第93回通常例会

3/3(土)の例会はいつもの東京ボランティアセンターから場所を移し、千代田区富士見区民会館で開催されました。
まず、会長からこの日の午後に大田区の池上会館で開催されたエリア24コンテストの結果についての報告がありました。
飯田橋トーストマスターズクラブからは、先日のインハウスコンテストで勝ち残られたT田さんが出場しました。
例会の開催日にも関わらず、飯田橋クラブからはたくさんの応援メンバーが駆けつけました。
T田さんは70名以上の聴衆の前で素晴らしいスピーチを披露し、見事、準優勝を獲得されました。

※左から2番目がT田さん

T田さんは、4/14に同じく池上会館で開かれるディビジョンBコンテストに出場されます。是非、みんなで応援に行きましょう。

さて、例会の方に話題を移します。今夜のトースマスター(総合司会)は、S木さんです。S木さんは次回のディビジョンBコンテストでも司会を務められる予定です。

ゲスト紹介、ヘルパーの紹介に続いて、テーブルトピックスの部へと入ります。

即興スピーチのお題を出すテーブルトピックスマスターは、S村さん。
S村さんが出すお題は、【学生の時の思い出】、【人生のターニングポイント】、【卒業】、【別れ】など、誰もが経験するテーマを選ばれました。
指名されたそれぞれ方の人生が垣間見える、非常に面白いテーマだったと思います。

次に、いよいよ準備スピーチの部に入ります。
本日の準備スピーカーは4人でした。

まず一人目はS村さん。
S村さんは、今回が2回目のスピーチです。
タイトルは「親切と傲慢の境目」。
ご自身が普段読まれている科学雑誌から興味深いお話をされました。デングネスという病気の撲滅のために二人の科学者がそれぞれ行った実験の結果とプロセスの違いに着目し、「親切傲慢の境目」とは何かを訴えられました。
「親切傲慢の境目」は「相手を立場にたって行動できるかどうかだ」という結論には、思わずはっとさせられてしまいました。

二人目は、Y井さん。
タイトルは「顔を上げて、胸を張って」。
ご自身の父親との思い出やエピソードを通して、顔を上げ、胸を張り、堂々とされる事の大切さを訴えられていました。その言葉には、人生経験が豊富なY井さんならではなの、説得力に満ちあふれていました。

三人目は、K又さん。
タイトルは「大人のJ-POP」。
冒頭でBONNIE PINKの曲の歌詞を紹介されました。
人生の悲しみや辛い思いをした時に、J-POPの歌詞へ共感し、救われた経験をK又さんのゆっくりとした語り口調で話されました。

四人目は、K治さん。
タイトルはアイスブレーカー「私の目標」。
K治さんは先日入会されたばかりです。
自分の情報収集の仕方や、集めた情報の分析手法などを紹介されました。どれも、独特な手法で、非常に勉強なりました。
今後のトーストマスターズの活動や、情報発信に対するK治さんの意気込みが感じられるスピーチでした。

休憩時間を挟んで、論評の部です。
トーストマスターズではトーストマスターそれぞれが、スピーチをし、論評をし合う事でスピーチのスキルを高めていきます。
今回の論評者は、K島さん、J見さん、K野さんです。それぞれ独自の着眼点でスピーチ内容の良かった点、改善点を指摘されていました。鋭い分析の数々は、スピーカーだけでなく、聴衆にも参考になったかと思います。

最後に表彰式です。
ベストテーブルトピックス賞は、ゲスト参加のN川さん。
ベスト論評賞は、J見さん。
ベストスピーカー賞は、Y井さんでした。
みなさん、おめでとうございます!

本日の例会でも多くのゲストの方に参加して頂きました。さらに、エリアコンテストでのT田さんの快挙の報告など、非常に盛り上がりました。
飯田橋クラブは日本全国に数あるトーストマスターズクラブの中でも非常にレベルの高いクラブだと思います。
人前で話す力や、リーダーシップ力を身につけたいと思っているあなた。
難しいことはありません。まずは、見学にいらしてください。
飯田橋TMCでは、あなたのご参加を心からお待ちしています。