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第352回 新規チャレンジ企画『なりきりTED例会』

飯田橋トーストマスターズクラブの新規チャレンジ企画『なりきりTED例会』

なりきりTED例会とは、本家TEDを真似てスポットライトが当たる下でかっこよくプレゼンをしたい! 普段のスピーチ時間では物足りない! Pathwaysのテーマ設定に縛られない自由なテーマでスピーチしてみてはどうか! という主催者の思いを幹部へ提案したところ企画が実現しました。ルールは簡単で、スピーチ時間は普段の倍の13分~16分で、テーマは自由、スタイルも自由でやりたいようにスピーチができるということです。条件は唯一、「メッセージやアイデアを聴衆と共有する」ということです。

会場の配置もいつもの配置とは変えて、楕円形にしてプレゼンターと聴衆の距離を近くしてスポットライトが当たるような会場の雰囲気を作りました。

あとは本家TEDになりきって、プレゼンするだけ!! 今回はなんと6名のなりきりプレゼンターが応募してくれました! それでは、6名の魂のプレゼンを振り返りましょう!

<1人目の主催者

私主催者自らが一番手としてプレゼンしました。今年といえば、オリンピックイヤーであり、ボランティアとして参加した自らの体験を踏まえて聴衆の皆さんにオリンピックをもっと深く知ってもらう為にプレゼンを行いました。何事もチャレンジです!

<2人目のK塚さん

2番手のK塚さん、長崎の隠れキリスタンについてプレゼンをしました。歴史的な経緯を解説しながら、当時の様子を実演しながら分かりやすく隠れキリスタンを伝えていました。西洋人もびっくり日本にキリスト教徒がいたの!というぐらい歴史は奥深いです。

<3人目のマエシさん>

「年末だし棚卸しでも」という興味を引くタイトルで、冒頭からマエシワールドへ誘います。そして、軽快なテンポと独特な視点から様々なテーマについてプレゼンを行いました。笑いあり、共感ありの映画を見ているかのようなプレゼンでした。

<4人目の勝Tさん

マッチングアプリを駆使している勝Tさん、独自の経験と分析を余すことなく皆さんへ共有してくれました。心理学も応用した独自のテクニックでマッチングアプリにおける対応法をシェアしてくれました。なお、聞く所によると残念ながらまだマッチングアプリで成就したという事はないという事で、その分析が待たれます。

<5人目のT地さん

ビル群に囲まれているコンクリートジャングルの東京、勤務先は以前の勤務先よりも日が届かない暗い場所であるとのことです。しかし、そんな中ふと空を見上げると青空は青く澄んでいて綺麗でした。その時に撮った写真を共有してくれました。スマホばかり眺めていると身体の負荷がかかるし、今一度空を見上げて上を向いていこうという納得のプレゼンでした。見事このプレゼンが今回のベストなりきりTED賞となりました。

<6人目のDさん

古代邪馬台国は一体どこに存在していたのか。様々な説が存在しており、現時点でもまだはっきりと分かっていません。九州に存在していたのではないかという証拠もあり、その証拠を紹介してくれました。果たしてどこに邪馬台国があるのか、今後シリーズ化されて紐解いていくことになりました!

以上6名によるプレゼンで、テーマも多種多様で会場は大いに盛り上がりました。以外に歴史好きな人が飯田橋に多いことも発見され、今後の歴史ファンによる活動も見逃せませんね。

今回はチャレンジ企画でもあり、前例がなく手探りで作り上げていきました。企画に協力してくれた関係者の皆さん、そして最後の片付けまで協力し会場の皆さんありがとうございました。今回の企画を実際に行ってみて、機材関係を含めて改善すべき点も見えました。また機会があれば、なりきりTED例会をパワーアップして帰ってきたいと思います。

第351回 通常 & ユーモアスピーチコンテスト選抜会

【会長の挨拶】
例会は会長Sさんの挨拶から始まりました。
外は寒かったのですが、会長の挨拶を聞くと、なんか暖かくなるというか、元気づけられて“楽しみたいっ”という気持ちになりますね!

【司会者・ヘルパーの説明】
司会者は、例会プログラムを作成し、例会全体をコントロールします。
ヘルパーは、例会コントロールのサポートや、スピーカーを客観的に観察する役割です。

今晩の司会者はMさんです。
いつもとは違う変則的な例会プログラムを作成して頂きましたが、しっかり計算して作り込んでいらっしゃったので、時間管理はバッチリでした。
今回の例会は、通常例会と一緒に、ユーモアスピーチコンテストが行われました。
通常のスピーチ2名、ユーモアスピーチのコンテスタントは5名の、計7名のスピーカーです。
各ヘルパーの説明の文言には、一応マニュアル的なものはあるのですが、皆さんそれには頼らず、「自分の言葉」を入れて説明されていて、独創性がありました。

【通常スピーチ】
今日の通常のスピーチは2名です。
会員が事前に準備して行うスピーチセッションです。
会員になると「パスウェイズ」というスピーチマニュアルを購入することができ、各段階のプロジェクト目標に合わせたスピーチを行っていきます。

1人目のスピーカーは、Kさんです。
コンビニでの出来事での経験で「ありがとう」という感謝の言葉を出来るだけ言うようにしたら、良い物事が多くなった、というスピーチでした。

2人目のスピーカーは、Sさんです。
大学でのインターンシップのスピーチでした。
インターンシップでは、殆どやる気の起きない状況でしたが、本当の“自分の目的”を見据えて、自分を分析し、目標に向かって進むご自身をスピーチされていました。

【ユーモアスピーチコンテスト】
3人目からは、ユーモアスピーチコンテストです。
流れは大きく変えず、通常例会の流れで行われました。

3人目のスピーカーTさんです。
海外でのご経験を話されておりました。
日本の常識では考えられない事でも、相手の価値観や文化を理解し、相手を慮ることで、それを笑いにとらえて、Tさんなりに受容し、楽しく生きていくスピーチでした。

4人目のスピーカーHさんです。
看板の字は大きく書きましょう!というメッセージで、近づかないと見えない文字は、危険だし、何とかしないといけない!
ご自身の体験談を交えて、とても楽しいスピーチでした。

5人目のスピーカーは、Tiさん
出だしから歌で始まりましたが、なんだろう?と惹きつけました。
居酒屋での出来事で、他のお客さんとの会話で、やけに大きい話をする方から「疑心暗鬼」なっておりましたが、なんと!その方はケツメイシのメンバーだったとか。ビックリしましたね~。

6人目のスピーカーは、Yさん
今回のユーモアスピーチをすることになったのにも関わらず、前日になっても中々スピーチを作成することが出来ず、どうしたら良いものか・・・。
それでは、この1週間の出来事をそのままスピーチすると決めたスピーチでしたが、日常の出来事を、とても楽しく表現されておりました。

7人目のスピーカーは、Mさん
ご自身が呼ばれたいニックネームについてのスピーチでした。
揺れ動く“気持ち”の表現が、面白さを醸し出しておりました。

【個人論評】
このセッションで論評者は「聴き方や観察力、洞察力」を学んでいくことで、スピーカーとの「信頼関係の構築、自己肯定感を上げる」ことなどが出来るようになっていきます。
論評者は、準備スピーカーに対して建設的なフィードバックをしていきながら、お互いに自信や自己肯定感を育んでいきます。

総合論評者の私Tからは、事前に論評の「型」を意識して頂くようにお願いしておりました。
論評者の方は、スピーカーの良い所、プロジェクトに対して効果的だったところ、どうすればよりよくなるか?を、分かりやすくフィードバックされておりました。

【ベスト賞】
ベスト論評者:Yaさん
ベストスピーカー:Kさん
ユーモアスピーチコンテスト1位:Mさん

ユーモアスピーチコンテスト1位のMさんは、次のエリアコンテスト(オンライン)に進みます!
皆さんで応援していきましょう!