8/16日の土曜日、飯田橋のボランティアセンターで行われました。
本日の総合司会(TOME)は、エリアガバナーとしても奮闘中のD井さん。総合論評は、S本さんです。D井さんもS本さんも、飯田橋では初の役割。期待と不安の入り交じった中、例会がスタートしました。
ソフトな語り口の会長の挨拶の後、T中さんの入会式が行われました。T中さんは、年齢的に遅いのでは、と気にされていましたが、トーストマスターズに適齢期はありません、入会した時が適齢期です。T中さん、これから一緒に頑張りましょう!
続いては各役割の紹介です。5人中、3人が初役割の方でしたが、皆さんとても判りやすい、丁寧な説明をされていました。
それでは本日の準備スピーチです。
1番目のスピーチは、U野さんの「地獄のバス通勤」。プログラムはCC#2「スピーチの構成」です。
U野さんは仕事の都合で、高速バスで通勤をしなければならなくなったのですが、元々車酔いの体質に加え、運転手さんの運転マナーが悪く、それが余計U野さんを地獄のようにさせていました。
そんなある日、バス会社からアンケートがあり、U野さんは思いきって、運転のマナーや車両について
書いたのだそうです。するとしばらくして、嘘のように改善されました。
プライベートでも仕事でも、相手に苦情を言うのは躊躇うものです。でも時には思い切って伝える事も大切だと、感じさせました。
2番目のスピーチは、Oさんの「Money, Money, Money」。プログラムはCC#2「スピーチの構成」
冒頭でいきなり、「一生安心して暮らしていくためには、どのくらいお金が必要だかご存じですか?」というショッキングな切り口。聞き手は一気に話しに引き込まれました。
そして少しでもお金を増やす方法を、簡単に紹介してくれました。私達はお金について、なかなか直視出来
ない面もあると思います。だからもし「効率的なお金の運用についてお話しします」と話し始めたら、聞き手は「難しそう」と感じていたかも知れません。そういった意味で、「スピーチの構成」にぴったりの展開でした。
3番目のスピーチは、A野さんの「西郷隆盛はなぜ日本中で愛される人だったか」。プログラムはCC#5「ボディランゲージ」。もうCC#5ですね。
A野さんは、西郷隆盛の色々な言い伝えについて、ご自分で一生懸命に調べたのだそうです。そして、そこで生じた疑問を解き明かすために、なんとわざわざ鹿児島まで行って、確認をされたという事でした。
A野さんのスピーチは、いつも情報量が多く、その熱心なリサーチに感心させられます。
そんなA野さんの、今回のプロジェクトは「ボディランゲージ」。ボディランゲージって何?ジェスチャーの事?
と初めは良く分りません。でもボディランゲージは、ジェスチャーの事だけではありません。ボディ=体・ランゲージ=言語であるように、体全体を使って話しをする事です。A野さんも、今回のスピーチに幾つかのボディランゲージを積極的に取り入れていました。
4番目のスピーチは、H間さんの「セルフコンディショニング」。プログラムはAC#1「情報を提供するスピーチ」です。
「肩こりの方はいますか?腰痛持ちの方はいますか?冷え性の方はいますか」と言う問いかけから始まりました。この後どんな展開になるのだろうかと、思わず耳をそばだててしまいました。
そんなH間さんがお勧めするのは、「ヨガ」。ヨガは心を穏やかに保つために、健康になるための手段なのだそうです。質問やメモを交えながら、プログラムによくあったスピーチでした。
次は皆さんお待たせの、テーブルトピックスの部です。本日のテーブルトピックマスターはK島さん。
「最近した新しい体験」、「自分だけ知らなくて話についていけなかったこと」、「大惨事になりそうだったこと」という3つのお題です。答えた3名とも、途中まとまらなくなりそうになっても、話しながら考えて、最後にキチンとまとめていたのは立派でした。
続いては、4人のスピーカーに対する、論評の部です。
総合論評のS本さんの笑いのある紹介の元、皆さん、リラックスされた論評をされていました。
U野さんへの論評は、急遽論評を務めた、K上さん。U野さんが2回目のスピーチにも関わらず、メモを見ないで堂々と話しをしていた事を、キチッと伝えていました。
Oさんへの論評は、永遠の青春T内さん。Oさんの冒頭の大胆な導入の巧さを、明快に伝えていました。キチンとプロジェクトに沿った論評でした。
A野さんへの論評は、モナリザの微笑みO宮さん。またボディーランゲージをより良くするために、会場を広く使う事も大事だと、実際にご自分で演じて、改善点を具体的に話していました。
H間さんへの論評は、ご意見番のY井さん。 導入の巧さ、聴衆への問いかけの良さ、具体的な提案の良さをコンパクトに伝えていました。改善点として、ご自身の体験談を入れると、さらに伝わると提案していました。
本日のTMOEのD井さんの、一寸して気配りを感じました。事前に「今日役割の無い方」をTTマスターのK島さんに伝えていたのです。テーブルトピックを当てるのに、話す機会が無い方にお願いしたいので、とても有効です。
また総合論評のS本さんは、初の総合論評に対し、想像しながら原稿を作ったそうです。
トーストマスターズでは、予想外のハプニングに対応することも学びます。しかし、もっと大切な事は、何も無かったように進めるため、やはり準備がとても大切だという事です。
最後に今日の受賞者の発表です。
ベストテーブルトピックス賞は I田さん、最優秀論評賞は I井さん、ベストスピーカー賞は U野さんでした。
おめでとう御座います。
本日のスピーカーの皆さん
本日のベストスピーカーの皆さん
飯田橋トーストマスターズはみんなで切磋琢磨しながら(かつ、楽しみながら)自分を表現する方法を勉強していく場所です。興味を持たれた皆さん、参加をお待ちしています!