さんから入会表明もありました!より一層成長して
これからも質の高い例会を実現していきたいと思います。

第14回例会 新人オリエンテーション+ミニ通常例会

2008年1月31日メイン会場である東京ボランティアセンターに戻って第12回例会を開催しました。

今回は普段と異なり2部構成。
トーストマスターズって何?を知ってもらうための「新人オリエンテーション」+
ミニ通常例会。

気づけば飯田橋TMCも20名を超える大所帯に成長し、
新しく入られた方、これから入会しようと検討されていらっしゃる方が増えてきました。

そんな方々のために、新人オリエンテーションと題して以下の項目にて教育を行いました。

【新人オリエンテーションプログラム】
・トーストマスターズの歴史
・トーストマスターズの組織
・トーストマスターズから得られるもの
・トーストマスターズの教育プログラム
・メンター制度について
・トーストマスターズの約束

講師は役員をメインにアサインされましたが、もちろんまだまだ新米役員もおり、
講師自身のスキル向上をも意図した企画です。

各自レジュメを用意し、O江さんのようにホワイトボードを駆使したり、
S井さんのように自らの体験を語ったりと、充実した内容となりました。

ミニ通常例会の部では主に新人の方々が堂々とスピーチをされました。

S田さん「麻薬のすすめ」
K下さん「永遠の恋人」
N山さん「私のワースト3」

という各自タイトルにて発表を行いました。
タイトルだけみると怪しい感じですが、あくまでアイキャッチに使っているだけで
内容はとても真摯なものでした。

少しずつ皆さんが成長していっていることを感じられるスピーチ群でした。

とまあ、こんな風に今回は2部構成として進めさせていただきましたが、
この新人オリエンテーションのように都度ゲストの方(会員でない方々)にもわかりやすく、
向上しやすいプログラムを用意して楽しく切磋琢磨しています。

男女、年齢、職業問わない方々との
コミュニケーションもとっても楽しいんですよね。
もしご興味をお持ちになったらお気軽にお尋ねください♪

アポなし見学でも大歓迎です!

第13回例会 元気付く スピーチマラソン

2009年1月17日正月休みをはさんで4週間ぶりとなる例会を開催しました。

会場はサブ会場の 千代田区富士見区民館。この会場最初に入ると机が片付けられていて広そうにも見えますが、スピーチをする空間を作りながら机を並べると、参加者の座るところはみっちり。

 

例会の冒頭、役員就任式と入会式がありました。Y澤さん、N房さんが新役員に加わり、正式クラブとしての最初の例会で、クラブ役員7人が重複の担当なく揃うという、とても嬉しい就任式です。また、M本さんの入会式も行って、まだまだ発展し続ける飯田橋クラブを感じました。

 

今 夜の言葉は、サポーターとして参加して頂いたS野さん。『元気』と書いたところで、「今夜の言葉は普段使わないような言葉を覚えるという目的がある」とい う説明をしながら、『元気付く』と二文字書き加えられました。言葉の意味だけでなく、 今夜の言葉の意義も説明されて短い時間ながら密度の濃い今夜の言葉でした。

そしてメインの準備スピーチは、テーブルトピックスを削って6本のスピーチを実現しました。中でも続々入会された新メンバーによるアイスブレーカーが4本と、新メンバーがどんな方なのかわくわくしながらスピーチを迎えます。

最初は入会式を終えたばかりのM本さん「私が願うこと」カウンセラーの極意を紹介しながら、これからコミュニケーションスキルを磨きたいというメッセージを明確に伝えられました。

2番目はK下さん「私を解放してくれたもの」フラメンコを通じて自分を表現する楽しさを体験し、今後も夢をかなえたいという、K下さんのことのよくわかるスピーチでした。

3番目はH畠さん「10年後の私」ホワイトボードに2つの単語『一意専心』『試行錯誤』を書きながら、得意な部分は伸ばしながらもチャレンジしていこうという意志そして10年後の姿を強く伝えられ、楽しいスピーチでした。

4番目はY澤さん「お祭りの準備」お祭りのボランティア活動についてのスピーチでしたが、出てきたイラストボードがまずとにかく印象的! 絵を描くことを通してみんなを楽しませることの喜びが伝わってきました。

5番目はK藤さん「初恋? ―― 易しい東大の入り方」つまらない受験勉強を一変させるもの、それは恋! 他人のために頑張ろうというその気持ちがパワーになるというメッセージ、またK藤さん恒例の歌も交えてあたたかいスピーチでした。

6番目はJ見さん「なんとなーくじゃ伝わらない」プロジェクト目標である『言葉を生かせ』そのものに真剣に向き合う姿を自分の体験からスピーチされて、一つ一つの言葉の意味をきちんとモノにする大切さを改めて感じさせられました。

論 評の部では、まずは総合論評担当のT田さん、まだ個人論評も体験する前に担当するという少し無理を聞いて頂きましたが、見事に各個人論評者を紹介されまし た。個人論評担当のO江さんH田さんH岡さんS井さんK島さんN山さん、それぞれが3分前後と時間ぴったりの論評、初めてのスピーチの良いところを見つけ て、具体的に「こうすればもっとよくなる」と改善点を述べられていました。

投票の結果、その改善点の指摘が絶妙だったベスト論評賞はS井さん、ベストスピーカーはK藤さんでした。

今回は遠方から兄弟で参加されたゲストもおり、一方で懇親会まで参加されるゲストも2名。新年にふさわしく、全員が元気付いた例会でした。次回もますます元気付けられるに違いありません!

懇親会風景