第422回 通常例会 ~ワークショップ2本立て!~

トーストマスターズの新年度は7月です。

今回は新年度が始まり、役員も交代した第1回目ということでいつもの例会とは違い、ワークショップを実施しました。

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★1本目は「真実の瞬間」です。

「真実の瞬間」とは、たった15秒のわずかな時間で顧客は会社のサービスの良し悪しや満足度を判断する、そのためには普段から私たちは考えて行動しなければならない、と組織改革を実施するために外資系航空会社のCEOが提唱した考え方です。主にサービス系の仕事でこの考え方は社内研修や教育で活用されています。(実は、私も前職の研修で散々学びました)

■飯田橋トーストマスターズを訪れたゲストの方への対応は十分でしょうか?

■接し方や対応は、ゲストの皆さんにとってまた来たい、と思ってもらえているでしょうか?定着しているでしょうか?

■また、会員の私たちは飯田橋トーストマスターズの例会に満足しているでしょうか?

以上の視点で飯田橋トーストマスターズを私たち自身で点検し、共有し、これからに活かしていこうという主旨です。

ファシリティはM川さんとS藤さん。役員でもある2人が教育担当のY井さんからご指名があり、今回の進行をしてくださいました。3チームに分かれ「例会のスピーチについて」と「ゲスト対応について」良いところ・課題・良くするためにはの3点の意見を出し合いました。活発ながらも、真剣に皆で意見を出し合いました。

各チームの話し合いで出た意見は以下のようなものでした。

■私たちはとても和気あいあいとした居心地の良さがある一方で、内輪ネタが多くなってしまい、ゲストの方は疎外感を感じるのでは…?

■初めてゲストに来た方へ、もう少しヘルパー(役割担当)の説明が丁寧にあってもいいのではないか…?

■もう少し、ゲストの方にメンバーが全体として声かけをして分からないことを聞きやすい雰囲気や歓迎の雰囲気を醸し出してもいいのではないか…?(ゲストの方のタイプにもよりますが)

■例会ではバックラウンドが様々なメンバーがいるので、スピーチが多彩で役に立つ一方で、スピーカーが特定の人になりがちのため、スピーチの本数が少ないのでは…?

■コメントシートをしっかり記入したり、スピーチ数を増やし例会の質をあげると、結果として満足度が高く会員が定着するのではないか…?

といったものでした。

より良い例会・クラブにするために、この1年に自分が取り組みたいことを1人ずつ発表しました。   「スピーチをする回数を増やしたい」「メンターや役割をしっかりしたい」などの有言実行の所信表明を発表しました。

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★2本目は、前回のアンケートで、皆が「好き」「うまくなりたい」と答えたテーブルトピックス(お題に対して1分間の即興スピーチ)のワークショップ。

C道さんがファシリテーターです。

テーブルトピックスがとても上手で淀みなくスピーチできる、S村さん、Y井さん、Mさんが前に立ち、あえて自分が良く知らないお題について、即興でスピーチを行い対応方法やスピーチの組み立て方について共有しました。例えば、Mさんは説明する時に3点の例を示し説得力を強化するそうです。

ワークショップの後は、見かけは料亭・中は居酒屋で有名な??神楽坂のお店で懇親会を参加希望者で実施しました。

例会中も稲妻が窓から見え、懇親会も大雨になりましたが、私たちは楽しく充実した時間を過ごしました。

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真実の瞬間でも話し合い、共有したように、私たちはゲストの皆様にお越しいただき、興味を持っていただきたく(できれば新しい仲間として入会してほしいです)、どんな方でも歓迎いたします。私たちがスピーチに取り組む姿勢を実際にご覧いただいたうえで、ゲストの方も新しい一歩を踏み出せると、とてもうれしいです。

ぜひ、新年度になり、より一層やる気に満ちた温かい雰囲気の飯田橋トーストマスターズに見学にいらしてください!お待ちしています!。