第412回通常例会

2024年3月16日、飯田橋トーストマスターズクラブの第412回通常例会が メイン会場である東京ボランティアセンター会議室Aで開催されました。 参加者皆さんの協力により、今回の例会も、会場とzoomを活用した ハイブリッド例会として準備され、ほぼ定刻に開始することが出来ました。 今回もゲストさんが2名もいらっしゃいました。2名とも、例会後の懇親会まで参加されていましたので、例会を楽しまれたのではないでしょうか?

まずは、会長のD井さんによる開会の挨拶です。 今回は、いつものラーメンではなく、列が長いカレー屋にチャレンジされたようです。 結果は、予想とは異なったようですが、これからもチャレンジされたお話、楽しみにしています!

また、エリアコンテストの結果が報告され、日本語コンテストでH原さんが第二位となりました。 おめでとうございます! さらに、コンテスト委員長を務められたMさん、ご苦労様でした!

【TMOE・ヘルパーの紹介】 TMOE(Toast Master Of the Evening)は、例会の総合司会として、例会の準備から始まり、 プログラムを作成し、例会運営を担います。

ヘルパーは、例会運営のサポートや、スピーカーを客観的に観察する方々です。

今夜のTMOEは、今期、教育担当して活躍されているK田さんです。 ここからは通常プログラムです。

今夜の言葉の担当は、H原さんです。「切磋琢磨」を選ばれていました。 耳にしたことはありますが、意図的に使ってみようという意味でいい練習になったと思います。 皆さん、今夜の言葉の主旨通り、様々な場面で工夫して活用していました。

その他、各ヘルパーの方々がご自身の役割を自分の言葉でわかりやすく説明していました。 特に、えーとカウンターのS谷さんが、あえて英語のfiller wordを持ち出して聴衆に印象を与えたことと、計時係のI嶋さんが、ご自身のスピーチ経験を元にした時間管理の話をされていたのが印象的でした。

【準備スピーチ】 会員が、選択したプロジェクト名に沿って事前に準備した内容について5~7分程度でスピーチを行います。 今回は、3名によるスピーチです。

1人目のスピーカーはI川さんで、スピーチタイトルは「裁判員裁判を経験して」です。 ご自身の裁判員のご経験を元に、携わった裁判の詳細説明、背景からの考察などを、イメージしやすいイラストを交えた資料を元にスピーチされ、私を含め、経験されたことがないであろう聴衆に、新たな気づきを与えて頂き、また、多様性の共存についても、考えさせられました。

2人目のスピーカーはK谷さんで、スピーチタイトルは「私の人生を変えたマニュアル」です。 プロジェクト名は「自分のリーダーシップスタイルを理解する」です。 社会人がどこかで目にする「マニュアル」の重要性について、ご自身の販売業務のご経験での、わかりやすいマニュアルとの出会いから始まり、そのマニュアルを熟読することで実績が上がったという実体験をスピーチされていました。マニュアルと聞くと、読むのが面倒という先入観をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、業務を始める際に活用することは重要であるということがよくわかるスピーチでした。

3人目のスピーカーはS村さんで、スピーチタイトルは「This is The Makuranage」です。 プロジェクト名は「効果的なボディーランゲージ」です。 S村さんが入会されている他のクラブを中心に参加されている全日本まくら投げ大会(今年で第12回だそうです)について、れっきとしたスポーツであること、また、聴衆のほとんどが知らない大会のルールについて、スピーチされていました。興味を持った方はS村さんに参加方法を聞いて下さい! ベストスピーカー賞は、K谷さんでした。おめでとうございます!

【テーブルトピック】 即興スピーチのコーナーです。テーブルトピックマスターの出すお題に、その場で指名された人が即興でスピーチを行います。 今夜のテーブルトピックマスターは、S藤さん。 今回のお題は、新年度にちなんで「職業病」「圧倒的に苦手なもの」や「日常生活で欠かせないもの」など、マスターが聞いてみたい、というお題が次々と出されていました。 ベストテーブルトピック賞は、Mさんでした。おめでとうございます!

【論評の部】 トーストマスターズには先生が居ません。論評者が、スピーカーに、今日のスピーチを振り返ってもらうために、準備スピーチに対して、良かった点、また、改善したらスピーチがさらに良くなると思う点を発表します。 論評者のD井さん、T内さん、M川さん。 当日聞いたスピーチに対して、話す内容を整理し発表する(時間制限:3分30秒)のは難しいですが、論評者のみなさんは、それぞれのスピーカーの良かった点と、改善したらスピーチがさらに良くなると思う点を、的確に捉えて、準備スピーカー、また聴衆が納得する見事な論評をされていました。 ベスト論評賞は、T内さんでした。

【最後に】 飯田橋トーストマスターズクラブでは、引き続き、海外からの参加者も交え、 安心・安全に気を付けながらハイブリッド例会を開催していく予定です。 はじめての方も、見学参加いつでもお待ちしています!