第113回 飯田橋トーストマスターズクラブ 通常例会

本日は、いつもの例会と違い、新しいメンバにトーストマスターズクラブを知ってもらうために 「新人オリエンテーション」というイベントがありました。

今回の新人オリエンテーションは、6つのスピーチで構成されていました。 それぞれのパートについて、ご紹介していきます。

①TMCの歴史・組織/飯田橋TMCの歴史 最初のパートでは、豊Dさんが、クイズ形式という形で、TMC(トーストマスターズクラブ)の歴史を語ってくださいました。 歴史ということで、普通に話してしまうと、つまらなくなりそうな内容を、クイズ形式で皆さんに問いかけつつ、ときどきおちゃめな 質問を交えることで笑いを誘い、聴衆との一体感を作っていたのが素晴らしかったです。 きっと、メンバの心の中に、TMCの歴史が刻まれたことでしょう。

②メンバーになったら+メンターの役割 ここでは、H間さんが新人さんのよく思う不安を代弁し、それを解決するためにメンターがいるんだといことを分かりやすく語られていました。 メンティ(アドバイスを受ける側:新人さん)だけでなく、メンター(アドバイスをする側:ベテラン)側の メリットも語ることで、両者がともに成長していく制度であると語られていたのがよかったです。 これを聞いた新人さんは、今後もっとメンターを活用して、さらなる成長をしていくことでしょう。

③CC活用法 このパートは、教育担当副会長のS川さんが担当されました。 S川さんは、CCマニュアル(コミュニケーションマニュアルといわれるもので、初めに入った時に使うスピーチ用のマニュアル) についてお話しされました。その中で、CCマニュアルだけでなく、トーストマスターズ全体のプログラム体系を紹介することで、 トーストマスターズがいかに奥深い教育システムを持っているのか触れられていました。 今はいられた方も、このプログラムを通して、きっと成長していくことでしょう。

④CL活用法 こちらのパートは、Y井さんが担当されました。CLマニュアル(リーダシップマニュアル)の中にある心に響く文章を、スピーチの中で取り入れることで、 CLマニュアルを読んでみたい、使ってみたいと思わせたその試みは素晴らしいなと思いました。 また、「リーダとして生まれるのではなく、リーダになるのだ」というY井さんオリジナルワードが、 このCLマニュアルの意義をより聴衆に伝えるのに役立っていたなと思います。 きっと、新しいメンバもこのマニュアルでリーダシップスキルを磨いていくことでしょう。

⑤役員は何をしているのか このパート、前回まで2期連続で役員をされていたS木さんが担当されました。各役割を分かりやすく説明し、かつ今の役員の方たちへの労いも 忘れずにいれる、その心配り。すばらしいなと思いました。さすが、前回まで役員をされていたからこそ、皆さんにかけることが思いなのでは ないでしょうか。 きっと、これを聞いた方は、役員の人がいかにこのクラブを支えているのか気づかれたことでしょう。

⑥論評の仕方 最後のパートは、会長のT内さんが担当されました。「論評は型さえわかれば誰にでもできるものなんだ」という初心者への勇気づけだけでなく、 論評するときのコツを、スピーチコンテストの審査基準から抽出することで分かりやすく伝えていたのが印象的でした。 きっと、これから論評する方々に参考となるスピーチだったのではないでしょうか。

今回の、新人オリエンテーションは、笑いあり、伝えたい思いありの、素敵なスピーチばかりでした。 きっと、このオリエンテーションを聞いた、若いメンバが、次回のオリエンテーションを自らさらによりよいものにして 行ってくれることでしょう。

本日の準備スピーチは2本です。Rさんの『ラブ・リレー』とT田さんの『No Music No Life』でした。