第447回 通常例会

2025年8月2日(土)に東京ボランティアセンター会議室Aで開催された、飯田橋トーストマスターズクラブ第447回通常例会は、熱気に満ちた学びと成長の場となりました!

「トーストマスターズって何?」と初めてお知りになった方もご安心ください。
ここは、スピーチやコミュニケーション能力を向上させたいと願う人々が集まる場所です。
初心者からベテランまで、誰もが安心して挑戦し、互いにフィードバックし合いながら成長できる温かいコミュニティなんです。
この日の例会も、まさに新たな挑戦と発見に満ちていました!

飯田橋トーストマスターズクラブは、新年度のスローガンとして「AI時代を生き抜くコミュニケーション能力を獲得しよう」を掲げており、今回の例会でもその精神が随所に感じられました。

盛りだくさんのプログラムで飽きさせない!
例会は18時に開会し、約2時間のプログラムがぎゅっと詰まっていました。
I会長のユニークなオープニングから始まり、この日は新たにMさんの入会式を執り行い、クラブへの仲間入りを果たしました。入会に際して、Mさんは「人前で話すことが苦手で、憧れていた『人の心を動かすスピーチ』ができるようになりたい」という熱い想いを語られました。
その後、恒例の握手会が行われ、メンターの案内が行われ、身近な相談役としてサポートする体制が整いました。

AI発案のユニークなミニ企画「ジェスチャー・ストーリーテリング」
Dさんの企画した「ジェスチャー・ストーリーテリング」は、AIが発案したもので、声を出さずにジェスチャーだけで物語を伝えるゲームです。
ボディランゲージ、想像力、表現力の強化を目的とし、Sさんによる「初めてスマートフォンを手にした江戸時代の侍」や、Hさんによる「高速スピンを始めてしまった猫」、Jさんによる「アクロバティックに湯切りを行うカリスマ店主」といったユニークなお題が次々と出され、会場は大いに盛り上がりました。

個性あふれるスピーチで新たな発見が!
この日の例会では、新メンバーHさんによる「準備スピーチ」が行われました。

Aさんの「私のやばい飲食店」
「アイスブレーカー」という、自己紹介を通じてパブリックスピーチの基本的な構造を学ぶことを目標としたプロジェクトのもと、Aさんはご自身のユニークなアルバイト経験について語られました。
特に、学生時代に経験した数十店舗にも及ぶ飲食店勤務の中から、「やばい」と感じたある飲食店の体験談は、聴衆の心を掴んで離しませんでした。
不良グループが仕切り、やる気のない店長がいる混沌とした職場環境を、Aさんがいかに工夫して変えていったかというエピソードは、参加者に大きな感銘を与え、Aさんのタフさと意外な一面が垣間見えました。
聴衆からは「非常にユーモアがあり、引き込まれた」「人となりがよく分かる素晴らしいスピーチ」といった声が上がりました。

即興スピーチで思考力が鍛えられる!「テーブルトピックス」
例会のハイライトの一つが「テーブルトピックス」のコーナー!これは、その場で出されたお題に対して、制限時間内で即興でスピーチをするという、瞬発力と創造力を鍛えるものです。今回はMさんがテーブルトピックスマスターを務めました。

Yさんは、まずスピーチの構成として「答えを最初に言うこと」「理由を挙げること」「具体的な例や思い出を話すこと」「最後にまとめること」というポイントを説明し、参加者が話やすい雰囲気を作りました。
この日のテーブルトピックスのお題と、個性豊かな回答は以下の通りです。

  • 「あなたは1日の中でどの時間が一番好きですか?」
    Cさんは「夜」を選択。その理由として、静かな環境で読書や散歩を楽しめること、そして自身が夜型であることを挙げました。
  • 「あなたが好きな飲み物は何ですか?」
    Mさんは「水」と回答。添加物を避ける健康志向から、ミネラルウォーターをAmazonで箱買いしていると語り、コーヒー好きゆえにホワイトニングを諦めたエピソードも披露しました。
  • 「あなたが好きなスポーツは何ですか?」
    新会員のKさんは「卓球」と答えました。中学高校で卓球部だったこと、そして愛ちゃんの活躍や漫画の流行で卓球が脚光を浴びたことで、堂々と好きと言えるようになったという思い出を語り、聴衆を惹きつけました。
  • 「Amazonから大きな荷物が届きました。何が入っていますか?」
    Hさんは、シェアハウスに住んでいるため、自分の荷物よりルームメイトの米や衣装ケースを受け取ることが多いという実体験を面白おかしく語りました。
  • 「お化けのくしゃみはどんな音をしますか?」
    Sさんは、霊感がないと前置きしつつ、誰もいない空間で聞こえる「ピュー」という甲高い音が、もしかしたら幽霊のくしゃみかもしれないと、豊かな想像力で聴衆を驚かせました。

    このように、即興でありながらも、個性的で学びのあるスピーチが次々と披露され、会場は大いに盛り上がりました。

成長を促す「論評」と「ヘルパー」の存在
トーストマスターズの素晴らしい点は、スピーチだけでなく、その後の「論評(フィードバック)」にもあります。
総合論評者のJさんは、スピーカーの成長を促進し、論評者自身の分析力や伝達力も高める「一石二鳥」、さらには聴衆にも学びを与える「一石三鳥」のコーナーだと強調しました。
Aさんのスピーチに対しては、S.Y.さんS.T.さんの2名が論評を担当しました。

S.Y.さんはAさんのユーモアセンスと分かりやすい自己紹介を称賛し、今後はエピソードの深掘りやご自身の工夫を入れることで、さらにスピーチが良くなると具体的なアドバイスを送りました。

S.T.さんも、Aさんのスピーチタイトルや導入の掴みが秀逸であったこと、そしてAさんの人となりがよく伝わった点を高く評価しつつ、同様にHさんの内なる思いや行動をさらに盛り込むことで、より臨場感が増すと改善点を述べました。

また、例会を円滑に進めるための様々な役割(ヘルパー)も、学びの機会を提供します。この日のヘルパーは以下の通りです。

  • 今夜の言葉 (Word of the Evening)
    Cさんが「不撓不屈(ふとうふくつ)」という言葉を紹介。どんな困難にも心がくじけない様子を意味する言葉で、困難な状況でも例会を柔軟にアレンジしたDさん(TMOE)の「不屈の精神」にも触れられ、会場全体で積極的に活用が促されました。
  • えーとカウンター
    Mさんが、スピーチ中の「えー」「あのー」といったフィラーワードを数え。実際の言葉でデモンストレーションを行い、フィラーワードの多用が分かりにくさに繋がることを示し、その重要性を伝えました。
  • 文法係
    Iさんが、美しく正しい日本語の使用を促進。自身の発言を例に挙げながら、言葉遣いの重要性をユーモラスに伝えました。
  • 計時係
    Hさんが、各セッションの時間を管理。時間の厳守が他者の時間を尊重することに繋がるという点を強調し、赤札が出ても焦らず、不屈の精神で最後までスピーチをやり遂げるようにと、温かいアドバイスを送りました。
  • 集計係
    Mさんが、QRコード投票とコメントシートの提出方法を丁寧に説明。スピーカーへの温かいコメントを促すことで、フィードバックの質を高める役割も担いました。
  • 笑いカウンター
    Iさんが、例会中の笑いの数をカウント。Yさん(TTM)の変化球質問やAさんのスピーチなど、笑いが多かった例会だったと報告し、会場を盛り上げました。

努力が報われる「表彰」の瞬間!
例会の最後には、その日のベストスピーカー、ベスト論評者、ベストテーブルトピックススピーカーが表彰されます。この日、栄えある受賞者は以下の通りでした。

  • ベストテーブルトピックススピーカー:Kさん
  • ベスト論評者:S.T.さん
  • ベストスピーカー:Aさん

参加者全員で喜びを分かち合う、温かい雰囲気に包まれました。

ゲストも大満足!温かい学びの場
今回の例会は、ただスピーチを聞くだけでなく、新しい仲間を迎えたり、即興で話す練習をしたりと、多くの気づきと学びが詰まった時間でした。
I会長も「新入会のMさんが入ったことで、これからも味のあるスピーチをしていただけるポテンシャルを感じる」と述べ、Hさんの初スピーチもクラブに新たな風を吹き込んだと感謝の意を表しました。
ゲストも安心して参加できるアットホームな雰囲気の中で、誰もが「なりたい自分」への一歩を踏み出せる場所、それが飯田橋トーストマスターズクラブです。
見学はいつでも大歓迎ですので、あなたもぜひ一度、この刺激的で温かい学びの場を体験してみませんか?