第97回通常例会

2012年5月12日 千代田区富士見区民館にて
飯田橋トーストマスターズクラブ第97回例会を開催しました。

まだ連休を翌日まで残し、出席者が少ないかとおもいきや
これから新しくメンバーになるかもしれないゲストが2名、
他クラブからのゲスト2名を迎え、熱気のある例会です。
特に輝クラブのKさんは、「連休で少ないんだろうな」と
急きょ押っ取り刀でやってきました。

 

この日のスピーチは、才能溢れる新メンバー Iさんが
ユーモアたっぷりに2回目のスピーチをするところから始まった。
母の日を前に高齢者に最適なPCとはどのようなものか?
でも実はネコでも使える!ように見えるスライドを絶妙に操り
大いに笑い、

そしてその練り込まれた準備に感心することしきりです。
HさんはB’zへの大いなる愛を内に秘めつつ、津山への旅から得た
パックツアーでは得られない一人旅のコツを伝えます。
現地での意外な出会い、そこからのつながり。
想いの伝わってくるスピーチでした。 

Yさんは、いつもの落ち着いた語り口もありながら、
ダイナミックに体を使い
21世紀に起きた牛の感染症・放射能騒動からの教訓を
心に伝わるようにスピーチしていました。
でもなによりレバ刺しが食べられなくなるのが悔しいみたいです。

Sさんは、職場にいる尊敬できる先輩たちの姿を伝え、
尊敬の念を誠実に伝えるスピーチ。
先輩に厳しく叱責されるも、先輩が自分自身にも厳しい姿を見て
反発するでも落ち込むでもなく、先輩のようになりたいという
ありようにハートが暖まりました。

そしてこの日はこのようなスピーチへの論評をする論評陣が
オールスター。分析力あり、あるいは、スピーカーへの思いやりあり。
相手の言葉に耳を傾け、フィードバックをすることの力を
実感できるセッション。今日のスピーカーは間違いなく次回のスピーチで
さらに成長して舞台に戻ってくるでしょう。

また、テーブルトピックスも特徴的。
「テーブルトピックを考えるテーブルトピック」今年秋に行われるコンテストに
向けて、学んでいこうという趣向です。例えば「今まで印象的だった質問は何か?」
そして、何より驚いたのは、「自分に対して質問して下さい」という逆質問で
終えたこと。
自分が学びたい!!という気持ちを表現するのに、これ以上効果的な方法が
あるのか?と、本当に驚きのあるセッションでした。

開始前はどうなることかと不安があったものが、
実際には今までの歴史の中でも傑出した例会となり、
連休の中でも出席するメンバーの意識の高さを証明していたと思います。

次回の例会は5/19です。いつでもゲストの参加を歓迎しています。