第297回(12/21)通常例会(ワークショップ)

本日はいつもの東京ボランティアセンターでの今年最後の例会です。

今回はなんと他クラブ所属のS田さんによるワークショップ
S田さんは、今年の春のコンテストで優勝された実力者です!

ワークショップのテーマは2本立!
1本目は「どうやってスピーチを作っていますか?」

S田さんの自己紹介、そしてコンテストで優勝した
スピーチを披露いただけました。
自らの体験から気づいた固定概念を疑問として聴衆に投げかけ、
固定概念にとらわれず自分の気持ちに素直になることの大切さが
心に伝わるメッセージ性のあるスピーチでした。

披露いただいたスピーチをどのようにして作ったかお話いただきました。
一番大切なことは「何のためにスピーチをやっているのか?」だそうです。
スピーチ対してビジョン、ミッション、バリューを
しっかり設定することが重要だと仰られていました。
さらに日ごろから楽しい、つらいといった感情に関わる出来事を
書き留めてスピーチの材料としてストックされているとのこと。
皆さんしっかりメモに取ったり、真剣にお話に耳を傾けたり、
収穫のある充実した時間となりました。

2本目は「戦略的コンテストスピーチの作り方」
コンテストで本当の主役はスピーカではなく聴衆
スピーチを作るとき自分の話したいことではなく、
聴衆がどんな人たちかを理解し、共感を得られる身近な話題と、
世の中の動向にあった話題を取り入れて、自分の話と結びつけることで
より伝わりやすいスピーチになるそうです。

そこで、まずは世の中の動向を知る!というテーマで
みんなで今年1年あった、流行、事件、気になったことを付箋に書き出し、
同じカテゴリごとに分けて、壁に貼り付けていきました。
たった1年なのに意外と忘れてることも多く、様々な内容が揃いました。
その中から、温暖化・家族・ラグビーの3つの話題をピックアップ。
これらの話題から「どんなメッセージが伝えらえるか?」
そんなお題をみんなで考えます。
「チームで協力することの大切さ」
「1人じゃない」
「1+1は2ではない」等々
大いに盛り上がったラグビーを題材とした
メッセージが多い結果となりました。
これらのメッセージと自分のスピーチをリンクすることで
より聴衆に伝わり心に残る良いスピーチができるのだそうです。

自分の言いたいことばかりでは、確かに伝わるスピーチはできませんよね。
今日のワークショップを通じてスピーチ作りに磨きをかけたい、
スピーチ作りのヒントを得た!と思った方も多いのではないのでしょうか。
春のコンテストまであと数か月。
聴衆を巻き込む、素敵なスピーチをみんなで目指していきましょう。

そんな向上心の高いメンバー集まる飯田橋トーストマスターズ。
気になった方は是非とも一度見学にいらしてくださいね。
あなたのご参加をクラブ会員一同、楽しみにお待ちしております。