月別アーカイブ: 2011年8月

第80回 通常例会+模擬論評コンテスト

今回の例会は、9月に開催を控えた論評コンテストに向けた準備例会となりました。

トーストマスターズクラブでは、メンバーの研鑽のために春と秋の年2回、スピーチコンテストが行われます。秋のコンテストは4つのテーマ(論評・テーブルトピックス・トールテール・ユーモア)を年毎に開催。今年のテーマは「論評コンテスト」となります。しっかりと予行演習して、本番に臨もう!という趣旨です。


本日の司会はK塚さん。いつもと違ったプログラム構成でしたが、事前の告知も含めて、あいだに細やかな説明をはさみながらの進行で、はじめての方がほとんどの模擬コンテストの流れもわかりやすく、スムーズに進行していきました。

まず最初のセッションは、通常通りのテーブルトピックス。テーブルトピックマスターはTさんです。
お仕事で、海外に行くことも増えたというTさん。テーマは外国人とのコミュニケーションについて。街中などで誰でも一度や二度はコミュニケーションをとったことがあるはずです。そんな皆さんの体験をトピックに、ひとりひとりユニークな体験を話していただきました。


次のセッションは、T辺さんの論評ワークショップです。
具体的な論評の切り口や時間配分に加えて、論評は自分「I」が思ったこと感じたことを自信を持ってはっきりと述べること。そして、スピーチを行う人によりよいスピーカーになってもらいたい、という気持ち「愛」を持って望む、という
”「I/愛」 message” が重要という締めくくり。コンテストに限らず日々の例会でも押さえておきたい心構えがよく伝わってくる内容でした。

さて、ここからが、模擬コンテスト。テストスピーカーがスピーチを行い、このスピーチに対して4名の論評者が各々論評を行います。

本日のスピーカーはK原さん。飯田橋クラブでは念入りな準備で定評のあるのスピーチ、今回のプロジェクトは、ビジュアルエイド。タイトルは「圧力鍋のすすめ」。

プロジェクタを用いてのプレゼンでしたが、アニメーションやビデオまで使用しての多彩な表現、そしてさらにはプロジェクタに映った料理の実物が登場、聴衆に振舞われ、あの手この手で、聴衆に圧力鍋の魅力を伝えてくれました。

そして、司会K塚さんからのその後の流れの説明のあと、4名の論評者による

通常の例会では複数(3~4名)のスピーカーがスピーチを行い、それぞれに1名づつ、論評者がつきますが、模擬コンテストでは、1つのスピーチを複数の論評者で論評を行い、そのを投票します。

最初の論評者はK島さん。プロジェクト目標であるビジュアルエイドに即したいつもながらの理路整然とした論評が印象的でした。2番目はK田さん。スピーカーの豊かな表現を再現しながら的確にコメントしていました。3番目はS川さん。導入部の聴衆をひきつける工夫など、共感できるポイントが多々ありました。最後4番目はA川さん。スピーカーが取り入れやすい具体的な改善点を述べていました。


投票の結果、本日のメインイベントである論評コンテストのベスト論評賞の栄冠はK島さんに!時間切れの論評者も出てしまいましたが、これもコンテスト本番形式さながらの醍醐味といったところでしょうか。

論評コンテストの準備が周到に行われた当クラブ。あとは実践あるのみ?!1ヶ月後に迫る論評コンテストに向けて、各人のモチベーションも徐々に上がってきたようです♪

トーストマスターズでは、スピーチを勉強するにもこうした色々な手法で、日頃の例会を開催しています。次回は9/3(土)、通常通り例会となります。飛び入り大歓迎ですので、ぜひスピーチやリーダーシップ、コミュニケーション全般をいっしょに学んでみませんか?

第79回 通常例会

8月6日、東京ボランティアセンターにて、飯田橋トーストマスターズクラブの第79回例会が行われました。

今夜のトーストマスター(総合司会)は、S川さんです。
S川さんは入会から8ヵ月、今期は役員としても大活躍されています。
総合司会は今回が初めてでしたが、とても落ち着いているように見えました。
ご本人もトーストマスターズに入会してから、成長を実感しているとのことです。
嬉しい報告ですね。
今回の例会は、アイスブレーカー(初めての準備スピーチ)から上級スピーチ・論評ワークショップまで、非常に充実した内容です。
その中でも「緩急をつける例会」にしたいとのことでした。

今夜の言葉は、T内さんから「響く」と発表されました。
しかも、ただ発表するだけでなく、辞書の印刷を配布するという念の入れようです。
用例が網羅されていて、T内さんの心遣いが感じられました。

テーブルトピックスマスターは、前期から続いて役員をされているS木さん。
まだ8月ですが、一足早い「今年」をテーマにお題が出されました。
みなさん、楽しんで発表されていましたね。

いよいよ準備スピーチの部です。
今回は3名でした。


一人目は、アイスブレーカー(初めての準備スピーチ)D井さんです。
タイトルは「10,000kmの道程(みちのり)」。
旅行へ行ってロードバイクで走るのが趣味で、3年間で8,000kmも走ったそうです。
すごい距離ですね!
アイコンタクトもきちんとできていて、今後の成長がとても楽しみです。

二人目は、K田さん。
タイトルは「囚人と看守」。
心理学の実験を元に、人間の服装の重要さを説いていました。
K田さんはプロジェクト9の準備スピーチだったので、いよいよあと一つでCCマニュアル(スピーチの基本マニュアル)達成ですね!

三人目は、前期会長で今期も役員をされているT辺さん。
上級マニュアル「ユーモアスピーチ」がテーマで、タイトルは「オープンカーの薦め」。
プロジェクターとマテリアルを有効活用しながら、ユーモアたっぷりにオープンカーの魅力を話していました。

準備スピーチの部が終わると、休憩を挟んで、論評の部です。
来月には「論評コンテスト」が開催されるということもあり、論評者はいつにも増して熱が入っていたようです。
それもただ論評するだけでなく、その表現方法にもこだわりが感じられました。

論評が終わると、今回の特別イベント「論評ワークショップ」。
今期ディヴィジョン・ガバナーを担当されているS井さんです。
来月の論評コンテストで勝ち上がるための“論評の神髄”が伝授されました。
これでまた飯田橋クラブの論評レベルが、ワンステージ上がりそうですね。
来月のコンテストが、今から本当に楽しみです。

例会の最後は、皆さんお待ちかねの表彰式です。
受賞者は下記2人、なんとJ見さんはダブル受賞でした。
おめでとうございます!
テーブルトピックス賞→J見さん
ベスト論評賞→J見さん
ベストスピーカー賞→D井さん

今回は、1名のゲストが見学されました。
とても楽しまれていた様子で、私も非常に嬉しかったです。
トーストマスターズクラブには、あなたのコミュニケーション力とリーダーシップ力を、確実に伸ばす教育システムと環境が揃っています。
そして、飯田橋トーストマスターズクラブは、発足から4年目を迎え、初心者からベテランまで会員が非常に充実しています。
そんなノリに乗っている飯田橋トーストマスターズクラブへ、あなたも見学に来てみませんか?
会員一同、歓迎します!