飯田橋トーストマスターズクラブ第232回例会(6/17)

こんばんは、S木です。

早いもので、2016年度最後の例会。今期最初の例会のTMOEは会長のM苫さん。例会スケジュールは役員交代式もある中、5本の準備スピーチも予定されており、時間的にかなりタイトでしたが、M苫さんの司会のもと例会は順調に進行していきました。 

今夜の言葉は、S藤さん「有終の美」。今期最後の例会に相応しい言葉です。 

本日の準備スピーチは次の5本。

1、M實さんCC1「私がここにいる理由」

スピーチの冒頭で、入会の動機について人生の目的から述べ、その後にエピソードを交えて深掘りしていき、最後に今後の目標を述べて締めるという内容で、高い話力に支えられた力強いスピーチでした。飯田橋トーストマスターズにとって期待の新人の登場です。 

2、W田さんCC8「長時間労働を乗り越える」

長時間労働という注目を集めているテーマに対し、独自の切り口で、見事に論じ切っていました。どのように長時間労働の状況を乗り越えていったのかについて、トーストマスターズでの経験も踏まえながら話をされており、興味深く聞かせて頂きました。

3、A野さんCC10「テキサスは今日も晴れ」

「人生最悪の3月」というオープニングから興味を惹かれました。その後の祖父との心の交流の描写を通じ、ゆっくりでもよいから物事を続けることの大切さについて、力強いメッセージを感じられる、かつ、感動的なスピーチでした。表情や間の取り方も見事でした。 

4、C道さんCC10「リーダーシップが役に立つのは、いつ」

リーダーシップはトップだけのためにある訳ではなく、誰にとっても役に立つものであることについて、ご自身の経験に基づいて話をされており、聞いていて背中を押されるスピーチでした。聴衆と共にキーメッセージを合唱するエンディングは、素晴らしかったです。

5、E多さんCC10「遅くとも進め」

仕事でのエピソードを中心に据え、逆境を乗り越えて目標を達成するストーリー展開で、聴衆の心に本気で物事に取り組むことの大切さがヒシヒシと伝わってくる力強いスピーチでした。分かりやすい展開と、明快な語り口も相俟って、今期の有終の美を飾るスピーチでした。

そして、論評の部です。

論評の部では、準備スピーチに対して、良かった点や改善点について、スピーチの形でフィードバックが行われます。

本日は、5本のスピーチに対して、5本の論評が行われました。

論評経験が豊富な会員による真剣かつ愛情のこもった論評が行われ、スピーチの構成からより効果的なデリバリーの方法に至るまで、実際にそのスピーチを行った本人だけでなく、その他の会員にとってもためになる素晴らしい指摘が幾つもありました。愛情がこもり過ぎて、時間オーバーになる論評も。

最後は本日の受賞者の発表です。

最優秀論評賞        S村さん

ベストスピーカー      A野さん 

みなさん、おめでとうございます。

本日の例会において、各会員が人に言われなくても自らの役割を考えて行動した結果、タイトなスケジュールを見事にこなしており、まさに今期役員の皆さんの想いが会員に浸透したことが現れた場だったと思います。

役員の皆さん、1年間本当にありがとう、そして、本当にお疲れ様でした。

飯田橋トーストマスターズクラブは、アットホームな雰囲気の中、皆で楽しくスピーチに取り組んでいます。興味を持たれた方はぜひ遊びに来て下さい!