2013年」カテゴリーアーカイブ

2013年の例会記録です。

第113回 飯田橋トーストマスターズクラブ 通常例会

本日は、いつもの例会と違い、新しいメンバにトーストマスターズクラブを知ってもらうために 「新人オリエンテーション」というイベントがありました。

今回の新人オリエンテーションは、6つのスピーチで構成されていました。 それぞれのパートについて、ご紹介していきます。

①TMCの歴史・組織/飯田橋TMCの歴史 最初のパートでは、豊Dさんが、クイズ形式という形で、TMC(トーストマスターズクラブ)の歴史を語ってくださいました。 歴史ということで、普通に話してしまうと、つまらなくなりそうな内容を、クイズ形式で皆さんに問いかけつつ、ときどきおちゃめな 質問を交えることで笑いを誘い、聴衆との一体感を作っていたのが素晴らしかったです。 きっと、メンバの心の中に、TMCの歴史が刻まれたことでしょう。

②メンバーになったら+メンターの役割 ここでは、H間さんが新人さんのよく思う不安を代弁し、それを解決するためにメンターがいるんだといことを分かりやすく語られていました。 メンティ(アドバイスを受ける側:新人さん)だけでなく、メンター(アドバイスをする側:ベテラン)側の メリットも語ることで、両者がともに成長していく制度であると語られていたのがよかったです。 これを聞いた新人さんは、今後もっとメンターを活用して、さらなる成長をしていくことでしょう。

③CC活用法 このパートは、教育担当副会長のS川さんが担当されました。 S川さんは、CCマニュアル(コミュニケーションマニュアルといわれるもので、初めに入った時に使うスピーチ用のマニュアル) についてお話しされました。その中で、CCマニュアルだけでなく、トーストマスターズ全体のプログラム体系を紹介することで、 トーストマスターズがいかに奥深い教育システムを持っているのか触れられていました。 今はいられた方も、このプログラムを通して、きっと成長していくことでしょう。

④CL活用法 こちらのパートは、Y井さんが担当されました。CLマニュアル(リーダシップマニュアル)の中にある心に響く文章を、スピーチの中で取り入れることで、 CLマニュアルを読んでみたい、使ってみたいと思わせたその試みは素晴らしいなと思いました。 また、「リーダとして生まれるのではなく、リーダになるのだ」というY井さんオリジナルワードが、 このCLマニュアルの意義をより聴衆に伝えるのに役立っていたなと思います。 きっと、新しいメンバもこのマニュアルでリーダシップスキルを磨いていくことでしょう。

⑤役員は何をしているのか このパート、前回まで2期連続で役員をされていたS木さんが担当されました。各役割を分かりやすく説明し、かつ今の役員の方たちへの労いも 忘れずにいれる、その心配り。すばらしいなと思いました。さすが、前回まで役員をされていたからこそ、皆さんにかけることが思いなのでは ないでしょうか。 きっと、これを聞いた方は、役員の人がいかにこのクラブを支えているのか気づかれたことでしょう。

⑥論評の仕方 最後のパートは、会長のT内さんが担当されました。「論評は型さえわかれば誰にでもできるものなんだ」という初心者への勇気づけだけでなく、 論評するときのコツを、スピーチコンテストの審査基準から抽出することで分かりやすく伝えていたのが印象的でした。 きっと、これから論評する方々に参考となるスピーチだったのではないでしょうか。

今回の、新人オリエンテーションは、笑いあり、伝えたい思いありの、素敵なスピーチばかりでした。 きっと、このオリエンテーションを聞いた、若いメンバが、次回のオリエンテーションを自らさらによりよいものにして 行ってくれることでしょう。

本日の準備スピーチは2本です。Rさんの『ラブ・リレー』とT田さんの『No Music No Life』でした。

 

 

 

第114回 飯田橋トーストマスターズクラブ 通常例会

第114回飯田橋トーストマスターズクラブ(TMC)例会の様子を、ご報告いたします。

今年は、LCC(格安航空会社)元年ですね~、とのT内会長からの挨拶で始まった第114回飯田橋TMC例会です。

最初に、いつもお世話になっているO宮さんの入会式がありました。

太陽のようなO宮さん、これからもよろしくお願いいたします。

 

本日の総合司会(TMOE)は、いつも味わい深いスピーチを聞かせてくださるS木さんです。

『節分イブ例会』ということで、素敵な笑顔の人には、豪華豆まきセットがいただけるという、S木さん特製の特別賞が用意されました。

 

◆今夜の言葉は、Lさんの『拈華微笑(ねんげみしょう)』です。

「言葉を使わず心から心を伝えること」「心が平和の状態」を意味する言葉だそうです。日本語には、深くいい言葉がたくさんありますね。

 

◆さて、お待ちかねの、準備スピーチの部です。

①I鼻さん『ペルー旅行』(基本マニュアルCC#2)

緑を基調にしたポンチョをまとったI鼻さん。

ペルーの魅力を(ちょっと影の部分も織り交ぜながら)、存分に語ってくださいました。

 

②H間さん『閉じた心に効果テキメン!~青島流説得方法~』(CC#6)

私もあんな風に説得されてみたい。

「あなたのことが、大切なんです!!」

青島の、長ゼリフの再現が圧巻でした!

 

③T田さん『夢物語』CC#9

少年の頃の夢を追う夢に苦しめられていたT田さん。

見事にカッコイイ大人に成長しました!

一言一言、言葉を噛みしめるようなスピーチに会場が静まりかえりました。

ミスタースポールブールT田さん!23日(土)20:00 NHK、TVに出ますよ~!

 

④K藤さん(ゲスト)『生まれ変われたら』CC#9

生まれ変わっても、今のままでいい!

だって、それが、僕のかけがえのない個性なんだから!

ご自分の体験の中に笑いを散りばめつつ、ドカンとしたメッセージを打ち出す。

まさに、コンテストスピーチのお手本になるようなスピーチでした!

◆テーブルトピックスの部は、T内さん

『ピンチをチャンスに変える51の質問』(本田 健 著)の中の「ライフワークを見つ

ける10の質問」からのお題でした。

発想を豐かにすることで、人生って変えていくことができるんですよね!

①学生時代にはまったことは? (S村さん ゲスト)

②ここに20人います。みんなで何をする?(I田さん)

③10年このままだったら、勘弁してよ~ということは?(O宮さん)

④ピンチをどうやって抜けきった?(Rさん)

 

◆休憩時間中、TMOEのS木さんが、I鼻さんに、ペルーのポンチョを着せてもらっているのが面白かったです。

 

◆論評の部

①Y井さん(I鼻さんへの論評)はっきりしていてわかりやすい論評!わかりやすい、ということ、即ち、受入やすいということですよね。まねしたい。

②S川さん(H間さんへの論評)スピーチのいいところを丁寧に語っておられて、好感が持てました!

③J見さん(T田さんへの論評)熱い論評!しかも、論理的。良かった!

④S井さん(K藤さんへの論評)包容力のある論評!そして、流れるような美しい論評でした!

 

★素敵な笑顔賞(特別賞):O宮さん

★ベストテーブルトピック賞:Lさん

★ベスト論評賞:S井さん

★ベストスピーチ賞:K藤さん

S木さん、笑顔いっぱいの素敵な例会をありがとうございました!

 

飯田橋TMCの例会は、楽しくて、学びの多い例会です。

楽しく学びながら、「人前力」が自然ついてしまう素晴らしいプログラムです。

また、飯田橋TMCでは、例会の様子を動画に撮っているので、後から、自分の話を聞いて、さらに勉強することができます。

人前で話すのが苦手なあなた!一度、私たちの例会を見学にいらしてください!

心からお待ちしております!

(記:総合論評 K塚)