本日はいつもの東京ボランティアセンターでの今年最後の例会です。
今回はなんと他クラブ所属のS田さんによるワークショップ。
S田さんは、今年の春のコンテストで優勝された実力者です!
ワークショップのテーマは2本立!
1本目は「どうやってスピーチを作っていますか?」
S田さんの自己紹介、そしてコンテストで優勝した
スピーチを披露いただけました。
自らの体験から気づいた固定概念を疑問として聴衆に投げかけ、
固定概念にとらわれず自分の気持ちに素直になることの大切さが
心に伝わるメッセージ性のあるスピーチでした。
披露いただいたスピーチをどのようにして作ったかお話いただきました。
一番大切なことは「何のためにスピーチをやっているのか?」だそうです。
スピーチ対してビジョン、ミッション、バリューを
しっかり設定することが重要だと仰られていました。
さらに日ごろから楽しい、つらいといった感情に関わる出来事を
書き留めてスピーチの材料としてストックされているとのこと。
皆さんしっかりメモに取ったり、真剣にお話に耳を傾けたり、
収穫のある充実した時間となりました。
2本目は「戦略的コンテストスピーチの作り方」
コンテストで本当の主役はスピーカではなく聴衆!
スピーチを作るとき自分の話したいことではなく、
聴衆がどんな人たちかを理解し、共感を得られる身近な話題と、
世の中の動向にあった話題を取り入れて、自分の話と結びつけることで
より伝わりやすいスピーチになるそうです。
そこで、まずは世の中の動向を知る!というテーマで
みんなで今年1年あった、流行、事件、気になったことを付箋に書き出し、
同じカテゴリごとに分けて、壁に貼り付けていきました。
たった1年なのに意外と忘れてることも多く、様々な内容が揃いました。
その中から、温暖化・家族・ラグビーの3つの話題をピックアップ。
これらの話題から「どんなメッセージが伝えらえるか?」
そんなお題をみんなで考えます。
「チームで協力することの大切さ」
「1人じゃない」
「1+1は2ではない」等々
大いに盛り上がったラグビーを題材とした
メッセージが多い結果となりました。
これらのメッセージと自分のスピーチをリンクすることで
より聴衆に伝わり心に残る良いスピーチができるのだそうです。
自分の言いたいことばかりでは、確かに伝わるスピーチはできませんよね。
今日のワークショップを通じてスピーチ作りに磨きをかけたい、
スピーチ作りのヒントを得た!と思った方も多いのではないのでしょうか。
春のコンテストまであと数か月。
聴衆を巻き込む、素敵なスピーチをみんなで目指していきましょう。
そんな向上心の高いメンバー集まる飯田橋トーストマスターズ。
気になった方は是非とも一度見学にいらしてくださいね。
あなたのご参加をクラブ会員一同、楽しみにお待ちしております。