飯田橋トーストマスターズクラブ第225回例会(3/4)
ここ数日暖かいですが、まだ3月初めですよ〜。
皆さん、体調管理には気を緩めないでくださいね。今回、総合論評を担当しましたI川です。
本例会は、なんと和室で行われました。私には初めての経験でしたが、そこはやはり日本人!皆さん、何のわだかまりなく、いえむしろ自宅の居間にいるかのようにスムーズに準備されている姿は微笑ましかったです。
ああ・・またやってしまいました。総合論評(振り返り)時間オーバー!
TMOE(司会)のO橋さんとM苫会長はじめ、皆さんにはお詫び申し上げます。
猛省し、今後の課題にしようと思います。
今回の準備スピーチは4本でした。
1. K林(未希)さん CC1 スピーチタイトル 「私の好きなもの」
世界史のテキストには、そんなに食物の記事がのってるんですね〜!初耳です。アイスブレーカー(初めて)とは思えない堂々としたスピーチ。次回も大いに期待できそうです。
2. S木さん CC8 スピーチタイトル 「後悔しないために」
母親との思い出から得た教訓とご自身の転職を結びつけた聞き応えあるスピーチ。ビジュアル・つかみ・ボディランゲージ等随所にテクニックが駆使され、初級者、中級者にはお手本になるスピーチでした。
3. T田さん CC8 スピーチタイトル 「T田のびっくりしたこと3選」
冒頭の、一体感を引き寄せるつかみどころがうまいです。聴衆の目線に立った地図の使い方、数値を示す説得力等、S木さん同様お手本になるようなスピーチでした。
4. S水さん CC9 スピーチタイトル 「あなただけが知っている輝き」
いきなりの衝(笑?)撃的な衣装!!我々は、この時点でノックアウトされました。ご自身の伝えたいメッセージが、体全体から発するビームとなって私たちに突き刺さってきました。ベストスピーチ賞、おめでとうございます。
そして、論評の部では・・・
各スピーチに対して、温かいフィードバックが展開されました。
S川さんは、K林さんが話し慣れていることを前提に、的確な改善点を提示され、
K塚さんは、S木さんの個性を汲んだ、体の表現を一杯に使った論評をされ、
M苫さんは、T田さんの持ち味をしっかり捉えた、生き生きした論評をされ、
K田さんは、衝撃的な改善点を出されました。他の誰も気づかなかったのではないでしょうか?流石です。ベスト論評賞おめでとうございます。
私は、久々に飯田橋の例会に参加しましたが、スピーカーの方々はもちろん、参加者一人一人のスピーチのレベルが上がっていることを肌で感じました。
これはひとえに、会員の皆さん一人一人の飽く無き向上心からくる努力の賜物と確信しています。これからも良い意味で刺激しあい、飯田橋をさらに素晴らしいTMCに育てていきましょう!!
成長したい人々が集まって、お互いサポートをし合いながら、みんなで一緒に成長できるクラブ、それが、飯田橋トーストマスターズクラブです。そんな飯田橋トーストマスターズクラブの例会に、一度、遊びにいらっしゃいませんか?
司会者の司会振りや、スピーカーのスピーチ、論評者の論評等々、見どころ、聴きどころ満載です。
みなさまのお越しを、心から、お待ちしております!
飯田橋トーストマスターズクラブ第224回例会(2/18)【新人戦】
飯田橋トーストマスターズクラブ第223回例会(2/4)【春季インハウスコンテスト】
春の予兆を少し感じるような温かさがあった2/4(土)。
飯田橋トーストマスターズクラブでスピーチコンテストが幕を切りました。
コンテスト委員長K田さんの司会が始まる頃には、会場はほぼ全部の席が埋まり、正に満員御礼状態!外部Guest含め大凡40名の方がコンテストに参加されました。
コンテスト出場者は計12名!
「12人という人数は他のトーストマスターズクラブでも見たことが無い」とエリアディレクターのM浦さんからコメントを頂戴し会場が沸きあがる中、いよいよスピーチコンテストが開始です。
【トーストマスターズ非会員の方へ】
※トーストマスターズでは年に2回、スピーチコンテストを開催しております。飯田橋トーストマスターズで勝者になれば次のステップに進むことができます。勝ち続ければ最終的には日本王者まで上り詰めることができます!
<蛇足ですが英語コンテストの場合は世界王者になるチャンスがあります!>
スピーチ12本は大変素晴らしい内容でした!
1、T田さん スピーチタイトル 「扉を開いたその先で」
留学経験のあるT田さん。ホームステイ先で出会った異国の友人との性格の違いから学んだ事をスピーチにしていただきました。前回の大会では全国準決勝まで進んだT田さんのスピーチは具体性があって、描写性が満載。説得性があり、周りを沸かせるスピーチでした。
2、Y井さん スピーチタイトル 「やってみなきゃ、分からない」
若い頃の仕事のエピソードを語っていただきました。憂鬱になるクレーム対応も、やってみたらうまくいったという経験をスピーチにしてもらいました。仕事をしていると、同じような場面に出くわす事がありますが、「まずやってみよう」。そう思える、人の心を動かせるスピーチでした。
3、S川さん スピーチタイトル 「三つめの道」
学生時代のアルバイト経験からIT業界へ足を踏み入れたS川さん。IT技術を極めるか、マネージメントを極めるか。。様々な経験を乗り越えたS川さんならではのエピソードが詰まったスピーチでした。特に、同じような経験をしている男性には心に刺さるスピーチだったと思います。
4、T内さん スピーチタイトル 「無くしたわけじゃない」
物をよく落としてしまうT内さん。なんと!結婚指輪を無くしてしまったときの経験をスピーチにしていただきました。そんなネガティブな話ですが、さすがの竹内さん。非常に面白く話していただきました。いつも会場を笑いの渦に変えるT内さん。コンテストでも変わらず、全員が楽しくなるスピーチでした。腹筋が痛くなってしまいました。
5、Y口さん スピーチタイトル 「最高のプレゼント」
自身にコンプレックスを持つY口さん。過去はコンプレックスに耐えられず親にあたってしまう事もしばしばあったとのこと。しかしそのような経験を乗り越えての現在である事を語っていただきました。Y口さん意外にはできない内容であり、感情表現がとても上手なY口さんに会場全体が引き込まれました。内容はもちろんですが、例えば最初に笑いを回収し聴衆を聞きの体制に入らせる構成など、大変勉強になるスピーチでした。
6、M苫さん スピーチタイトル 「今、私がここにいる理由」
幼少期、親の仕事の影響で日本人が殆どいない海外に住み、現地の学校に通っていたM苫さん。肌の色が違う等の理由で友人ができず過ごしていた中、それを救ってくれたのは任天堂社のゲームだったとのこと。ゲームは万国共通の楽しさがあり、誰とでも共通の話題として楽しむことができる。ゲームのお陰で友人が現地でできた。ゲームを軽視する傾向が日本にはありますが、視点を変えれば異文化コミュニケーションの一つのToolとして使うことができる!具体的で説得力のあるスピーチでした。
7、S村さん スピーチタイトル 「一流の歯車になれ」
仕事で部署異動を初めて経験したS村さん。内容が当初面白くなく、どうしても惰性で働いてしまっていたが、上司とのやり取りの中で「一流の歯車」になることを決断。その結果、2億円の案件を他社よりも高い金額で受注。営業としての手本を教えてもらえるようなスピーチでした。
8、K塚さん スピーチタイトル 「思い出したよ」
温泉大好きなK塚さん。温泉の良さを面白おかしく、漫談のようなスタンスでご紹介いただきました。そのパフォーマンスは意外性満載で笑いが沢山生まれたスピーチでとても楽しい内容でした。笑いのとり方、勉強になりました。
9、E多さん スピーチタイトル 「さぁ、こーい」
小学生の頃、大変優等生だったE多さん。そんなE多さんも中学生になると打って変わってワンパクな部活少女に転身。部活は事故が原因で最後の大会に出られなかったが、その経験を乗り越えて成長した自身の事を等身大に語っていただきました。会場を巻き込んだEndingは大変勉強になりました。
10、W田さん スピーチタイトル 「一勝一杯一分」
受験、就職、結婚。すべてをトータルで考えると一勝一杯一分とのこと。特に最後の結婚では、就職活動の場で偶然出会った女性と偶然実家が近かった。生まれた病院もたまたま一緒だったとの事が聴衆全員を引き込んだ、サプライズ感満載のスピーチでした。このスピーチを聞くのは実は2度目でしたが、ブラッシュアップされていたのを強く感じました。
11、C堂さん スピーチタイトル 「自覚していますか?」
学生時代、物を運ぶアルバイトをしていたC堂さん。冷蔵庫を動かす時のボディランゲージがとても上手で見入ってしまいました。関西弁を巧みに操るC堂さん。会場の空気を引き込むのが上手でとても参考になりました。
12、O橋さん スピーチタイトル 「母からのメール」
祖母と母のやり取りを当時、自身の目で見ていたO橋さん。時が経ち、現在はそれが母と自身になっているとの事。自分ならではのエピソードが入っており、O橋さんの想いが伝わるエピソードでした。やはり家族関連の事は聴衆全員が引き込まれる内容なので、構成作りがとても参考になりました。
普段の例会は3~4本のスピーチで終わることが多いのですが、今回は12本。
とても多いのですが、今回はコンテスト出場者の皆様の作りこみが素晴らしく、「え、もう12本終わったの!?」となるような、あっという間の3時間でした。
審査委員長のT邊さんはじめ、集計係のI藤さん、Sヨンさん、U野さんの厳選なる審査の最中は、インタビュアーのN来さんが各コンテスト出場者にスピーチの内容を掘り下げ。飯田橋の芸術家肌が炸裂し、会場はまた笑いの渦に包まれました。
そして審査結果、Best3は以下3名となりました!
1位 Y口さん
2位 Y井さん
3位 T内さん
おめでとうございます!!
1位のY口さんとY井さんは3/12(日)に開催される次のコンテストへ出場されます!飯田橋の代表として、日本一になってもらえるよう飯田橋トーストマスターズクラブ一同で応援して参ります。
このようにコンテスト出場者も多く、刺激が多い飯田橋トーストマスターズクラブへ皆様も一度、足を運んでみませんか?最近は特に入会者が増えており、「同期」のような人がたくさんいます。
このブログをご覧になられている方も「次なる一歩を踏み出す、そのスタート地点」として飯田橋トーストマスターズクラブをご選定いただければと思います。
お会いできることを楽しみにしております。
飯田橋トーストマスターズクラブ第222回例会(1/21)【合宿例会】
改めまして新年明けましておめでとうございます。
今回は飯田橋TMC毎年恒例の新年企画、お泊り付きの合宿例会。
通常例会とは異なり、
今年はT田さんをリーダーにC道さん、S波さん、Sヨンさん、E
毎年開催場所が変わるため、訪れる瞬間までドキドキ。
スピーチ冒頭はその12時間前に行われたトランプ大統領の就任演
「われわれは1年毎にここに集い、
■合宿第1部:教育セッション
普段とは違うこの環境下でTMOE(総合司会)をつとめるのは、
【今日の言葉紹介】
ある言葉を紹介し、その言葉を例会中、
選んだ言葉は「眼目(がんもく)」 ある物事のもっとも重要な点! 「会議の眼目」など
【ヘルパーさんの説明】
トーストマスターでは会員のスピーチ力を向上させるために、
・えーとカウンター → S村さん
・文法係 → T田さん
・計時係 → K清水さん
・集計係 → Sヨンさん
・笑いカウンター → S波さん
・記録係 → O合さん
さあ、お待ちかねのスピーチセッションです。
1.スピーカー N屋さん タイトルは「孫氏の兵法入門編」
孫氏の兵法を現代の自分の生き方、恋愛術、
2.スピーカー K田さん タイトルは「ナルシスト学」
自身の出来ないコンプレックスである部分を認めつつ、
3.スピーカー K林さん タイトルは「前向きに後ろを振り返る」
ご自身が独立して会社を設立した際における葛藤・苦労。
4.スピーカー M浦さん タイトルは「飯田橋TMC分析報告」
エリアディレクターの立場から見た俯瞰的の飯田橋TMCの現状報
5.スピーカー Y井さん タイトルは 「セーリーセートンの秘訣」
普段から整理整頓が苦手なY井さん。そんなY井さんが出した結論
トーストマスターはただのスピーチクラブではありません。
しかしながら、今回振り返りが多いので論評部は割愛します。
是非例会に来て、更なる価値が生み出される瞬間(moment of truth)自分で探しにきましょう!
■合宿第2部 ワークショップ&TT編
第1弾のワークショップはH間さん、自称or他称「
スピーチの素材は全く変えていません。
■テーブルトピックの部
さて、その後は最近入会したK清水さんとN来さんによるテーブ
通常は一人のテーブルトピックマスターがそれぞれの人にお題を出
お題として、
「家賃の取立てに大家さんがきたが、払いたくないときの対応」
「家に帰ったら泥棒がいたものの、
「仲良しの二人が財布を拾う。ただ中身について意見が分かれる」
それ以外でも 「いつ」 「どこで」 「なにをした」をメンバーがそれぞれ自由に記入し、
「江戸時代にディズニーランドでタップダンスを踊った」
「東京五輪開催前に沖縄のカラオケボックスで税金を払った」
「15年前に読売ランドでプロレスをした」
意味不明なこの設問を面白おかしく答える皆さんは本当に素晴らし
笑い溢れる一部、二部を終え、晩御飯。楽しいメンバーと普段と違うお酒を飲みながら楽しいひととき。
そのまま第3部です。
■第3部:持ち込み企画 第1弾 N江さんによる 紙を使ったWS.
事前に準備された設問を絵で表現し、
その絵を4つ使い、
■第3部:持ち込み企画 第2弾 リアル脱出ゲーム
最近巷で流行の脱出ゲームをS木さん、N屋さん、H間さんが準備
が、あまりの難題の難しさにゴールまでたどり着くグループはありませ
その後はカードを使った人狼ゲーム。
【2日目】
二日酔い、寝不足、
最後のセッション:それはM苫会長によるワークショップ
マンダラート法を用いた目標設定WSです。
2017年の抱負を必ず成し遂げるべく、
以上をもちまして、楽しい合宿例会終了!
皆さんお疲れまでした。次回2/4はスピーチコンテストです!
飯田橋トーストマスターズクラブ第221回例会(1/7)
新年あけましておめでとうございます!
1月7日(土)、2017年、第1回目の飯田橋トーストマスターズクラブの例会が開催されました。
まずは、M苫会長の「開会あいさつ」です。
「謙遜は美徳じゃない。今年は、あのドアを開けた瞬間、『俺はできる!』そういう意気込みで例会にのぞんでほしい!」力強いお言葉でした!
◆教育セッション~
TMOE(総合司会)は、敏腕教育担当のS村さん。
本日のプログラムは、教育担当(プログラム立案)S村さんの「こだわりのプログラム」とのこと。教育担当が、自身のこだわりのプログラムを、自ら、総合司会として実施する、という、渾身のTMOEを披露してくださいました!
まずは、
【今夜の言葉 紹介】
ある言葉を紹介し、その言葉を、例会中、意図的に使ってもらうことで、語彙を増やすことを目的としたプログラムです。
「今夜の言葉」担当のI川さんが選んだ言葉は、「混沌」。
今、世界で起こっている社会情勢の混沌とした様子を例にとり、言葉の意味をしっかりと伝えてくださいました。使用例の説明が楽しかったです。
次に、
【ヘルパーさんの説明】
トーストマスターズクラブでは、会員のスピーチ力をより向上させるため、6種類のヘルパーさん達が例会をサポートしてくださっています。
・えーとカウンター
・文法係
・計時係
・集計係
・笑いカウンター(飯田橋TMC独自の役割)
・記録係(飯田橋TMC独自の役割)
ヘルパーの皆さんの役割説明は、それぞれ、工夫に富んでいて、「頼れるな~」という印象がありました。皆さん、役割説明の仕方がとても良かったので、本当はお一人ずつ、どこが良かったのかを書きたい所なのですが、この下が長くなりそうなので、残念ながら割愛します。
お待ちかねの
【準備スピーチの部】
本日のプログラムは、6人ものスピーカーが登場する「スピーチマラソン」です。
しかも、フレッシュなスピーカーを6人揃え、そのスピーカーを論評する6人論評者には、全員ベテランを充てる、という、敏腕教育担当S村さんの、優しい配慮が詰まった、こだわりラインナップです。
●1人目のスピーカー
『今、私がここにいる理由』 プロジェクト①「アイスブレーカー」 K水さん
プロジェクターを巧みに使ったK水さんのアイスブレーカー・スピーチです。
「とりあえず、やってみよう!」スピリッツのK水さん。それは、あるとっても辛い経験があったから・・・。こんな風に書くと重苦しいスピーチのようですが、会場は笑いの渦、渦、渦。一度聴いたら、忘れられない。本当に印象的なスピーチでした!
●2人目のスピーカー
『不動産の買い方』 プロジェクト②「スピーチの構成」 Y田さん
不動産、という難しいテーマを、プロジェクターを使って、専門的かつ優しく丁寧にスピーチしてくださいました。不動産を選ぶのは、結婚相手を選ぶのと同じ!なのだそうです。「不動産のプロ」によるプレゼンテーションを、じっくり堪能させていただきました。
●3人目のスピーカー
『生活保護のリアル』 プロジェクト②「スピーチの構成」 O合さん
生活保護のケースワーカーをお仕事にされているO合さん。生活保護受給者さんとのリアルなやりとりを、効果音を流しながら、お芝居仕立て、臨場感たっぷりにお話ししてくださいました。シニカル社会派スピーチの決定版! 思わず、ひき込まれました。次回のO合さんのスピーチが、私は本当に楽しみでなりません!
さて、これ以降は、すべてプロジェクト⑥「ボーカルバラエティ」のスピーチです。
2月4日にクラブ内スピーチコンテストがあります。そのコンテストの参加条件が「プロジェクト⑥以上の達成者」ということがあり、これ以降、プロジェクト⑥のスピーカーが3名続きます。
●4人目のスピーカー
『サインを見逃すな』 プロジェクト6「ボーカルバラエティ」O橋さん
ひどい腹痛に襲われてしまったO橋さん。随分辛い思いをしてしまいました。友人と同じ物を食べているのに、何故、私だけ、吐き気と腹痛に襲われるの?そういえば、今思い起こすと、15年前から、サインがあったような!身体からのサインを見逃さないで!
O橋さんのスピーチの魅力は、なんといっても、表現力の巧みさです。今日も、O橋さんのスピーチを聴きながら、O橋さんの様子を映像で観ているような感覚になりました。
●5人目のスピーカー
『ボーカルバラエティ』 プロジェクト6「ボーカルバラエティ」C道さん
今回のプロジェクトテーマでもある「ボーカルバラエティそのもの」を掘り下げてみた、という実験的なチャレンジングスピーチでした。ボーカルバラエティって、何だろう?英語で言ってみる。中国語で言ってみる。寝てみる。歌ってみる。英語の歌。歌謡曲。演歌。ありとあらゆることを試してみながら、「ボーカルバラエティ」を模索されていました。
C道 摩訶不思議ワールド満載!最後まで目が離せない、刺激的なスピーチでした。
●6人目のスピーカー
『「半日村」に学ぶイノベーションの起こし方』 プロジェクト6「ボーカルバラエティ」W田さん
―山の陰になって、半日しか日が当たらない「半日村」。誰もがそれを運命だと諦めていた。だが、1人の少年の行動が、周りの人々の行動を変え、村を、一日じゅう日の当たる「1日村」に変えた― という物語から、イノベーションの起こし方について、大いにインスパイアされたW田さん。これからは、働き方を変え、自らイノベーションを起こす側の人間になりたい、と力強く、語ってくださいました。「半日村」の物語がとてもよく活かされていました。
さて、次は、
【論評の部】です。
①K水さんのスピーチへの論評 M苫さん
例えば「先読みのテクニック」といった、キーワードの使い方が秀逸な論評だったと思います。また、良かった点で、パワーポイントの色使いについての指摘等、よく見ておられて、そこを言葉でしっかりお伝えできている点が素敵でした。改善点が、「パワーポイントの使い方がうますぎる。(スピーチだけでも聴かせられるように。)」と、これからスピーチ道に入っていくアイスブレーカーさんへの道しるべになるような示唆に富んだ論評でした。
②Y田さんのスピーチへの論評 T内さん
イントロの部分で、Y田さんとの出会いの話をされていたのが印象的でした。こういう話をしてもらうことで、スピーカーは、「安心感」を持って、論評者の論評を聴けるのではないかな?と思いました。また、良かった点として、「信頼感」ということを挙げられていたのがとても納得できました。私も、そう思いました。
③O合さんのスピーチへの論評 Y井さん
いつもながら安定感のある論評でした。O合さんがスピーチの中で実践してくださったいくつもの工夫を、余すところなくお伝えしたところが、特に良かったと思いました。そういう工夫をしっかりと見ていて、言葉でフィードバックして差し上げることは、スピーカーにとって、とても励みになると思います。
④O橋さんへのスピーチへの論評 N江さん
N江さんの声は、魅力的です。ふくよかで、聴いている人を納得させてしまう声なのです。 そして、O橋さんのスピーチの魅力(特に表現力が素晴らしいという点)を、しっかりと把握されていて、それを、きちんと言葉でお伝えしているところがよかったと思います。「スピーチタイトルから発するメッセージ」についての言及は、なるほど感がありました。
⑤C道さんにスピーチへの論評 T辺さん
チャレンジングなスピーチへの論評。全く、困った風でもなく、淡々と論評されていました。私が一番感心したのは、スピーカーさんへの姿勢に対する指摘でした。「C道さんの姿勢は、はじめに比べて、だいぶ良くなったが」と、まず、C道さんのこれまでの変化・成長度合いフィードバックがあり、、「だいぶ良くなったが、まだ、重心が後にある。全国大会で観た素晴らしいスピーカーは、前に重心があった。」と、C道さんがさらに良いスピーカーになるための、アドバイスがありました。トースト歴の長いT辺さんならではのさすがの論評でした。
⑤W田さんのスピーチへの論評 S川さん
S川さんの、きちんと、ご自身の中で整理をして、わかりやくお伝えできる能力に圧倒されました。「いいところがたくさんあったが、整理すると2つ」という点の指摘、さらに、その2つの良い点の中味の指摘の点でも、それぞれの階層も含め、きちんと整理された内容を、とてもわかりやすくお伝えしていました。さらに驚愕したのは、スピーカーに「間」の大切さを伝える時のやり方です。
しかも、Y井さんによれば、S川さんは、いっさいメモを見ないで論評をされていたそうです。
え~~~~?!
◆ベストスピーカー賞 アイスブレーカーのK水さん
◆ベスト論評賞 S川さん
おめでとうございました!!!
今年初めての例会は、大変、ドラマチックな例会でした。ドラマチックなのに、大笑いできて、しかも、学びがいっぱい!飯田橋トーストマスターズクラブは、勢いがあって、乗りに乗っているクラブです。
成長したい人々が集まって、お互いサポートをし合いながら、みんなで一緒に成長できるクラブ、それが、飯田橋トーストマスターズクラブです。そんな飯田橋トーストマスターズクラブの例会に、一度、遊びにいらっしゃいませんか?
司会者の司会振りや、スピーカーのスピーチ、論評者の論評等々、見どころ、聴きどころ満載です。
みなさまのお越しを、心から、お待ちしております!
飯田橋トーストマスターズクラブ第216回例会(10/15)
肌寒く秋の季節を感じる10/15。この日は第216回例会の前に「テーブルトピックス」という即興スピーチの大会がありました。都内でも有名なスピーカーが集まり緊張感が高まる中、飯田橋トーストマスターズ所属のT田さんがなんと2位に輝きました!!T田さん、本当におめでとうございます!
メンバーの嬉しさが冷めぬまま、第216回例会がはじまりました。
今夜の司会を務めるTMOEは、Y口さん。早めに現地に行き、事前準備をとても丁寧にされておりました。初めてのTMOEながら落ち着いた司会でヘルパーの紹介を進めていきます。
今夜の言葉は「おもいがけず」。都内では急な地震が「おもいがけず」おこった経験からO橋さんがご紹介してくださいました。トーストマスターズではおもいがけず、例会のサポートをお願いされることもある事からぴったりの言葉でした。
今回の準備スピーチは4本。
1.T道さん スピーチタイトル 「そろそろ買い替え?」
関西人のT道さん。4Kテレビの魅力をパワーポイントを使用して分かりやすくご紹介してくださいました。プレゼンテーション中にきっちりと笑いを回収するのは流石の一言。とっても楽しいスピーチで、会場を沸かしてくれました。
2.A野さん 「必修!学校では教えてくれない人工知能講義」
ICT業界に携わるA野さん。昨今のニュースでもよく特集を組まれている人工知能のことをスピーチしてくださいました。様々な業界、職種の人が集まるトーストマスターズでは人工知能に詳しい人はほぼ皆無ですが、A野さんの視点で、パワーポイントを用いて説明をしてくれました。
3.S村さん 「合理的に準備して、精神的に取り組む」
S村さんの最近読んだ書籍をご紹介してくださいました。対象の本は某テーマパークのCMOが書いている人気の著書です。実際に本を自身で読むと中身はかなり難しいのだと思いますが、S村さんはロジカルに話を組み立てるのが本当に上手で、理解しやすいスピーチでした。
4.S村さん 「会話とは」
S村さんが仕事をする中で大事にしていることをスピーチしてくださりました。人と人とのコミュニケーションはメールなどでするのは便利だけど、やはり会って話す事が大事であるという内容でした。改めて、対人コミュニケーションについて考えさせられる深い内容でした。
結果、本日のベストスピーカーはA野さんでした!おめでとうございます。
次のセッションはテーブルトピックス。テーブルトピックスは即興スピーチです。司会は地元、川越が大好きなO合さん。川越の事を用いて質問を考えていただいておりました。口頭だけでなう、川越についての資料も用意しており、参加した皆が引き付けられるセッションでした。
最後のセッションは論評。論評は準備スピーチに対するフィードバックをするのが目的です。トーストマスターズでは先生がいません。会員同士でスピーチのフィードバックを行い、一緒に成長をしていきます。
I藤さん、E多さん、N江さん、H洞さんに論評をしていただきました。素晴らしかった点、改善したらもっと良くなる点をそれぞれの観点でお話しいただきました。論評はスピーチを聴く力と、話す力が共に必要となりますが、さすがは飯田橋メンバー。的を射た論評で刺激になりました
結果、ベスト論評はI藤さんでした。おめでとうございます!
最近は特に入会者が増えてきました飯田橋トーストマスターズ。入会したばかりの人がチャレンジするコンテスタントの雄姿をご覧になりたい方は、ぜひ飯田橋へ足をお運び下さい。支えるベテランも勿論、在籍しております。このブログを読んでいるあなたも、一度例会を見にきてみませんか?
お会いできることを、心より楽しみにしています。
飯田橋トーストマスターズクラブ第215回例会(10/1)
朝晩が寒くなり、秋の気配が漂う10月1日。
飯田橋トーストマスターズクラブ 第215回例会が開催されました。
この日は久しぶりに通常例会です!
本日のTMOE(総合司会)は、浪速の名スピーカーK田さん。
冒頭からいきなり白いタキシードに身を包み
「今日はアイドルのつもりで盛り上げていくぜ!イエーイ!」
と、会場を盛り上げていきます。
つられるように、ヘルパー(例会運営を陰でサポートしてくれるメンバー)の皆さんもアイドルになりきって、各役割の紹介をおこなってくれます。
今夜の言葉の担当は、最近めきめきと実力をつけてきているM田さん。
「息を飲む」という言葉を紹介してくれました。
まず最初は準備スピーチのセッションです。あらかじめ作ってきたスピーチを発表する部です。
本日は4名の方がスピーチを披露してくれます。
一人目のスピーカーは、破竹の勢いでスピーチをこなす、新人のH藤さん。
タイトルは「○○のすゝめ」。
ペットを飼うとき様々な選択肢がありますが、現代のライフスタイルにはセキセイインコがぴったり!と犬との比較と、ご自身が飼っているインコの愛らしい事例を交えながらその魅力についてスピーチしてくれました。
二人目のスピーカーは、会員担当として大活躍のE多さん。
タイトルは「その秘密、バレますよ」。
『デジタルフォレンジック』という技術を用いればデジタルデータ(例えば、スマートフォンなど)から削除した過去の記録を見つけることができるとのこと。そのため、犯罪で使われたデジタルデバイスから犯人特定などに役立っているという、専門性の高い話をされていました。
三人目のスピーカーは、劇団I川さん。
スピーチタイトルは「轍(わだち)」。
小説のある一説を、臨場感たっぷりに演じてくれました。I川さんが今回チャレンジしたスピーチ目標の「ボーカルバラエティー」に適した選択だったと思います。
四人目のスピーカーは、スペシャルゲストのK口さん。
スピーチタイトルは「桃太郎」。
この日、上級マニュアルで民話を語るはずだったK口さんですが・・・
桃が流れてくるシーンで携帯の着信音が鳴ったり!?桃から生まれたことでクラスメートからいじめにあったり!?!?現代版パロディ桃太郎を、面白可笑しくスピーチしてくださいました。
本日のベストスピーカーはK口さんでした。
続いて、テーブルトピックスのセッションです。
テーブルトピックスとは、準備スピーチとは真逆でその場で与えられたお題に対し、即興でスピーチを作り発表する部です。
この日のテーブルトピックスマスターはY口さん。
雑談が苦手、ということで「雑談」をテーマに様々な人・シチュエーションを想定した雑談のお題を出されていました。非常に面白い内容が多く、私も明日から使ってみようと思いました。
本日のベストテーブルトピックス賞はY野さんでした。
続いて、論評のセッションです。トーストマスターズには、先生がいません。会員相互の建設的なフィードバックが、自分たちの成長を手助けしてくれます。論評は、準備スピーチに対するフィードバックの時間となります。
一人目の論評者は、大ベテランのY井さん。
H藤さんの良いところをたくさん誉めて、改善点もびしっと決めてくれました。
二人目の論評者は、成長目まぐるしいA野さん。
専門性の高いスピーチに、専門性の高い論評で返していました。
三人目の論評者は、ますます安定感のあるS木さん。
自身もI川さんのスピーチのファンであると自負する通り、スピーカーに非常に励みになる論評をしていました。
四人目の論評者は、論評四天王の一人であるT田さん。
改善点なんて見つからないくらい素晴らしいK口さんのスピーチに独自の目線で論評されていました。
本日のベスト論評賞は、T田さんでした。
トーストマスターズは「失敗して良い場所」です。
先生がいない分、会員それぞれが自分の役割を果たすことで例会運営を行っています。そこでは、新しい取り組みや普段の仕事ではできないことにチャレンジすることができます。もし、失敗しても大丈夫。ここには失敗を笑う人も、怒る人もいません。
メンバー全員が、その人の成長を応援してくれています。
このブログを読んでいるあなたも、一度例会を見にきてみませんか?
皆様にお会いできることを、心より楽しみにしています。
飯田橋トーストマスターズクラブ第214回例会(9/17)
9月17日 飯田橋トーストマスターズクラブ 第214回例会を開催しました。
秋分の日が近づき開始時間の午後6時には太陽が沈む季節になりましたが 後半の特別なプログラムでいつも以上に活気あふれる例会になりました。
前半は通常のスピーチ2本 。
1つめは「コリラックマ大佐」というタイトルでぬいぐるみに話しかけることで自分を見つめ直す様子を実際の会話を通して楽しく伝わるスピーチでした。
2つめは「トーストマスターズ世界大会 の楽しみ方」8月にワシントンDCで行われた世界大会への参加の様子をスライドを交えて伝えつつ、英語が不得意であればどうするか、というプランの提示もあり来年の参加を促すスピーチでした。
これに対して論評の部で良い点と改善点を伝えます。
特に今回はスライドが途中で止まるトラブルがあり、そのような場合に全身でスライドの様子を再現することで印象付ける、という改善案を実演しながら伝えていて、それがとても参考になりました。
後半は特別プログラム、ディベートワークショップです。
実習ありのワークショップを1時間で行うというとても野心的な取り組みでした。 最初はお題「ポケモンGoを禁止すべき」に対し賛成反対の意見を素早く言い合う実習。
2つめはお題「小学校の英語必修化」に対し立論と反駁を行う少し試合に近い形式の実習でした。 賛成反対の両方の視点で理由を探すというのは視野が広がる感じがあり、 また同じテーマを何度も続けているとそれぞれの人生観のようなものがにじみ出てくるのも とても面白かったです。
同じ時間でいつもの3倍ぐらい頭を使って、いい頭の汗をかいた1時間でした。
このように飯田橋トーストマスターズクラブでは刺激的なプログラムも取り入れて運営しています。
飯田橋トーストマスターズクラブ第212回例会(8/20)
天気の変化が激しい昨今。雷雨激しい暗い1日かと思いきや、肌をコンガリと焼いてしまうくらいの紫外線ある晴天へと様変わり。まるで体操男子団体や女子ダブルスバトミントンのように、最後の最後で逆転金メダルを勝ち取るような、そんな嬉しい変化を見せようとオリンピックネタを入れたM苫会長の挨拶で飯田橋トーストマスターズクラブ第212回特別例会が幕を切りました。
メダルラッシュのリオ五輪日本選手ですが、獲得できたメダルは多くが団体戦であり「誰かのためなら限界を超えられる、クラブのため皆と一緒に自分の限界を超えて行こう!」まさに今期のクラブスローガン「次なる一歩を踏み出す。そのスタート地点。」を示唆した熱いメッセージは、開会式の選手宣誓のようでした。
今夜の司会を務めるTMOEは、以前の例会で「クラブを続ける秘訣・良いクラブを作るにはどうすべきか」というテーマでメンバーの分析を行ったアナリストS川さん。ベテランの落ち着いた気遣い溢れる司会でヘルパーの紹介を進めていきます。今夜の言葉は「玉虫色」。見る角度で色んな色に見えることから、曖昧などっちつかずという意味であり、数種類の事例を紹介しこうやって使うんだと説明してくれたのは短パンがトレードマークのK田さん。まさに今日の天気にピッタリでした。
今回の準備スピーチは2本。
1.N呂さん CC2「べからず集」
英語の勉強をしている人達へ向け、回り道をしてしまった自身の経験談から、してはいけない3つのべからずを見事な構成力でスピーチされました。笑いが沢山散りばめられたとっても楽しいスピーチで、会場を沸かしてくれました。
2.I川さん CC7 「あきらめるな、婚活!!」
今までのスピーチは演劇を見ているかのようなストーリーテラーI川さん。今回は自身の婚活の経験談を惜しみなく披露して下さいました。数々の出会いを経験し、最後に巡り合った女性はオーラが違い初対面から何かを感じ取っていらしたようです。ネバーギブアップという力強いメッセージは、独身適齢期のメンバーの心に刺さったと思います。
通常であればテーブルトピックスが始まる時間ですが、次回のインハウスコンテストに向け拡大版が控えていることから、すぐに始まった論評の部。
原稿を作る余裕のない中、2人のスピーチに対して論評をして下さったのはW田さんとI藤さん。
お二人ともスピーチの核心をつき、素晴らしかった点と改善したらもっと良くなる点をお話頂きました。論評は聴く力と話す力が必要になりますが、さすがは飯田橋メンバー、レベルの高い的を射た論評でした。素晴らしい論評ではありましたが、W田さんが時間オーバーとなってしまい投票に至らなかったのは残念です。
その他、各種ヘルパーの方々は、自身の役割以上の視座でメンバーに良いアイデアを提供して下さいました。出場する選手の陰に数々のサポーターがいるかのごとく、例会は多くの人の力で成り立っているんだと実感できます。
本日の金メダル、ベストスピーチ賞はI川さんでした。おめでとうございます!!!
そして、変則的なスケジュールですが、最後に1時間のテーブルトピックス(TT)ワークショップ。WSを務めるのは我らが会長M苫さん。
次回の例会9/3(土)が飯田橋のインハウスコンテストなので、その前の特訓として会長自らがTIPSを披露して下さいました。
TTなのに、自己紹介から始まります。時間が経っても自分を思い出してもらうには、連想できる内容を織り込むために、1.シンプル、2.繰り返す、3.キャッチフレーズ を使ってみよう!と自身の営業経験からお話されました。次にTTのTIPSとして、1.PREP、2.オプション併記、3.ストーリーテリングも披露され、自身もコンテスタントとして優勝を狙っているにも関わらず、惜しみない知識の提供は、クラブのスキル底上げを狙っての会長らしいGIVEの精神だと思いました。
こうして、それぞれの選手が自身の力を出し切って晴れ晴れしたオリンピックさながらの飯田橋特別例会が幕を閉じました。
次回は、リオに負けないくらい熱い決選が繰り広げられるインハウスコンテストが開催されます!
クラブに入会したばかりの人もチャレンジするコンテスタントの雄姿をご覧になりたい方は、ぜひ飯田橋へ足をお運び下さい。クラブメンバー一同、お会いできることを楽しみにしています♪