新型コロナウイルスの影響にも負けず東京ボランティアセンターの例会会場には、
多くの出席者があり、活気ある例会となりました!
細やかな心配りが感じられる準備をされた、TMOEのH田さん。
とても落ち着きのある例会運びでした。
Y武さんが選んだ今夜の言葉は「忖度(そんたく)」。
言葉の由来、歴史も織り交ぜながら「他人の心情を推し量る、配慮する」という、
本来の意味を紹介してくださいました。
「えーとカウンター」、「文法」のダブルロールを請け負ってくださったHさん。
分かりやすく説明してくれて、すてきな表現を拾い上げてくれました。
「計時」はT地さん。時間を知らせるカードの色が変わると慌てがちになるという、
スピーカーが陥りやすい点も忖度して、リマインドしてくれました。
「集計」「笑いカウンター」は、独自の笑いセンスが光るK田さんがダブルロール。
しっかりと笑いをさらっていきました!
「記録」は、ベテランのI藤さん。なんと、驚くことに在籍4年7か月にして、
初めての記録係担当だったそうですが、さすがのベテランぶり、
説明の時に早速「今夜の言葉」を織り込んでいました。
お楽しみの「準備スピーチ」は、
最近入会したメンバーによるフレッシュな顔ぶれスピーチ。
1)Lさんによるアイスブレーカー、「1992」。
初めてのスピーチとは思えないほどの落ち着きぶりと、熱のこもった自己紹介。
「私に会えた皆さんは、幸せ者です!」の名セリフ。
Lさんの素敵なスピーチを聞けたのは、幸せです!
2)N村さんによる「哲学カフェ」。夢を追うこと、働き方を考える、
深いテーマで、N村さんの考えをじっくりと聴かせてくれました。
3)S藤さんによる「バーチャル」。ご自身の仕事から、
普段から「危機管理」を強く意識されています。
皆さんも、普段から危機に対する感覚、研ぎ澄ましていますか?
S藤さんは、VRでの体験仲間、募集中だそうですよ。
そして、コンテストスピーチが3本。
いずれも、コンテストに向けて、
インハウスコンテストを勝ち抜いた手練れスピーカーの登場です。
1)他クラブからゲスト参加のK藤さん、「星に願いを」。
家族の愛あるエピソードを交えた心温まるドラマチックなスピーチでした。
2)S藤会長の「心理的安全性とパフォーマンスに関する実証」。
インハウスコンテストから、さらに推敲を重ね、ユーモアたっぷりながら、
強いメッセージ性が際立つスピーチでした。
3)I藤さんの「全盛期」。
こちらも、インハウスコンテストからますますパワーアップ!
過去にとらわれず、自分を信じて道を切り開く・・・
そんなメッセージをスピーチの推敲でも体現されていました。
今回は、スピーチ6本ともりだくさんだったので、
テーブルトピックスはお休みでした。残念!
論評は、準備スピーチ3本と、ゲストK藤さんへの論評4本。
論評者それぞれの個性たっぷりな視点で、
スピーカーへの温かいフィードバックが贈られました。
ノンスピーカーにも、大変参考になるものばかりです。
M村さんは、スピーカーの練習成果やメンターとの関わりといった
スピーチの裏側もよく見ていて、スピーカーの準備スピーチにかける想いも
忖度した論評でした。
S木さんは、お得意のユーモアをふんだんに含めて、
これでもかというくらいに良い点を乱れ打ち!
緊張していたスピーカーの心を解きほぐし、自信につながる論評でした。
D井さんは、説得力をテーマにして、理路整然と論評を展開。
次のスピーチにつなげやすい具体的なアドバイスが
たくさん紹介された論評でした。
K松さんは、自分が受けたメッセージをリピートすることで、
スピーカーに「メッセージが伝わったよ」ということを伝える、
スピーカーにとって嬉しい論評。
実演付きで、参考にしやすいアドバイスも紹介されました。
トーストマスターズクラブには
「先生」がいませんので、論評でスピーチを磨きあいます。
次のスピーチにつながるモチベーションも高まります。
スピーチ、論評ともに、投票が行われ、
その回のベストスピーカー、論評者が決まります。
ベストスピーカー:Lさん
ベスト論評:S木さん
おめでとうございます!