第344 回 (9/4) 通常例会

飯田橋トーストマスターズクラブ344回例会 例会記録

本日の受賞者

今夜のトーストマスター(司会)は初めてこの役割を担当するKさん。はじめてにも関わらず、予定していたメンバーの都合が悪くなり急遽の当番というこうとで、準備もままならない中、例会前はとても不安そうな感じでした。ところが!始まってみれば随所に工夫が見られた進行で、時間配分にもしっかりと配慮されたスムースな例会さばき
がたいへん素晴らしかったです。そんなチャレンジ精神あふれるKさんの個性がキラリと光る例会になりました。

準備スピーチ

準備スピーチは先日入会したばかりのIさんはじめ3名。

まずはじめにIさんの生い立ちから現在までを振り返った「私はなぜトーストマスターズに入会したのか」。学生時代のびっくりするようなエピソードから社長になってからの苦労など、ひとつひとつの内容のスケールが大きくて、はじめてのスピーチにも関わらず、聴衆を釘付けにしていました。

続いて2番目のスピーカーはTさんの「愛のジャブ」。近しい人からの一言をきっかけに「人に関心を持つ」ことにチャレンジしていくストーリーはとてもドラマティック。さらにボディランゲージや声のトーンを駆使した表現力が大変効果的に臨場感を与えていました。

3番目のNさんは「夏の引力」。毎日暑くて大変だけど、夏には言葉では表せない、なんとも言えない魅力があります。そんな夏の魅力をどう楽しむか、どう味わうか。そんなNさんの思いや個人的な体験が詰まったとても美しいスピーチでした。

テーブルトピック

続いては、その場でお題を与えられて、誰が指名されるかわからない中、即興的に短いスピーチをしていくテーブルトピックスのコーナー。

TTマスターのYさんは「登場人物になりきる」「時間制限いっぱいまでしゃべる」「コロナの話はしない」という制約かつ、上達に必須の特別ルールを設けるなど、すばらしい仕切りでコーナーを盛り上げます。

最初に指名されたのはOさん。事前にTTマスターから送られていたメールをしっかりと理解し、日頃の経験にあわせて、話をうまく構成していました。2番目に指名されたのはHさん。話し始めこそ何を話そうかという迷いが感じられた瞬間もありながら、いざ話の筋が見えるとそこからはまるで準備されていたかのような流れのショートスピーチが聞けて素晴らしかったです。そして最後の3番目のCさん。学生時代に戻ってどうやって女性にアプローチするかという妄想(?)を楽しく聞かせてくれました;

論評

後半戦の論評は準備スピーチに対して行われるフィードバックタイムです。

Iさんに対するKさんの論評はスピーチの魅力を共感できる言葉で表現しつつもさらによくなるポイントを提供。こんな素晴らしいフィードバックをしてもらえたIさんはきっと感動してることでしょう。続いてのSさんの論評はガラッと変わって、思いが詰まった熱い論評スタイル。Tさんのストーリーの肝であるTさんの変化について触れられていたのはとても共感できました。そして3番目に登場したYさんは随所にユーモアあふれる聞いていてとても楽しく、でも最後はびしっとスピーカーに課題を与える、技アリの論評でした。

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トーストマスターズクラブの毎回の例会は、参加者全員で作り上げる作品のようなものです。バリエーション豊かで聞いていて楽しくためになるスピーチ。緊張感があり、話をコンパクトにまとめるのに役立つテーブルトピック。聞く力を養い、客観的で、適切にアドバイスをすることができるようになる論評。時間通り、プログラム通りの基本に忠実な進行。

飯田橋クラブはこうしたクオリティの高い例会を毎回開催するべく、役員、メンバーのみんなで力を出し合って運営しています。もしご興味を持たれた方はぜひゲスト参加お待ちしております!