月別アーカイブ: 2022年9月

第372回通常例会

台風が近づく中にもかかわらず大勢のメンバーが集まって、今日も元気に例会が開催されました。

最初は欠席のH会長に代わってO教育担当副会長がジョークを交えた挨拶で笑いを取り、開会です。TMOE(総合司会)はベテランのT内さん。持ち味の軽妙な進行が光ります。

普段使わないけど例会中になるべく口に出して語彙を増やすという目的の「今夜の言葉」。担当のD井さんが選んだのは高貴なという意味の「やんごとない」。さあて、みんな使えるかな。

えーとカウンター、文法係、計時係、集計係、笑いカウンター、記録係と例会のスムーズな進行を支えるヘルパーの紹介が終わり、いよいよ準備スピーチです。

【準備スピーチ】

1人目は、今日が最初のスピーチ、アイスブレーカーとなるMさんの「あなたは何のために働いているのか」。まったく違う分野に転職して、独立したMさんの「他人のために働く」という仕事に対する姿勢は会場のメンバーの強い共感を得て大きな拍手が贈られました。とても初めてとは思えない堂々としたスピーチで、ベスト賞を受賞されました。

2人目は、「人には見えない部分がある」と題したS村さんのスピーチ。誰もが他人に見せている部分と他人には見えない部分があり、その見えない部分には謙虚さを持って接するという経験に裏打ちされた内容でした。

【テーブルトピックス】

その場で出された質問に即興でスピーチするテーブルトピックスコーナーの今日の担当(マスター)はT岡さん。知っているようで、実は一番知らない自分自身についてもっと知ろうという、自己理解がテーマです。あなたの大切な価値観は?誰に怒りをぶつけたいか?孤独感を感じるときは?など、普段の例会とは全く違った趣の質問が繰り出され、答える方もかなり真面目に答えているのが印象的でした。そして、T岡さんは、それぞれのスピーチの後にスピーカーから明かされた自己理解についての分析を試み、的確にまとめていました。

ベスト賞は、嫉妬や妬みを感じるときは?の問に迫力のある答えを披露したY武さんでした。

【論評】

後半はトーストマスターズの大きな特徴である論評コーナーです。トーストマスターズクラブには先生はいません。メンバーの論評者が、スピーチそして、例会全体へのフィードバックを行います。どこが良くて、どこをどう改善すべきかを考えて、フィードバックを行うことで、スピーチを見る自分自身の目も養うことができます。

今日の担当は、準備スピーカーへの論評がH原さん、K松さん、そして、普段はないテーブルトピックスマスターへの論評がM川さんとK田さん。皆さんが3分30秒という短い制限時間で、良かった点とこうすればもっと良くなるという改善点をまとめてスピーチします。ベスト賞は準備スピーチに対して具体的な改善点を提案したK松さんでした。

最後はTMOEのT内さんのアイデアで、今日の例会で「光った人に花束」を、「もうちょっと頑張ってという人にレンガ」を投げるという言葉によるブーケ&ブリックバッドを全員で順番に行いました。結果は、みんな向上心が旺盛というか、自分に厳しいんですね。自分自身にブリックバッドを投げるという方が多かったです。

今日も盛りだくさんの内容で、あっという間の楽しく、笑いがいっぱいの2時間でした。

ただ、これは実際に見てみないと、その楽しさは分かりません。

ご興味を持ってくださった方は、是非是非、ちょっと遊びに来る気軽さで、見学にきてくださいね。

そして、一緒に楽しんで、笑って、スピーチを通して成長しましょう!

第371回通常例会

2022年9月3日、飯田橋トーストマスターズクラブの第371回通常例会が開催されました。

今回の例会も、会場とzoomを活用したハイブリッド例会として開催されました。

会長のHさん、TMOEのM川さん、ハイブリッド例会のご意見番S村さんを中心に、滞りなく準備され、

例会が18:00の時間通りに開始されました。

まずは、会長のHさんによる開会の挨拶です。

ひょんなことから、英検3級の参考書を手に取るきっかけがあり、目に留まったのが、

リーダーシップとスピーチのことが書いてあり、よく読んでみると、トーストマスターズのことが書いてあったそうです。実は知らないだけで、他の参考書にも出ているそうです。

私は見たことがないので、新しい発見でした。

【TMOE・ヘルパーの紹介】

TMOE(Toast Master Of the Evening)は、例会の総合司会として、例会の準備から始まり、

プログラムを作成し、例会運営を担います。                                                                            

ヘルパーは、例会運営のサポートや、スピーカーを客観的に観察する方々です。

今夜のTMOEは、M川さんです。何というタイミングでしょうか?

TMOEの挨拶で、ご結婚の発表をされました!おめでとうございます!

たまたまでしょうが、イキな役割アサインでした!                                                                                

次は通常プログラムに入る前に、good & newのコーナーです。

参加者全員が、今週あった、嬉しい出来事、新しい発見などを1分間で聴衆に披露しました。

ここからは通常プログラムです。

今夜の言葉は、I藤さんで「化学反応」です。お勤めの業種に関係する言葉と聞いて、

使いづらい言葉かな?と心配しましたが、杞憂に終わりました。

皆さん、今夜の言葉の主旨通り、様々な場面で工夫して活用していました。

私的には、英語の「ケミストリー」を使用されていた方が多かったのが印象的でした。

えーとカウンターのM山さん、計時係のS村さん、集計係のSさん、記録係のY武さん

各ヘルパーの役割を自分の言葉でわかりやすく説明していました。                  

【準備スピーチ】

会員が、選択したプロジェクト名に沿って事前に準備した内容について5~7分程度でスピーチを行います。

今回は、2名によるスピーチです。

1人目のスピーカーは、H原さんです。プロジェクト名は「ボーカルバラエティについて」です。

90日で1億円を手に入れる!というYoutubeチャンネルについて、ワクワク感ハンパない紹介と、そこから気づいた、ご自身とのギャップについて、聴衆にわかりやすくスピーチされていました。

私自身では、間違いなく見つけられないチャンネルを容易に知ることが出来、

改めて、トーストマスターズの良さを発見出来ました。                      

2人目のスピーカーは、今期、教育担当として大活躍されているOさんです。

教育担当をされながら、精力的にスピーチされているのは、本当に頭が下がります。

そんなOさんのスピーチのプロジェクト名は、「アイスブレーカー」です。

夢を持って、同時通訳や証券トレーダーにチャレンジし、その後、PMPに合格され

晴れてPMになったというスピーチを聞いて、聴衆に、チャレンジし続ければ、

夢が叶うということが伝わったのではないかと思います。

ベストスピーカー賞は、H原さんでした。おめでとうございます!                 

【テーブルトピック】

即興スピーチのコーナーです。テーブルトピックマスターの出すお題に、その場で指名された人が即興でスピーチを行います。

今夜のテーブルトピックマスターはT井さん。

今回のお題は数年前に話題となった(らしい)「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」からの出題です。

お題が他人事とは思えない私は、皆さんの回答が非常に参考になりました。

 ベストテーブルトピック賞は、Y武さんでした。おめでとうございます!               

 【論評の部】

トーストマスターズには先生が居ません。論評者が、スピーカーに、今日のスピーチを振り返ってもらうために、準備スピーチに対して、良かった点、また、改善したらスピーチがさらに良くなると思う点を発表します。

来月の論評コンテストの準備も兼ねて、今回は準備スピーチに対して、論評者が2名づつアサインされました。

論評者のT地さん、Mさん、K原さん、D井さん

当日聞いたスピーチに対して、話す内容を整理し発表する(時間制限:3分30秒)のは難しいですが、論評者のみなさんは、それぞれのスピーカーの良かった点と、改善したらスピーチがさらに良くなると思う点を、的確に捉えて、準備スピーカー、また聴衆が納得する見事な論評をされていました。

ベスト論評賞は、当クラブでは初論評のK原さんでした。初論評でベストは凄いですね!         

 【最後に】

まだ、コロナ禍ではありますが、飯田橋トーストマスターズクラブでは、

引き続き、安心・安全に気を付けながらハイブリッド例会を開催していく予定です。

はじめての方も、見学参加いつでもお待ちしています!