春まっさかりの4月18日、第175回例会が行われました。
今夜のトーストマスターは、N江さん、今回初めての総合司会にチャレンジです。
今夜の言葉はY井さんが、「オノマトペ」を提示してくれました。斬新な試みです。 柔軟に言葉を選べるので、日本語らしい表現をみな考えながら探していました。
~教育セッション~
<準備スピーチ>
さて、本日最初のスピーチは、アイスブレーカーK林さんの「区別と差別」。 自身の仕事上での経験を踏まえた男女の違いというテーマについて、自分の考えを、初めてとは思えない堂々とした態度で話されていました。
二番目のスピーカーはA野さんの「感謝し続けること」。 おじいさんに対する想いを、生き生きと描いていました。こんな孫がほしい、と思ったのは私だけでしょうか。
三番目のスピーカーは浅Nさんの「国際競争社会で日本人が生き残るための三つの提案」。 きちんと調査された数字を交えながら、日本人に対するメッセージを、なぜか薩摩弁で語りかけていました(この謎は後で解けることになります)。
四番目のスピーカーは、E多さんの「カテゴライズ」。 レッテル付けより中身を見よう、というテーマを、分かりやすく話していました。聴衆と掛け合いをしながらスピーチを行うなど、余裕すら感じるスピーチでした。
そして今日は特別スピーチとして、サクセスフルクラブシリーズ Evaluate to MotivateをO宮さんが行いました。 秋の論評コンテストを見据えたコンテストでの審査のポイントから、スピーカーの成長のため、という本質的な部分まで、役立つスピーチでした。ダメな具体例を挙げていたのも分かりやすかったです。
<テーブルトピックススピーチ>
次は、H間さんのテーブルトピックです。スピーチから題材を取るというスタイルで、シンプルで答えやすい設問を作っていました。みな答えやすそうで、よく話せていました。
<論評スピーチ>
後半戦の論評の部。K林への論評はI田さんです。論評でもユーモアを忘れないI田さん、3つの愛という切り口で、楽しい論評でした。
二番目の論評者はS本さん。構成のすばらしさを指摘したところや、最後におじいさんへのメッセージを入れるという改善点も、的確でした。スピーチとしての質がそもそも高かったです。
三番目の論評者はY口さん。本日初論評です。しっかり調査に基づいてトピックを作っていたよい点の指摘や、誰もが突っ込みたかったであろう、薩摩弁の謎にも切り込んでいて、初論評とは思えないクオリティでした。
四番目の論評は飯田橋の論評王K島さん。ボディランゲージなど表現の良さや、計算しつくされた聴衆との掛け合いを指摘するなど、切れ味するどい分析が光っていました。
いよいよ表彰式。今日のベスト論評賞は、K島さん。さすがの強さです。ベストTT賞はおじいちゃんとの心温まるエピソードをテーマに話したS村さん、ベストスピーチ賞は、E多さんでした。
今回はTMODのN江さんが、初めてとは思えないスムーズな進行を行いながら、且つ自身の経験に基づいた深いコメントをさりげなくやっているところが、特に素晴らしかったです。今日も学びの多い例会でした。 あなたも飯田橋TMCで、スピーチやリーダーシップを是非学んでみませんか?例会の見学お待ちしています!