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飯田橋トーストマスターズクラブ第207回例会(6/18)

トーストマスターズクラブは6月が年度末です。
そして、飯田橋TMCも今期最後の例会を迎えました。

そんな今期最後の例会のTMOE(司会者)を務めるのはIさん。
スピーチでも演技ばりばりのIさん、本日はスピーチとはうってかわって
しっかりと準備され落ち着いた進行でスタートされました。

今夜の言葉は、Wさんの「ずばり」 ちびまる子ちゃんの丸尾くんがいう断定的なことば、
スピーチや自分の意見を言うには断定していうことが大事だと改めて感じました。

今回の準備スピーチは3本
1本目のスピーチはK子さんの「はかなくない話」
お墓にあまり良いイメージが一般的にはないのですが、Kさんの生まれた長崎ではお墓は憩いの場所とされ、人々が集まって花火をするなど、とても楽しい場所であることを話されました。

2本目のスピーチはA野さんの「お役立ち!気持ちが伝わる 恋の必勝テクニック」
タイトルから、独身のための恋愛必勝法と思いきや、実は転職活動に役立つ話。
転職活動を恋愛とたとえて、実演したスピーチはまるでA野さんの恋愛体験談と思え、大変わかりやすい内容でした。 

3本目のスピーチはベテランS井さんの「ふわっ、とろっ」
ふわとろのオムレツの作り方をスピーチされました。
某NHKの料理番組のテーマソングからはじまり、クッキングパパのような風貌からなるスピーチは大変わかりやすくかつ、ほのぼのとしたと楽しいスピーチでした。

なおベストスピーカー賞はKさんが受賞しました。

そして、この3名にスピーカーに対して、
T田さんがK子さん K道さんがA野さん I田さんがA井さんがそれぞれに対し論評いたしました。

3名とも各スピーカーに対して、今日一番頑張った点、次回へのアドバイスとためになるアドバイスをしました。

なおベスト論評賞はI田さんが受賞しました。

そして、今期最後ということで、年間のベスト賞の発表と役員交代式がありました。
1年で最もベストスピーカーを受賞された方、皆勤賞など、今年一番飯田橋で頑張った方を表彰いたしました。

役員交代式は、今期の役員さんと7月から始まる新な期からの役員さんが交代する
トーストマスターズクラブ1年最後を飾るプログラム。
ここで本当に今期が終わるんだな実感いたしました。

すべてのプログラムが終わり、今期最後の例会が終了いたしました。

来月から新たな期かつ新体制での飯田橋TMCをよろしくお願いいたします。

飯田橋トーストマスターズクラブ第206回例会(6/4)

今期最後の役員会を終えた現役員と、やる気みなぎる来期役員のメンバー
を中心に、しっかり15分前には、完璧に準備を終えたボラセン。

しかし、今日は開始5分前の時点であまり席が埋まっておらず、こじんまりとした
例会になるかな、と思った矢先…、開会までの数分で、多くのゲストの方々で席が埋まりました。そして例会の内容も、そんなドラマチックな幕開けで予感した通り、熱い例会になりました。

本日のTMOEは、教育担当のT林さん。
今期の飯田橋を教育担当として引っ張ってきたT林さん自ら、例会をリードします。
予想の斜め上からやってくるコメントも、例会を盛り上げます。

まず、今夜の言葉はO合さんの「聡明」
甘酸っぱいエピソードとともに、美しい日本語をチョイスしてきました。

そして、最初のスピーカーはアイスブレーカーのM山さんで「後悔して気づいたこと」。
またしても飯田橋に新星が現れました。コンテストスピーチにしてもおかしくないクオリティ。
仕事の中で後悔したことを通じて、自らの生き方を見つめなおす、
思わず自らのことも振り返ってしまう、そんなスピーチでした。

二人目のスピーカーは、M苫さんで「意外と大事なこと」。
噛むという誰にとっても大事なテーマについて、よく事前に調べられた内容です。
その濃いリサーチ結果を、分かりやすい構成伝えるため、頭に入ってきます。
そして…会場いじりがうますぎる。もはや芸人の粋に達しています。

三人目のスピーカーは、I川さんで「ルーナのメッセージ」。
まだCC前半というのに、I川さんのボーカルバラエティ、ボディランゲージは
いつも惹きつけられるダイナミックなものです。今回はCC4ということで、
多彩な表現もちりばめられていました。インドを舞台に、幸せとは何か、という
普遍的なテーマを、深く描いていました。

四人目のスピーカーは、S川さんで「トーストマスターズクラブをやめる前に」
…えっ?S川さんやめるの?ちょっとドキッとさせるタイトル。でもそれはS川さんの
狙い通り。しかし、驚くのはタイトルだけではありません。
センセーショナルな内容にある意味に合わず、内容は、入念に調査された数値を積み上げた、
レポートとしても素晴らしいもので、S川さんの誠実さと問題意識が繁栄された
骨太のスピーチでした。
一瞬終わった後にどよめきがあったくらいです。

次にTT。今日はピンチヒッターで急きょS木会長がマスターに。
柔軟な対応さすがです。
どれも質問は答えを引き出しやすいものだったと思います。

後半論評の部。

最初の論評はH間さん。非常にわかりやすい構成で、M山さんのスピーチの
良さを切り取っていきます。そして、M山さんのクオリティだったからこその、
少しスパイスを効かせた改善点の提示。アイスブレークへの論評の常道を
あえて外すことによってモチベーションを高めようとした、高度な論評でした。

二人目の論評はN江さん。M苫さんへの論評は、聡明なN江さん
らしく、M苫さんのスピーチの構成力や描写の使い方に対して、的確な指摘
をされていました。そして改善案。健康業界をよく知るN江さんならではの、
具体的な指摘が勉強になりました。

三人目の論評はE多さん。出だしから、I川演劇団の講演、という印象的なキャッチ
フレーズで、I川さんのスピーチの良さを表現します。他の指摘も適格です。
I川さんのダイナミックな表現力をほめつつ、CCに準拠した表現の美しさを
引き出していました。同時に改善点も、今回のCC4ならではの改善点だったと思います。

四人目の論評はT内さん。T内さんらしいユーモアを交えつつ、ベテランらしい大人
の論評でした。ACの論評は、時にプロジェクトの理解だけでなく、自身の社会経験
を下敷きにした切り口が、論評を重厚にしますが、今日のT内さんの論評はまさに
そんな論評でした。S川さんのスピーチを「誠実」と評するところに、すべてが集約されています。
さて、本日はここでいつもの論評に加え、TTへの論評。N呂さんが挑戦します。
S木会長の柔軟な対応や、各TTスピーカーの印象的な表現や、改善点を、
指摘されました。TT論評いい!改めて感じました。

そしてお待ちかねの表彰タイム。

本日のベストTTはJ見さん、ベスト論評はH間さん、ベストスピーカーはI川さんでした!

TT論評という新しい試みや、珠玉のスピーチ群に、力ある論評者たちの応酬。
終わってみれば、あっという間の充実した熱い例会でした!
これぞ飯田橋、という学びの多い例会でした。