改めまして新年明けましておめでとうございます。
今回は飯田橋TMC毎年恒例の新年企画、お泊り付きの合宿例会。
通常例会とは異なり、普段とは違う環境下で24時間メンバーと過ごし懇親を深める飯田橋には欠かせない楽しい企画。
今年はT田さんをリーダーにC道さん、S波さん、Sヨンさん、E多さん運営チームによる企画。
毎年開催場所が変わるため、訪れる瞬間までドキドキ。今年の開催地は、、、、「大森駅最寄の民泊宿」です!3階建ての豪邸に20名以上がリビングルームにて集い、いざ例会スタートです。
スピーチ冒頭はその12時間前に行われたトランプ大統領の就任演説にかけてM苫会長の挨拶。
「われわれは1年毎にここに集い、秩序正しく平和的に合宿例会を開催する。(以下省略)」
■合宿第1部:教育セッション
普段とは違うこの環境下でTMOE(総合司会)をつとめるのは、ここ1~2年で成長著しいE多さんです。会員が多い飯田橋TMC。今日はスピーチマラソンという事でスピーチ5本(通常は3~4本)。E多さん、大森の場所にちなんで、「大盛り上げしていこー!」という事で、自らが思いっきり滑ることで場に笑いをもたらし、いざ例会スタートです。
【今日の言葉紹介】
ある言葉を紹介し、その言葉を例会中、意図的に使ってもらうことで語彙を増やしてもらうプログラムです。担当はY口さん
選んだ言葉は「眼目(がんもく)」 ある物事のもっとも重要な点! 「会議の眼目」など
【ヘルパーさんの説明】
トーストマスターでは会員のスピーチ力を向上させるために、6種類のヘルパーさんたちが例会をサポート下さいます。
・えーとカウンター → S村さん
・文法係 → T田さん
・計時係 → K清水さん
・集計係 → Sヨンさん
・笑いカウンター → S波さん
・記録係 → O合さん
さあ、お待ちかねのスピーチセッションです。
1.スピーカー N屋さん タイトルは「孫氏の兵法入門編」
孫氏の兵法を現代の自分の生き方、恋愛術、仕事の考え方に落とし込む考えが斬新でした。
2.スピーカー K田さん タイトルは「ナルシスト学」
自身の出来ないコンプレックスである部分を認めつつ、それでも自身をかっこいいと思い込むで本当にかっこよくなれる!というポジティブシンキング、勉強になりました。
3.スピーカー K林さん タイトルは「前向きに後ろを振り返る」
ご自身が独立して会社を設立した際における葛藤・苦労。それがあっても独立を後悔したことがない。ポイントは「やらなくて後悔するならやって後悔した方がいいではない、やって後悔することなんてない!」という力強いメッセージでした。
4.スピーカー M浦さん タイトルは「飯田橋TMC分析報告」
エリアディレクターの立場から見た俯瞰的の飯田橋TMCの現状報告。とりあえず飯田橋は超優秀クラブ。会員数は日本全国180クラブ中、第4位らしい。素晴らしい!! 大きい組織が故に抱える課題点も的確。みんなで更なる良いクラブにしていきましょう!
5.スピーカー Y井さん タイトルは 「セーリーセートンの秘訣」
普段から整理整頓が苦手なY井さん。そんなY井さんが出した結論は洋服だったら洋服保管のスペースを決めて、それを超えたら捨てる。要は新しいものを買ったら古いものを捨てるというルール!とてもタメになりました。
トーストマスターはただのスピーチクラブではありません。スピーチクラブであれば各々が勝手にスピーチしそれで満足して終了。トーストマスターが日本全国で180もあり、在り続けられる理由はこの論評セッションがあるからです。人の価値は結局自分でなく、他人が決めるもの。自分では分からない客観的に見て、何が価値として捉えられ(良かった点の確認)、その価値を更に磨くにはどうしたらよいか(改善点)を各スピーカーに対し、それぞれの論評者がつく構成となっています。
しかしながら、今回振り返りが多いので論評部は割愛します。
是非例会に来て、更なる価値が生み出される瞬間(moment of truth)自分で探しにきましょう!
■合宿第2部 ワークショップ&TT編
第1弾のワークショップはH間さん、自称or他称「飯田橋スピーチクイーン」であり、今期はエリアディレクターがスピーカーK林さんのスピーチをブラシュアップ。
スピーチの素材は全く変えていません。ただより踏み込んだ具体例やメッセージ性の伝え方、言葉の表現、声のトーンなど表現の仕方を変えるだけで、印象がこうも変わるのか!?という事を我々は目の当たりにしました。ご本人が最後に指摘した点を踏まえて同じスピーチを再現。スピーチを終えたとき、そこには鳴り止まない拍手が。さすがはスピーチクイーン、おそるべし。
■テーブルトピックの部
さて、その後は最近入会したK清水さんとN来さんによるテーブルトピックセッション。人生で必要なのは即興スピーチ。パッと質問されても堂々と物怖じせず回答できたらかっこいいですよね?テーブルトピックスとはその練習の場となるセッションです。
通常は一人のテーブルトピックマスターがそれぞれの人にお題を出して答えてもらうパターンですが、今回は二人が映画監督とその助手という設定で、みんなにハードル高い設定を与え、それを演技力とスピーチ力をもって回答してもらうという内容でした。
お題として、
「家賃の取立てに大家さんがきたが、払いたくないときの対応」
「家に帰ったら泥棒がいたものの、イケメンだったので仲良くしようとした」
「仲良しの二人が財布を拾う。ただ中身について意見が分かれる」
などなど。難しいお題を都合よく自己解釈し表現する皆さんの演技力の高さに驚きました。
それ以外でも 「いつ」 「どこで」 「なにをした」をメンバーがそれぞれ自由に記入し、それを表現するというセッションもあり、
「江戸時代にディズニーランドでタップダンスを踊った」
「東京五輪開催前に沖縄のカラオケボックスで税金を払った」
「15年前に読売ランドでプロレスをした」
意味不明なこの設問を面白おかしく答える皆さんは本当に素晴らしかったです。
笑い溢れる一部、二部を終え、晩御飯。楽しいメンバーと普段と違うお酒を飲みながら楽しいひととき。
そのまま第3部です。
■第3部:持ち込み企画 第1弾 N江さんによる 紙を使ったWS.
事前に準備された設問を絵で表現し、その絵から何を書こうとしたかを当てるWS.みなさんの芸術的ともいえる絵心。上手い人もいれば芸術家みたいな表現をされる人もいて、普段とは違う皆さんの持ち味を知れるWSでした。
その絵を4つ使い、そこからショートスピーチを作るという非常に難易度が高いセッションでも皆さん想像力を働かせ、それでも筋が通った美しいスピーチを展開されました。みんな本当に凄い!
■第3部:持ち込み企画 第2弾 リアル脱出ゲーム
最近巷で流行の脱出ゲームをS木さん、N屋さん、H間さんが準備してくださり、それを各グループで挑むというWSでした。どこにキーワードやヒントが隠されているか分からない。みんなで必死に智恵を絞りあいゴールに向けて挑みました。
が、あまりの難題の難しさにゴールまでたどり着くグループはありませんでした。
その後はカードを使った人狼ゲーム。気づいたら時計は朝の3時でした。。。。
【2日目】
二日酔い、寝不足、そんなコンディションでも2日目イベント開始9:30にはみんな時間通り参加しました。
最後のセッション:それはM苫会長によるワークショップ
マンダラート法を用いた目標設定WSです。
2017年の抱負を必ず成し遂げるべく、みんなで自分の夢達成に向け取り組むべきことや、どうやったら出来るかなどディスカッション形式にて行われました。来年の合宿を迎えるときには、みんなどれだけ成長しているか今から楽しみですね!
以上をもちまして、楽しい合宿例会終了!
皆さんお疲れまでした。次回2/4はスピーチコンテストです!頑張りましょう。