飯田橋トーストマスターズクラブ第221回例会(1/7)

新年あけましておめでとうございます!

1月7日(土)、2017年、第1回目の飯田橋トーストマスターズクラブの例会が開催されました。

まずは、M苫会長の「開会あいさつ」です。

「謙遜は美徳じゃない。今年は、あのドアを開けた瞬間、『俺はできる!』そういう意気込みで例会にのぞんでほしい!」力強いお言葉でした!

 

◆教育セッション~

TMOE(総合司会)は、敏腕教育担当のS村さん。

本日のプログラムは、教育担当(プログラム立案)S村さんの「こだわりのプログラム」とのこと。教育担当が、自身のこだわりのプログラムを、自ら、総合司会として実施する、という、渾身のTMOEを披露してくださいました! 

まずは、

【今夜の言葉 紹介】

ある言葉を紹介し、その言葉を、例会中、意図的に使ってもらうことで、語彙を増やすことを目的としたプログラムです。

「今夜の言葉」担当のI川さんが選んだ言葉は、「混沌」

今、世界で起こっている社会情勢の混沌とした様子を例にとり、言葉の意味をしっかりと伝えてくださいました。使用例の説明が楽しかったです。

次に、

【ヘルパーさんの説明】

トーストマスターズクラブでは、会員のスピーチ力をより向上させるため、6種類のヘルパーさん達が例会をサポートしてくださっています。

・えーとカウンター

・文法係

・計時係

・集計係

・笑いカウンター(飯田橋TMC独自の役割)

・記録係(飯田橋TMC独自の役割)

ヘルパーの皆さんの役割説明は、それぞれ、工夫に富んでいて、「頼れるな~」という印象がありました。皆さん、役割説明の仕方がとても良かったので、本当はお一人ずつ、どこが良かったのかを書きたい所なのですが、この下が長くなりそうなので、残念ながら割愛します。

お待ちかねの

【準備スピーチの部】

本日のプログラムは、6人ものスピーカーが登場する「スピーチマラソン」です。

しかも、フレッシュなスピーカーを6人揃え、そのスピーカーを論評する6人論評者には、全員ベテランを充てる、という、敏腕教育担当S村さんの、優しい配慮が詰まった、こだわりラインナップです。

●1人目のスピーカー

『今、私がここにいる理由』 プロジェクト①「アイスブレーカー」 K水さん

 プロジェクターを巧みに使ったK水さんのアイスブレーカー・スピーチです。

「とりあえず、やってみよう!」スピリッツのK水さん。それは、あるとっても辛い経験があったから・・・。こんな風に書くと重苦しいスピーチのようですが、会場は笑いの渦、渦、渦。一度聴いたら、忘れられない。本当に印象的なスピーチでした!

●2人目のスピーカー

『不動産の買い方』 プロジェクト②「スピーチの構成」 Y田さん

不動産、という難しいテーマを、プロジェクターを使って、専門的かつ優しく丁寧にスピーチしてくださいました。不動産を選ぶのは、結婚相手を選ぶのと同じ!なのだそうです。「不動産のプロ」によるプレゼンテーションを、じっくり堪能させていただきました。

●3人目のスピーカー

『生活保護のリアル』 プロジェクト②「スピーチの構成」 O合さん

生活保護のケースワーカーをお仕事にされているO合さん。生活保護受給者さんとのリアルなやりとりを、効果音を流しながら、お芝居仕立て、臨場感たっぷりにお話ししてくださいました。シニカル社会派スピーチの決定版! 思わず、ひき込まれました。次回のO合さんのスピーチが、私は本当に楽しみでなりません!

 

さて、これ以降は、すべてプロジェクト⑥「ボーカルバラエティ」のスピーチです。

2月4日にクラブ内スピーチコンテストがあります。そのコンテストの参加条件が「プロジェクト⑥以上の達成者」ということがあり、これ以降、プロジェクト⑥のスピーカーが3名続きます。

 

●4人目のスピーカー

『サインを見逃すな』 プロジェクト6「ボーカルバラエティ」O橋さん

ひどい腹痛に襲われてしまったO橋さん。随分辛い思いをしてしまいました。友人と同じ物を食べているのに、何故、私だけ、吐き気と腹痛に襲われるの?そういえば、今思い起こすと、15年前から、サインがあったような!身体からのサインを見逃さないで!

O橋さんのスピーチの魅力は、なんといっても、表現力の巧みさです。今日も、O橋さんのスピーチを聴きながら、O橋さんの様子を映像で観ているような感覚になりました。

●5人目のスピーカー

『ボーカルバラエティ』 プロジェクト6「ボーカルバラエティ」C道さん

今回のプロジェクトテーマでもある「ボーカルバラエティそのもの」を掘り下げてみた、という実験的なチャレンジングスピーチでした。ボーカルバラエティって、何だろう?英語で言ってみる。中国語で言ってみる。寝てみる。歌ってみる。英語の歌。歌謡曲。演歌。ありとあらゆることを試してみながら、「ボーカルバラエティ」を模索されていました。

C道 摩訶不思議ワールド満載!最後まで目が離せない、刺激的なスピーチでした。

 

●6人目のスピーカー

 『「半日村」に学ぶイノベーションの起こし方』 プロジェクト6「ボーカルバラエティ」W田さん

―山の陰になって、半日しか日が当たらない「半日村」。誰もがそれを運命だと諦めていた。だが、1人の少年の行動が、周りの人々の行動を変え、村を、一日じゅう日の当たる「1日村」に変えた― という物語から、イノベーションの起こし方について、大いにインスパイアされたW田さん。これからは、働き方を変え、自らイノベーションを起こす側の人間になりたい、と力強く、語ってくださいました。「半日村」の物語がとてもよく活かされていました。

さて、次は、

【論評の部】です。

①K水さんのスピーチへの論評 M苫さん

例えば「先読みのテクニック」といった、キーワードの使い方が秀逸な論評だったと思います。また、良かった点で、パワーポイントの色使いについての指摘等、よく見ておられて、そこを言葉でしっかりお伝えできている点が素敵でした。改善点が、「パワーポイントの使い方がうますぎる。(スピーチだけでも聴かせられるように。)」と、これからスピーチ道に入っていくアイスブレーカーさんへの道しるべになるような示唆に富んだ論評でした。

②Y田さんのスピーチへの論評 T内さん

イントロの部分で、Y田さんとの出会いの話をされていたのが印象的でした。こういう話をしてもらうことで、スピーカーは、「安心感」を持って、論評者の論評を聴けるのではないかな?と思いました。また、良かった点として、「信頼感」ということを挙げられていたのがとても納得できました。私も、そう思いました。

③O合さんのスピーチへの論評 Y井さん

いつもながら安定感のある論評でした。O合さんがスピーチの中で実践してくださったいくつもの工夫を、余すところなくお伝えしたところが、特に良かったと思いました。そういう工夫をしっかりと見ていて、言葉でフィードバックして差し上げることは、スピーカーにとって、とても励みになると思います。

④O橋さんへのスピーチへの論評 N江さん

N江さんの声は、魅力的です。ふくよかで、聴いている人を納得させてしまう声なのです。 そして、O橋さんのスピーチの魅力(特に表現力が素晴らしいという点)を、しっかりと把握されていて、それを、きちんと言葉でお伝えしているところがよかったと思います。「スピーチタイトルから発するメッセージ」についての言及は、なるほど感がありました。

⑤C道さんにスピーチへの論評 T辺さん

チャレンジングなスピーチへの論評。全く、困った風でもなく、淡々と論評されていました。私が一番感心したのは、スピーカーさんへの姿勢に対する指摘でした。「C道さんの姿勢は、はじめに比べて、だいぶ良くなったが」と、まず、C道さんのこれまでの変化・成長度合いフィードバックがあり、、「だいぶ良くなったが、まだ、重心が後にある。全国大会で観た素晴らしいスピーカーは、前に重心があった。」と、C道さんがさらに良いスピーカーになるための、アドバイスがありました。トースト歴の長いT辺さんならではのさすがの論評でした。 

⑤W田さんのスピーチへの論評 S川さん

S川さんの、きちんと、ご自身の中で整理をして、わかりやくお伝えできる能力に圧倒されました。「いいところがたくさんあったが、整理すると2つ」という点の指摘、さらに、その2つの良い点の中味の指摘の点でも、それぞれの階層も含め、きちんと整理された内容を、とてもわかりやすくお伝えしていました。さらに驚愕したのは、スピーカーに「間」の大切さを伝える時のやり方です。

 

しかも、Y井さんによれば、S川さんは、いっさいメモを見ないで論評をされていたそうです。

え~~~~?! 

◆ベストスピーカー賞 アイスブレーカーのK水さん

◆ベスト論評賞 S川さん

おめでとうございました!!! 

今年初めての例会は、大変、ドラマチックな例会でした。ドラマチックなのに、大笑いできて、しかも、学びがいっぱい!飯田橋トーストマスターズクラブは、勢いがあって、乗りに乗っているクラブです。

成長したい人々が集まって、お互いサポートをし合いながら、みんなで一緒に成長できるクラブ、それが、飯田橋トーストマスターズクラブです。そんな飯田橋トーストマスターズクラブの例会に、一度、遊びにいらっしゃいませんか?

司会者の司会振りや、スピーカーのスピーチ、論評者の論評等々、見どころ、聴きどころ満載です。

みなさまのお越しを、心から、お待ちしております!

飯田橋トーストマスターズクラブ第216回例会(10/15)

肌寒く秋の季節を感じる10/15。この日は第216回例会の前に「テーブルトピックス」という即興スピーチの大会がありました。都内でも有名なスピーカーが集まり緊張感が高まる中、飯田橋トーストマスターズ所属のT田さんがなんと2位に輝きました!!T田さん、本当におめでとうございます!

メンバーの嬉しさが冷めぬまま、第216回例会がはじまりました。

今夜の司会を務めるTMOEは、Y口さん。早めに現地に行き、事前準備をとても丁寧にされておりました。初めてのTMOEながら落ち着いた司会でヘルパーの紹介を進めていきます。

今夜の言葉は「おもいがけず」。都内では急な地震が「おもいがけず」おこった経験からO橋さんがご紹介してくださいました。トーストマスターズではおもいがけず、例会のサポートをお願いされることもある事からぴったりの言葉でした。

今回の準備スピーチは4本。

1.T道さん スピーチタイトル 「そろそろ買い替え?」

関西人のT道さん。4Kテレビの魅力をパワーポイントを使用して分かりやすくご紹介してくださいました。プレゼンテーション中にきっちりと笑いを回収するのは流石の一言。とっても楽しいスピーチで、会場を沸かしてくれました。

2.A野さん  「必修!学校では教えてくれない人工知能講義」

ICT業界に携わるA野さん。昨今のニュースでもよく特集を組まれている人工知能のことをスピーチしてくださいました。様々な業界、職種の人が集まるトーストマスターズでは人工知能に詳しい人はほぼ皆無ですが、A野さんの視点で、パワーポイントを用いて説明をしてくれました。

3.S村さん  「合理的に準備して、精神的に取り組む」

S村さんの最近読んだ書籍をご紹介してくださいました。対象の本は某テーマパークのCMOが書いている人気の著書です。実際に本を自身で読むと中身はかなり難しいのだと思いますが、S村さんはロジカルに話を組み立てるのが本当に上手で、理解しやすいスピーチでした。

4.S村さん  「会話とは」

S村さんが仕事をする中で大事にしていることをスピーチしてくださりました。人と人とのコミュニケーションはメールなどでするのは便利だけど、やはり会って話す事が大事であるという内容でした。改めて、対人コミュニケーションについて考えさせられる深い内容でした。

結果、本日のベストスピーカーはA野さんでした!おめでとうございます。

次のセッションはテーブルトピックス。テーブルトピックスは即興スピーチです。司会は地元、川越が大好きなO合さん。川越の事を用いて質問を考えていただいておりました。口頭だけでなう、川越についての資料も用意しており、参加した皆が引き付けられるセッションでした。

最後のセッションは論評。論評は準備スピーチに対するフィードバックをするのが目的です。トーストマスターズでは先生がいません。会員同士でスピーチのフィードバックを行い、一緒に成長をしていきます。

I藤さん、E多さん、N江さん、H洞さんに論評をしていただきました。素晴らしかった点、改善したらもっと良くなる点をそれぞれの観点でお話しいただきました。論評はスピーチを聴く力と、話す力が共に必要となりますが、さすがは飯田橋メンバー。的を射た論評で刺激になりました

結果、ベスト論評はI藤さんでした。おめでとうございます!

最近は特に入会者が増えてきました飯田橋トーストマスターズ。入会したばかりの人がチャレンジするコンテスタントの雄姿をご覧になりたい方は、ぜひ飯田橋へ足をお運び下さい。支えるベテランも勿論、在籍しております。このブログを読んでいるあなたも、一度例会を見にきてみませんか?

お会いできることを、心より楽しみにしています。

飯田橋トーストマスターズクラブ第215回例会(10/1)

朝晩が寒くなり、秋の気配が漂う10月1日。

飯田橋トーストマスターズクラブ 第215回例会が開催されました。

この日は久しぶりに通常例会です!

本日のTMOE(総合司会)は、浪速の名スピーカーK田さん。

冒頭からいきなり白いタキシードに身を包み

「今日はアイドルのつもりで盛り上げていくぜ!イエーイ!」

と、会場を盛り上げていきます。

 

つられるように、ヘルパー(例会運営を陰でサポートしてくれるメンバー)の皆さんもアイドルになりきって、各役割の紹介をおこなってくれます。

今夜の言葉の担当は、最近めきめきと実力をつけてきているM田さん。

「息を飲む」という言葉を紹介してくれました。

まず最初は準備スピーチのセッションです。あらかじめ作ってきたスピーチを発表する部です。

本日は4名の方がスピーチを披露してくれます。

一人目のスピーカーは、破竹の勢いでスピーチをこなす、新人のH藤さん。

タイトルは「○○のすゝめ」。

ペットを飼うとき様々な選択肢がありますが、現代のライフスタイルにはセキセイインコがぴったり!と犬との比較と、ご自身が飼っているインコの愛らしい事例を交えながらその魅力についてスピーチしてくれました。

二人目のスピーカーは、会員担当として大活躍のE多さん。

タイトルは「その秘密、バレますよ」。

『デジタルフォレンジック』という技術を用いればデジタルデータ(例えば、スマートフォンなど)から削除した過去の記録を見つけることができるとのこと。そのため、犯罪で使われたデジタルデバイスから犯人特定などに役立っているという、専門性の高い話をされていました。 

三人目のスピーカーは、劇団I川さん。

スピーチタイトルは「轍(わだち)」。

小説のある一説を、臨場感たっぷりに演じてくれました。I川さんが今回チャレンジしたスピーチ目標の「ボーカルバラエティー」に適した選択だったと思います。

四人目のスピーカーは、スペシャルゲストのK口さん。

スピーチタイトルは「桃太郎」。

この日、上級マニュアルで民話を語るはずだったK口さんですが・・・

桃が流れてくるシーンで携帯の着信音が鳴ったり!?桃から生まれたことでクラスメートからいじめにあったり!?!?現代版パロディ桃太郎を、面白可笑しくスピーチしてくださいました。

本日のベストスピーカーはK口さんでした。

 

続いて、テーブルトピックスのセッションです。

テーブルトピックスとは、準備スピーチとは真逆でその場で与えられたお題に対し、即興でスピーチを作り発表する部です。 

この日のテーブルトピックスマスターはY口さん。

雑談が苦手、ということで「雑談」をテーマに様々な人・シチュエーションを想定した雑談のお題を出されていました。非常に面白い内容が多く、私も明日から使ってみようと思いました。

本日のベストテーブルトピックス賞はY野さんでした。

 

続いて、論評のセッションです。トーストマスターズには、先生がいません。会員相互の建設的なフィードバックが、自分たちの成長を手助けしてくれます。論評は、準備スピーチに対するフィードバックの時間となります。

一人目の論評者は、大ベテランのY井さん。

H藤さんの良いところをたくさん誉めて、改善点もびしっと決めてくれました。

二人目の論評者は、成長目まぐるしいA野さん。

専門性の高いスピーチに、専門性の高い論評で返していました。

三人目の論評者は、ますます安定感のあるS木さん。

自身もI川さんのスピーチのファンであると自負する通り、スピーカーに非常に励みになる論評をしていました。

四人目の論評者は、論評四天王の一人であるT田さん。

改善点なんて見つからないくらい素晴らしいK口さんのスピーチに独自の目線で論評されていました。

本日のベスト論評賞は、T田さんでした。

トーストマスターズは「失敗して良い場所」です。

先生がいない分、会員それぞれが自分の役割を果たすことで例会運営を行っています。そこでは、新しい取り組みや普段の仕事ではできないことにチャレンジすることができます。もし、失敗しても大丈夫。ここには失敗を笑う人も、怒る人もいません。

メンバー全員が、その人の成長を応援してくれています。

このブログを読んでいるあなたも、一度例会を見にきてみませんか?

皆様にお会いできることを、心より楽しみにしています。

飯田橋トーストマスターズクラブ第214回例会(9/17)

9月17日 飯田橋トーストマスターズクラブ 第214回例会を開催しました。

秋分の日が近づき開始時間の午後6時には太陽が沈む季節になりましたが 後半の特別なプログラムでいつも以上に活気あふれる例会になりました。

前半は通常のスピーチ2本 。

1つめは「コリラックマ大佐」というタイトルでぬいぐるみに話しかけることで自分を見つめ直す様子を実際の会話を通して楽しく伝わるスピーチでした。

2つめは「トーストマスターズ世界大会 の楽しみ方」8月にワシントンDCで行われた世界大会への参加の様子をスライドを交えて伝えつつ、英語が不得意であればどうするか、というプランの提示もあり来年の参加を促すスピーチでした。

これに対して論評の部で良い点と改善点を伝えます。

特に今回はスライドが途中で止まるトラブルがあり、そのような場合に全身でスライドの様子を再現することで印象付ける、という改善案を実演しながら伝えていて、それがとても参考になりました。

後半は特別プログラム、ディベートワークショップです。

実習ありのワークショップを1時間で行うというとても野心的な取り組みでした。 最初はお題「ポケモンGoを禁止すべき」に対し賛成反対の意見を素早く言い合う実習。

2つめはお題「小学校の英語必修化」に対し立論と反駁を行う少し試合に近い形式の実習でした。 賛成反対の両方の視点で理由を探すというのは視野が広がる感じがあり、 また同じテーマを何度も続けているとそれぞれの人生観のようなものがにじみ出てくるのも とても面白かったです。

同じ時間でいつもの3倍ぐらい頭を使って、いい頭の汗をかいた1時間でした。

このように飯田橋トーストマスターズクラブでは刺激的なプログラムも取り入れて運営しています。

飯田橋トーストマスターズクラブ第212回例会(8/20)

天気の変化が激しい昨今。雷雨激しい暗い1日かと思いきや、肌をコンガリと焼いてしまうくらいの紫外線ある晴天へと様変わり。まるで体操男子団体や女子ダブルスバトミントンのように、最後の最後で逆転金メダルを勝ち取るような、そんな嬉しい変化を見せようとオリンピックネタを入れたM苫会長の挨拶で飯田橋トーストマスターズクラブ第212回特別例会が幕を切りました。

メダルラッシュのリオ五輪日本選手ですが、獲得できたメダルは多くが団体戦であり「誰かのためなら限界を超えられる、クラブのため皆と一緒に自分の限界を超えて行こう!」まさに今期のクラブスローガン「次なる一歩を踏み出す。そのスタート地点。」を示唆した熱いメッセージは、開会式の選手宣誓のようでした。

今夜の司会を務めるTMOEは、以前の例会で「クラブを続ける秘訣・良いクラブを作るにはどうすべきか」というテーマでメンバーの分析を行ったアナリストS川さん。ベテランの落ち着いた気遣い溢れる司会でヘルパーの紹介を進めていきます。今夜の言葉は「玉虫色」。見る角度で色んな色に見えることから、曖昧などっちつかずという意味であり、数種類の事例を紹介しこうやって使うんだと説明してくれたのは短パンがトレードマークのK田さん。まさに今日の天気にピッタリでした。

今回の準備スピーチは2本。

1.N呂さん CC2「べからず集」

英語の勉強をしている人達へ向け、回り道をしてしまった自身の経験談から、してはいけない3つのべからずを見事な構成力でスピーチされました。笑いが沢山散りばめられたとっても楽しいスピーチで、会場を沸かしてくれました。

2.I川さん CC7 「あきらめるな、婚活!!」

今までのスピーチは演劇を見ているかのようなストーリーテラーI川さん。今回は自身の婚活の経験談を惜しみなく披露して下さいました。数々の出会いを経験し、最後に巡り合った女性はオーラが違い初対面から何かを感じ取っていらしたようです。ネバーギブアップという力強いメッセージは、独身適齢期のメンバーの心に刺さったと思います。

通常であればテーブルトピックスが始まる時間ですが、次回のインハウスコンテストに向け拡大版が控えていることから、すぐに始まった論評の部。

原稿を作る余裕のない中、2人のスピーチに対して論評をして下さったのはW田さんI藤さん

お二人ともスピーチの核心をつき、素晴らしかった点と改善したらもっと良くなる点をお話頂きました。論評は聴く力と話す力が必要になりますが、さすがは飯田橋メンバー、レベルの高い的を射た論評でした。素晴らしい論評ではありましたが、W田さんが時間オーバーとなってしまい投票に至らなかったのは残念です。

その他、各種ヘルパーの方々は、自身の役割以上の視座でメンバーに良いアイデアを提供して下さいました。出場する選手の陰に数々のサポーターがいるかのごとく、例会は多くの人の力で成り立っているんだと実感できます。

本日の金メダル、ベストスピーチ賞はI川さんでした。おめでとうございます!!! 

そして、変則的なスケジュールですが、最後に1時間のテーブルトピックス(TT)ワークショップ。WSを務めるのは我らが会長M苫さん

次回の例会9/3(土)が飯田橋のインハウスコンテストなので、その前の特訓として会長自らがTIPSを披露して下さいました。

TTなのに、自己紹介から始まります。時間が経っても自分を思い出してもらうには、連想できる内容を織り込むために、1.シンプル、2.繰り返す、3.キャッチフレーズ を使ってみよう!と自身の営業経験からお話されました。次にTTのTIPSとして、1.PREP、2.オプション併記、3.ストーリーテリングも披露され、自身もコンテスタントとして優勝を狙っているにも関わらず、惜しみない知識の提供は、クラブのスキル底上げを狙っての会長らしいGIVEの精神だと思いました。

こうして、それぞれの選手が自身の力を出し切って晴れ晴れしたオリンピックさながらの飯田橋特別例会が幕を閉じました。

次回は、リオに負けないくらい熱い決選が繰り広げられるインハウスコンテストが開催されます!

クラブに入会したばかりの人もチャレンジするコンテスタントの雄姿をご覧になりたい方は、ぜひ飯田橋へ足をお運び下さい。

飯田橋トーストマスターズクラブ第211回例会(8/6)

猛暑が続く毎日、皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

今回、総合論評を担当しましたI川です。

本例会は、ハプニングがあったものの、M苫会長とTMOEのT田さんの素晴らしい気配りの事前準備とタイムマネジメントのお陰で、つつがなく無事終了しました。

E田さんは、今夜の言葉「晴朗」でハプニングを吹き飛ばしてくれましたし、メンター・メンティー制度のWSでは、明解かつ分かり易い解説をされ、この制度の仕組みについて、私たちは頭の整理ができたのではないでしょうか。

今回の準備スピーチは5本。

1.K治屋さん CC1「悔いのない選択」

転職にまつわるスピーチでしたが、初回とは思えない余裕が感じられました。堂々とされ、安心して聞くことができました。次回も大いに期待してます!

2. Sヨンさん CC1 「赤い糸」

韓国出身のご自身と日本とを結ぶ赤い糸を育てたいという強い思いが伝わり、ご自身の活動を素晴らしい声量で具体的に語られ、聞き惚れてしまいました。

3. H藤さん CC2「惚気のすすめ」

ジェスチャーを交え、小気味好いテンポで流れるようにスピーチされるのが持ち味ですね。こうした爽やかなおノロケなら、絶対許せちゃいそうです!

4. W田さん CC5「仕事の体幹トレーニング」

紳士で温厚な人柄がそのまま出ているスピーチには、とても好感が持てます。これからもいろんなことにチャレンジされ、素敵なスピーカーに成長して下さい。ベストスピーチ賞、おめでとうございます!!!

5. Y井さん AC1「新美南吉作 手袋を買いに」

聴き手をホッとさせる、素朴ながら甘くやさしい語り口。異次元の世界に誘う話術には、Y井さんの長所・持ち味が遺憾なく発揮されていました。

そして、論評の部では・・・各スピーチに対して、温かいフィードバックが展開されました。

O橋さんが、しっかりと厳しくもおおらかな論評をされ、

S木さんは、スピーカーの成長を期待する情のこもった論評をされ、

A野さんは、目標であるスピーチ構成をしっかり汲み取った論評をされ、

N呂さんは、ボディランゲージとマテリアルをキチンと評価するコメントをされ、

M苫さんは、多角的な視点で観察できる力量を窺わせるコメントをされました。

いずれにしても、今回のスピーチマラソンは、誰がベストスピーチを取ってもおかしくないほどハイレベルでした。

各スピーカーの皆さん、いろんな人からのフィードバックを素に、さらに改良を加えバージョンアップした今回のスピーチを、別の機会にまたは別の場所で、再度チャレンジされることをお勧めします!保証はできませんが、きっとベストスピーチ賞を獲得するか、聴き手に大きなインパクトを残すことができるでしょう!!

 

飯田橋トーストマスターズクラブ第210回例会(7/30)

梅雨明けが発表され、うだるような暑い日。

外の暑さにも負けないくらい熱い、飯田橋トーストマスターズクラブ 第210回例会が開催されました。 

本日の司会は、前会長のS木さん。ヤクルト・スワローズのユニフォームを身にまとい、本日の例会をすべて野球になぞらえて紹介してくれました。会場から大爆笑が起こり、一気に場が温まります。

各ヘルパーからの役割紹介が終わったあとは、さっそく準備スピーチのセッションへ。

本日のスピーカーは2名。

1人目のスピーカーは、本日初めてスピーチにチャレンジする、O合さん。

スピーチタイトルは「蓮の花」。川越市生まれ、川越市育ちのO合さんは地元が大好きで、市の職員として働いています。しかしその一方で、仕事で様々な負担があり、ため息をつきながら床に就くような日々を送っているとのこと。「蓮の花」は、ドロ水が汚ければ汚いほど、綺麗な花を咲かせる特性を持つことになぞらえ今は辛くても、いつかはこの経験を乗り越えて、川越の活性化を実現したい、と穏やかな外見とは打って変わった、力強い夢を語ってくれました。

活性化された川越を訪れる日を楽しみにしていますね!

2人目のスピーカーは、A野さん。

スピーチタイトルは「在庫限り!異世界ツアー販売のお知らせ」。え?異世界ツアー?と、タイトルだけでも引き付けられます。そして始まったのは、某有名テレビショッピングのオープニングムービー!?マレーシアにある「キナバル山」のトレッキングの魅力についてJネット飯田橋の社長として、様々な小道具や趣向をこらしながら紹介してくれました。

私も「キナバル山」、登ってみたくなりました!

次に論評の部。

スピーチに対して、2名の論評者がそれぞれフィードバックを行います。例会プログラム上、超短時間でフィードバックを作成しなければなりませんでしたが二人ともしっかりと要点をまとめられていたと思います。

O木さん、C道さん、お疲れさまでした!

そして、本日特別プログラムであるK口さんによる「テーブルトピックス・ワークショップ」

4年前に開催されたテーブルトピックスのコンテストで日本一になられたK口さん。その極意を、ユーモアを交えながら惜しみなく教えてくださいました。テーブルトピックスって、いろんなアプローチの方法があることがわかりました。次回、テーブルトピックスを当てられるのが楽しみになりました。

こうして大熱狂の中、幕を閉じた本日の例会。

学びあり、笑いありの飯田橋トーストマスターズクラブへぜひ、皆さま一度足を運んでみてください。

次回はスピーチマラソンということで、若手からベテランまで様々なレベルの人たちが登壇します。お楽しみに!!

飯田橋クラブメンバー一同、お会いできることを楽しみにしています。

飯田橋トーストマスターズクラブ第209回例会(7/16)

こんにちは!E多です!

2016年度2回目の例会のTMOE(司会者)は、A野さん

例会30分前には会場に来て、事前の設営準備をしっかり行い、時間通りにスタートされました。
かと思いきや、某通販番組の某社長役のような設定でプログラムやスピーカーを紹介。
出だしから盛り上がり、楽しく例会が進行されます。

今夜の言葉は、T田さんチョイスの「しとしと」

梅雨の時期にぴったりな日本語らしい美しい表現ですが、

知られざる使用例を具体的に紹介され、例会中皆さんが使いやすくなるよう工夫されていました。
準備スピーチは盛りだくさんな下記4本。

1: H藤さん   CC1 アイスブレーカー
「自己紹介」
H藤さんが人生の転機と感じた3つのタイミングについて、H藤さんのほんわかした雰囲気からは想像がつかないような力強さを感じるスピーチでした。
とても初めてのスピーチとは思えないクオリティで、会場では思わずどよめきが。 

2: M田さん   CC2  スピーチの構成
「可能性を広げられる人、広げられない人、その違いはなに?」
M田さんの尊敬している方は、周囲から見たら到底大変だと思えるようなことを「やってみたらできちゃった」と言える人だというお話。
聴衆のモチベーションが上がるような素晴らしいスピーチでした。 

3: S波さん  CC3 ポイントを押さえる
「お勧めのスポーツ」
体脂肪率数%なS波さん。そんなS波さんがハマるボルダリングについて、参加障壁をなくすような具体的なお勧めポイントを分かりやすくまとめていました。
自分のスピーチ力を上げられるだけでなく、自分の知らない世界を知ることができるのもトーストマスターズの醍醐味だと感じます。 

4: T道さん  CC5 ボディランゲージ
「時給ニ万円」
T道さんがこんなに面白い人だったなんて!と聴衆が驚き、そして本日文句無しに1番笑いをかっさらった過去のアルバイト経験についてのスピーチ。
マニュアルに沿ってスピーチを進めると、自分の武器や意外性を見つけられる瞬間があります。これもまたトーストマスターズの醍醐味の1つです。

次はテーブルトピックス、即興スピーチの時間です。
今回テーブルトピックスのお題を出すのは、S木さん。
夏といったら肝試し、ということで「怖いもの」について5問のお題が与えられました。
ゲストさんも堂々とチャレンジされ、聴衆は驚いたり笑ったりと大盛り上がりな時間となりました。

 

そして、論評の部です。論評の部は、準備スピーチ4本に対して、良かった点や改善点をスピーチの形でそれぞれフィードバックするコーナーです。

スピーカーが今回のスピーチでアピールしたいと思った点を丁寧に拾い上げた経験豊富な会員達による論評から、初めての論評とは思えないような具体的な改善方法を提示し、的確かつ愛のある論評を行ったK田さんなど、本日もスピーカーのモチベーションも上げる素晴らしい論評が多く大変盛り上がりました。

そして最後はいよいよ表彰式。
ベストテーブルトピックス賞   Y田さん(ゲスト)
ベスト論評賞    J見さん
ベストスピーカー賞    H藤さん
という結果になりました。
 
初めてスピーチされたH藤さんがベストスピーカー賞でした♪
本日はスピーチ4本、テーブルトピックス5本だけでなく役員連絡など
盛りだくさんな内容であったにも拘らず、
なんと20時ぴったりに閉会できました。
トーストマスターズでは、決められた時間内でプログラムを回すことにも重きを置いているため、模範的な例会となりました
これもTMOEやそれに協力する会員の徹底した事前準備のおかげだと感じます。
 
皆さんも是非一度、「やってみたらできちゃった!」を経験しに飯田橋トーストマスターズクラブにいらしてください。

飯田橋トーストマスターズクラブ第208回例会(7/2)

こんばんは、S木です。

いよいよ2016年度のシーズンがスタートしました。今期最初の例会のTMOEはT内さん。T内さんの切れのある司会のもと例会は順調に進行していきました。

今夜の言葉は、K塚さんの「破竹の勢い」まさに、新体制のもと、新しいシーズンを快調に走り始めた今のクラブに合った言葉です。

皆さん、使いやすく、かつ、アレンジもしやすい言葉だったせいか、「破竹の勢い」をよく使われていました。

本日の準備スピーチは3本。

1.K田さんCC3「トリセツ」

大阪出身のK田さんが、自らの経験に基づき、ユーモア満載の内容で、「大阪の人の扱い方」について、堂々とスピーチを展開し、皆さんから十分過ぎる程の笑いをとっていました。思いっきり笑えるスピーチを聞けるのが、私にとって楽しみの一つになっています。

2.Y口さんCC5「思いがけない素敵な出会い」

今回のスピーチ目標であるボディランゲージを有効に活用し、「趣味を通じて思いがけない素敵な出会いが得られる」ことについて、聞き手の心を掴むスピーチを展開しました。豊かな表情が印象的なスピーチでした。

 3.H間さんAC情報を提供するスピーチ4「信書について考えよう」

皆さんがあまり考えずに出している信書に潜む法的な落とし穴について、分かりやすく、かつ、役に立つメッセージを添えてスピーチしていました。例会の中で、自分の知らない世界について勉強できるのもトーストマスターズクラブの醍醐味の一つですね。

次は、テーブルトピック、即興スピーチのセクションです。

本日テーブルトピックのお題を出すのは、E多さん。

これから夏本番を迎える今にぴったりのお題を用意して、限られた時間の中で3問のお題を出し、我々参加者を大いにドキドキさせてくれました。

 

そして、論評の部です。

論評の部では、準備スピーチに対して、良かった点や改善点について、スピーチの形でフィードバックが行われます。本日は、3本のスピーチに対して、3本の論評が行われました。

論評経験が豊富な会員や本日が初論評となる会員まで真剣かつ愛情のこもった論評が行われ、実際にそのスピーチを行った本人だけでなく、その他の会員にとってもためになる素晴らしい指摘が幾つもありました。初論評のK子さん。初とは思えない、堂々とした、かつ、要点を突いた論評を展開しました。また、愛情がこもり過ぎて、時間オーバーになる論評も。

最後は本日の受賞者の発表です。

ベストテーブルトピック賞  M田さん

最優秀論評賞      K子さん

ベストスピーカー     Y口さん

みなさん、おめでとうございます。

飯田橋トーストマスターズクラブは、アットホームな雰囲気の中、皆で楽しくスピーチに取り組んでいます。興味を持たれた方はぜひ遊びに来て下さい!

 

飯田橋トーストマスターズクラブ第207回例会(6/18)

トーストマスターズクラブは6月が年度末です。
そして、飯田橋TMCも今期最後の例会を迎えました。

そんな今期最後の例会のTMOE(司会者)を務めるのはIさん。
スピーチでも演技ばりばりのIさん、本日はスピーチとはうってかわって
しっかりと準備され落ち着いた進行でスタートされました。

今夜の言葉は、Wさんの「ずばり」 ちびまる子ちゃんの丸尾くんがいう断定的なことば、
スピーチや自分の意見を言うには断定していうことが大事だと改めて感じました。

今回の準備スピーチは3本
1本目のスピーチはK子さんの「はかなくない話」
お墓にあまり良いイメージが一般的にはないのですが、Kさんの生まれた長崎ではお墓は憩いの場所とされ、人々が集まって花火をするなど、とても楽しい場所であることを話されました。

2本目のスピーチはA野さんの「お役立ち!気持ちが伝わる 恋の必勝テクニック」
タイトルから、独身のための恋愛必勝法と思いきや、実は転職活動に役立つ話。
転職活動を恋愛とたとえて、実演したスピーチはまるでA野さんの恋愛体験談と思え、大変わかりやすい内容でした。 

3本目のスピーチはベテランS井さんの「ふわっ、とろっ」
ふわとろのオムレツの作り方をスピーチされました。
某NHKの料理番組のテーマソングからはじまり、クッキングパパのような風貌からなるスピーチは大変わかりやすくかつ、ほのぼのとしたと楽しいスピーチでした。

なおベストスピーカー賞はKさんが受賞しました。

そして、この3名にスピーカーに対して、
T田さんがK子さん K道さんがA野さん I田さんがA井さんがそれぞれに対し論評いたしました。

3名とも各スピーカーに対して、今日一番頑張った点、次回へのアドバイスとためになるアドバイスをしました。

なおベスト論評賞はI田さんが受賞しました。

そして、今期最後ということで、年間のベスト賞の発表と役員交代式がありました。
1年で最もベストスピーカーを受賞された方、皆勤賞など、今年一番飯田橋で頑張った方を表彰いたしました。

役員交代式は、今期の役員さんと7月から始まる新な期からの役員さんが交代する
トーストマスターズクラブ1年最後を飾るプログラム。
ここで本当に今期が終わるんだな実感いたしました。

すべてのプログラムが終わり、今期最後の例会が終了いたしました。

来月から新たな期かつ新体制での飯田橋TMCをよろしくお願いいたします。