第339回 (7/3) 通常例会

2021年7月3日(土) 18:30~19:50 久々の現地開催+Zoomでのハイブリッド例会となりました。そして、新会長のS藤さん率いる新しい期の飯田橋トーストマスターズクラブの幕開けです!

今期、S藤会長が掲げたスローガンは、「挑戦!!なにかが変わる!」です。

そんなスローガンにぴったりな、今回の例会は、「英語・カタカナ語禁止例会」。いかにカタカナ英語を頻繁に使っているか、痛感させられる例会となりました。そんな企画にぴったりな、富士見区民館3階の和室での「お座敷例会」でした。

今夜の言葉:「前途洋々」

新しい期の幕開けにぴったりな、今夜の言葉。先行き明るいという意味があります。コロナ禍にも負けずに、たくさんのアイデア・・・いや、創意工夫で盛り上げている、飯田橋クラブ。前途洋々です!

TMOEは、例会の水先案内人。K下さんは、この企画発起人でもあり、力強く進めてくれました!前期役員で会場係を務めあげたK下さん。本当にありがとうございました。

準備演説】

準備演説は2名。時短でしたので、いつもより少ない本数ですが、お二人の熱弁で盛り上がります。

I嵐さん:「空返事」

ご自身の若き頃の旅の道中で経験した空返事による珍事を、表現豊かに紹介。いったことのない場所でしたが、その場の空気感を共有できるような、巧みな表現力で、聴衆を魅了していました。

N末さん:「隙間を埋める裏技」

自分のコミュニケーションスタイルを分析し、仕事での一場面を切り取って、赤裸々に紹介。落語を見ているかのような会話劇。そして、英語・カタカナ語禁止という縛りにも即座に対応。N末さんの人柄が色濃く反映された準備演説でした。

お二人とも、昨年秋に入会されたばかりですが、ご自身の話法様式をしっかりと確立されていて、堂々たる発表でした。

【論評】

準備演説に対して、良かった点や改善点を伝えるのが論評です。この論評で、演説者は、次の発表につなげる学びをえることができます。また、良かった点を伝えてもらうと、やる気ももらえます!

1 I嵐さんへの論評は、T井さん。巧みな表現力について大いに評価されていました。そのうえで、演説の肝となる「構成」の工夫について、建設的な提案がされました。

2 N末さんへの論評は、K塚さん。N末さんの演説にあった臨場感の大切さを、臨場感あふれるK塚さん流の表現方法で伝えていました。

トーストマスターズには、先生がいません。演説の後の論評を受け、演説者は次回の演説に向けて勇気と希望をもらって成長していくのです。

テーブルトピックスは、「即興回答」。その名の通り、その場でお題が出されて、指名された人は即興で自分の考えをまとめて回答します。コロナ禍で続く自粛生活を、世界通信網(インターネット?)での活劇漫画を見ることで謳歌したS木さんが、どんどんとお題を出していきながら、会員の皆さんが、どうやってこの一年間を過ごしてきたかをあぶりだします!Oさん(中国から通信網経由で参加!謝謝!)、H原さん、K田が、それぞれ即興で回答してくれました。

 【今夜の表彰】

最優秀即興回答賞:H原さん, K田さん

最優秀演説賞:N末さん

最優秀論評賞:K塚さん

おめでとうございます!

いやはや、英語・カタカナ語禁止縛りは、難しかった!けれど、言い換えを楽しめて、脳の働きも活性化したような気がします。改めて、企画してくれたK下さん、K塚さん、ありがとうございました!

今回は、中国とマルタからの参加がありました。お二人とも、飯田橋の会員で、今は異国の地にいますが、もともとは、この飯田橋で一緒に活動していた仲間です。Oさん、M村さん、異国の地からも参加してくれて、嬉しかったです!コロナがもたらしたのは、制限されたつまらない生活ばかりではなかったようです。

【おわりに】

飯田橋トーストマスターズクラブでは、一緒に成長していく仲間を随時募集しています。

通常は、英語・カタカナ語も使えます。

スピーチの中にある笑いを数えたり、素敵な表現方法を発見したり、つい発してしまう「えー」の数を記録したりしながら、様々な視点からスピーチの技術を学んでいきます。

まずは、見学を通して、演説の楽しみを感じてみませんか?

ご参加をお待ちしております