2008年12月20日メイン会場である東京ボランティアセンターに戻って第12回例会を開催しました。
今 回はH畠さんおよびK下さんの入会式、これで正式クラブとなる20名達成! 入会式では、アメリカ発祥のトーストマスターズ、ということでクラブメンバーになるにあたっての宣誓をした後に新入会員と参加者全員との握手会となりま す。最近会長から「初めてのゲストの方はびっくりされるかもしれませんが、壷を売ったりはしないので安心して下さい」というのが恒例に。確かに初めてのゲ ストの方も握手会への参加となるので、何が起きているか分からず少し驚かれているのかもしれません。
今夜の言葉は、入会式を終えたばかりのH畠さん。「好機到来」 トーストマスターズへの参加は、まさにチャンスである、と力強く説明しました。初めての役割をしっかりとこなされて、これからが楽しみです。
テー ブルトピックスマスターは、H岡さんが「We can change!」のかけ声とともに オバマH岡大統領役となって進められました。大臣からの報告というお題…かと思いきや「この中に宇宙人がいるという報告がありました。それは誰でしょ う?」「なぜ宇宙から侵略しようと思ったのですか?」 と意表を突く質問。そこをT田さんS井さんが面白く即興で対応です。わずか2題ではあるもののとても楽しいテーブルトピックスでした。
準備スピーチは、コンテストの雰囲気でということでプログラムの順番ではなく、その日にくじ引きで決めた順番でのスピーチ。しかも登場するのはベテラン揃いで、いつもとは少し違った趣向でとても得るものの多いスピーチだったと思います。
最初はS井さん「太りましたね」。司会がタイトルを紹介するところからすでにスピーチの一部として仕込んであって、さすがコンテストスピーチ。面白可笑しいだけでなくしんみりする場面もありとても練られた内容でした。
2番目は会長の近江さん「高橋尚子になりたくて」。シドニー金メダルの新聞記事から始まって、マラソンを通して目標を持ちそれを実現することの素晴らしさをスピーチされました。説得力があってとても勇気が湧いてきます。
3番目はT岡さん「言葉ではない、あったかいもの」言葉で伝わる気持ちもあれば、言葉ではなく伝わるあったかい気持ちもある、と聞いているとこちらもあったかくなれるスピーチでした。
4番目はI田さん「○○ドック」スピーチ当日脳ドックに行ってきた、というところから「健忘症」「注意散漫」にまつわるエピソードです。失敗談を続けながらも、話しぶりは妙にしっかりしていて、嘘か本当かわからない絶妙なコントロールでした。
5番目はK藤さん「コルカタからアトランタへ」非暴力で戦い続けたガンジーとキング牧師の話です。写真を交え、非暴力で主に行進によって思いを実現した彼らの姿を訴えながら、最後に研究の道で自分も貢献したいというスピーチでした。
論 評の部では、S田さんZ味さんT辺さんN房さんH田さん、ベテラン揃いのスピーチに対してビギナー論評者という形式です。今回素晴らしいスピーチばかり。 ほめるところはたくさんあり、一方で改善点を見つけるのは難しかったと思いましたが、みなさんきっちりと論評されていました。ベスト論評賞はN房さんとな りました。
ベストテーブルトピック賞の結果はS井さん、ベストスピーカーは近江さんという結果でした。
今回初めて来て頂いたゲストの方からも、次回以降の参加について前向きなコメントを頂けました。正式クラブになったことで安心することなく、これからも質の高い例会を作っていきたいです。
懇親会風景 チャーター達成のお祝をしました!